1. 風使いのイス
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空には月もなく星もまして太陽も
かすんで見える子供たちの声が 聞こえてくる昼も夜も 枯れた大地と耕す人たち 何千年も前に枯れた街にも 花が咲く夢を見て… その花をつんだらすぐに 届けたい花のない国に そして君の心にも 僕の壊れかけたイスをはやく 愛する君のそばで直したい 砂の国から森の丘の上へ 遠いはるか遠い空の道を 進む麻の袋をかついで 僕の袋には強い雲が入ってる ひもをほどけば見知らぬ街へ 声をたよりに進んでく よどんだ息だらけの町 灰が降り積もった国 聞こえる声はかれている 岩を砕け風使いの通る 道をふさぐやっかい乗り越えてゆく 僕が帰るまで 小さな雲置いてくよ 君にいい風が吹くように さぁ風よ吹け岩砕け君の もとへ帰る僕の道に吹け 風使いが今日も空を行く 麻の袋のひもほどきながら ここに何か入力してください |
2. 君の声が聞きたい
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遠い国さまようぼくの
ポッケにはひとつの地図 君がどこかの場所にうめた 何よりも大切な宝の地図 君が落とした涙の数 君がなくした心の声 かすかに聞こえるぼくの記憶の 中ですすり泣く君の声 失った声は遠すぎる どこかの場所に君は埋めた きっと必ず探し出して 君の笑顔をもう一度見たい 自分のことばっかり見てた 自分の夢ばかり追いかけてた いつも君を一人にさせて いつも君が泣いてたなんて知らなかった 勝手に君を安らぎにして 君に安らぐ時もあげないで つらかった自分の罪を 初めて振り返ってみた時 君から笑顔が消えていた 素敵な声まで消えていた ごめんね…愛する君からいつも 大切なものを奪ってばかりで 僕は僕をすべて捨てた 君がくれた最後の手紙 涙でぐしゃぐしゃににじんだ 僕に宛てた心の叫び 僕はそれを大事な地図にして 必ず君の微笑み取り戻す そしたらお願いがあるんだ たった一言だけでいいんだ 僕が宝を持ち帰った時 たった一言だけ「おかえり」って… ここに何か入力してください |
3. モルナの背に乗って
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遠い声を追いかけた
遭いたい気持ちで目がさめた 夢に出てくるあなたは誰? 黒いモルナの背に乗って 立ち昇る砂埃 風がやむその隙間 布を巻いたその奥の 瞳は寂しく私を見る 遠い記憶にあなたを見た 微かな記憶にあなたを知る いつも私に呼びかける 「行こう!モルナの背に乗って」 幾多の悲しい出来事が 荒む心を創り上げた 幾多の悲しい出来事が 私にあなたを廻り遭わせた あなたが指を指す 彼方は虹の国? それとも闇の国? 天使なの?それとも魔王? あなたとモルナの背に乗ると 私は「現代」からいなくなる・・・ それでもあなたが怖くない 私を導く砂の世界 なぜか私の心 不思議安らいでいる 今初めて見えた! 手を差し出すあなたの横顔 私はあなたに手を差し伸べる 崩れた心が今癒されていゆく 私はモルナの背に乗って 身の毛もよだつあなたの後ろ・・・ ここに何か入力してください |
4. あたりまえの歌
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夕暮れの空にカラスが似合うのは
おでんにからしをつけるのと同じで 空き缶蹴飛ばして帰るのは一人で つまらなそうに下向いてるのが常識 嬉し涙も嬉しい顔してなくて ほのぼのそんなこと考える 外でこんな歌歌えるってことは 暑くても寒くても全然似合わなくて 君を大好きになればなるほど 眉毛が下がるのはなぜだろう もうすぐ暗くなる家に帰るよ 空き缶横目におでんが食べたくなった どこかのお母さんが お鍋の底叩くから |
5. 空
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聞こえる声は空の彼方
風にまぎれて 希望の光が見えたら 歩き始める 荒れた地にたくさんの足跡 丘を目指して たくさんの痩せた心が 一つの丘目指した 空に一番近い丘から 見える一つの空からの道筋 ※ 遠い空の声 かすかな空の声 希望を求めて見つめる 空高く続く声 救いを求め倒れ落ちた 人々の影 その丘には脱ぎ捨てられた 靴が残る ひどい仕打ちを犯す心 繰り返す時 同じ心が犠牲になる 靴だけが残る 春が…秋が… 季節は過ぎても 空からの声は 確かに聞こえる 暗い昼間から明るい夜の中で それでも誰にもささやく かすかな空の声 時よお願い風よお願いです いつの時も枯れた心 守ってその声で ※ 天空へ続く道 ここに何か入力してください |