山本せりか

偽りのカゴ
　　　　　詞　＊　山本せりか
ウインドウにうつる姿　伝う雨涙みたい
悲劇のヒロインだなんて
　気取る気もないのに
泣きたくなる　泣きたくなるの　La…


３年の月日過ごした　あの部屋を出た私は
あてもなくただ一人で　とりあえずの宿探し
何も告げずに飛び出してきたけれど　さよならを
二度と戻る事ない二人の部屋に
置き去りになった沢山の思い出たちは　

跡形もないくらいスッキリ整理されてゆくでしょ
その時に３年の月日の重さを感じればいいのよ


バック一つ肩に下げて　出たけれどもっと前から
近い未来思い描く　そこにあの人は居ない
いつも真面目な話も茶化して聞こうとしない
そんなあの人にはついていけなかったの
向き合ってほしいと思うほど離れていった

そばに居ても心が遠くて何も見えないのよ
一人で過ごしているよりも孤独侘しさ偽りのカゴ



今すぐに追いかけて来てほしいと待ってる気持ち隠せない
名前を呼ばれたら駆け出してあの人の腕に戻るでしょう

三年を見守り続けてきた二人の部屋という名のカゴ
勢いで飛び出したわけじゃないけどまだ彼を愛してる　
La…

雪の手紙
　　　　　詞　＊　山本せりか
淡雪と共に運ばれた冬の足音が
霞めた二人の行き先

離れる心止められずに
届いた手紙と
舞い落ちる雪がこの胸締め付ける


寄り添える距離遠くへ
去り行く温もり
止める術もなく

二人の日々を思い返す
こみ上げる滴が心を湿らせてく雪と


抱きしめてほしいよと
儚い願いを叫ぶ
雪の中に消えてゆく
幻になって彼方へ


白い息そっと
両手に乗せて
かすかなぬくもり刹那


やわらかい日差しの中あなたを思うよ
終止符という名の最後の優しさなら
受けとめて歩きだす季節はめぐって春へ
雪解け水に消えた最後の雪の手紙

伝えたい
　　　　　詞　＊　山本せりか
つまずいた時も　差し伸べられた手に縋りついてたね
嬉しいときには　自分の事のよに笑いあったよね
気付いてなかったけど　見守られて支えられて生きてた

喧嘩もしたけど　次の日には笑う
支えあってた　大切な仲間
そばに居る　アタリマエになっていた事に
感謝も忘れ　過ぎさった時間

思い返しても　ありがとうなんて何度言えただろう　
たった一言の　それすら言えずに笑って誤魔化す

伝えたい気持ちは　本物だからきっと伝わるよね？

これからはありがとうだって言えるように
言葉でしっかり伝えていくよ
ちょっぴり　照れるよ　だけど聞いててね
感謝しているよ本当にありがとう

今まで自分には　伝えられなかったよ足りないぶんは　何万回も
Ｄｅａｒ　Ｍｙ　Ｆｒｉｅｎｄｓ　ＴｈａｎｋＹｏｕＦｏｒＹｏｕｒＳｍｉｌｅ
ＴｈａｎｋＹｏｕＦｏｒＹｏｕｒＥｖｅｒｙｔｈｉｎｇｓ
感謝しているよ本当に　ありがとう

amor(アモール)

忘れたい、忘れられない
　　　　　詞　＊　山本せりか
突然の真夜中のコール　　いつもそう　勝手なあなた
普段は連絡もない　　　いつもそう　夢から呼ぶの

気付いたら髪を整えていたり　　何気なくパジャマを直していたり
あなたには見えるはずもない姿　　気にしてる私どうかしてるわ

お前の声がだなんて笑わせないで　　　知っているのよあなたの本音のトコロ
会いたいなんて言われて出て行けないわ　　　会ったらきっと二人は引き返せない


久しぶり真夜中のコール　　　いつもそう突然すぎる
でも私心のどこか　　　今もそう待ってたような

気付いたらあなたのペースに乗せられ　　　自分ではセーブ出来ないくらいに
溢れるの電話じゃ物足りないの　　　今すぐにぬくもり飛び込みたいよ

お前の顔がだなんて笑わせないで　　　知っているのよあなたの帰るべき場所
私にももうあなたと違うぬくもり　　　遅すぎるのよあなたが待たせるから


鳴り響くコールが　想い呼び覚ます今も　　　あなたの隣に　別のぬくもりあるのなら
お前の顔がだなんて笑わせないで　　　知っているのよあなたの帰るべき場所
私にももうあなたと違うぬくもり　　　遅すぎるのよ今更引き返せない