![]() 君の何か言いたそうな素振りを見ると僕は とっさに話題をそらしてその場を凌いだ
君が何が言いたいか僕にはわかっていたんだ 君はどう伝えようか悩んでばかりいた 抱きしめても心はもう繋がらない 遠くを眺めて 悲しい顔して ため息ばかり あの夏にもう1度戻れたらいいのになあ 君の事想いながら 途方に暮れている 君と過ごした日々も 優しく抱き合った日も もう戻ることはない 思い出だけが蘇るよ 半年前の旅行のアルバムを開けてみると とても楽しそうに笑う君が写っていた もうあの頃には戻れない あの夏を思い出すと切なくて悲しくて涙がこぼれた 満たされないこと 僕はいつも君を責めて あの時もっと大きな心で受け入れられたなら 冷たい雨が降る日の真夜中目が覚めた 疲れ果てて眠る君が横にいる気がして どうしようもないくらい体が覚えているんだ 温もりをくれた人 寂しかったんだろう君はずっと あの夏にもう1度戻れたらいいのになあ そんな事考えてもただ虚しくて いつかまたどこかで出逢えたらいいなって この想い胸に秘めて 悲しみを越えて進もう |