![]() 諦めが早い
今日も眠るまで夢も希望もなく吹き飛ばす その積み重ねが一生となり その一瞬にいつも同じことを願っている 叶わないものは叶わない サイクロンが吹き飛ばしてくれる 次へ行こう 明日へ行こう 疲弊し切った人々 荒れ果てた大地 まだ眠らない |
![]() 適当に並べた わら半紙
悲しい顔した 影法師 手と手を 目と目で 開かれたゲート とてつもなく堅い 鉄格子 暗闇なら 他に何もいらない 積み上げたものも思い出も 生きてりゃ それだけでいい 光はなぜか私を照らさない 見ず知らずに生きてた遠出の旅 喜びに満ちた一寸法師 島と島を 点と線を繋ぐ今日の雨 明日は必ず晴れるから 稲妻走る 答えならここにある まっぷたつに割れた この世界にも 雨に濡れる 涙は枯れる 深い海は私を潤すの のらりくらりやってきた水の神 つじつま合わせの土の神 カリメロひざまつけろ毘沙門天に とてつもなく やわらかくて 懐かしいメッセージ 悔しいよ まだまだこれからなのに 降り積もる話も 思い出も 生きてりゃ それだけでいい もうそれ以上何も望まない |
![]() 街角の交差点 少女とかぼちゃのランプ
儚き夢散りゆく かりそめの花言葉 道ばたにひっそりと 声も凍る めらめらと 高く高くそびえ立つ 魔女の塔の手の中 柴をそっとくぐり抜け 小さな街角のランプ ママの声がする方へ 森の中さ迷う少女 やっと出会えたのに 手離したかぼちゃのランプ またいつか会えるかな 会えるわよ 花言葉 |
![]() 割れた 息切れもせず
なみだ 闇に消える 橙色の焔が照らす 濡れて 時は止まる そして 鍾乳洞つらぬく キラキラ 心地よく 全ては今 まとわりついた 未来吹き飛ばせ 世界は回る どこでも行く 闇夜の峠も越えていく 片足の 片隅の 乾いた風 囁いている |
![]() 何もしたくない
俺みたいなやつは夕日が落ちる電信柱みたいに 片腕失うくらいが丁度いいんだ 俺は全部知っている 知らないで生きるということが 歯がゆくて仕方ないからだ 何もしたくない 半分どうなるかわからないけれど 半分どうなるかうずうずしている |
![]() あのさ いつもの道を繰り返すなよ
君の背中を押すみんながいて 君も僕もいる ピーチにレモンマスカットアプルオレンジママレード どうか 止まらないで 振り返るな 顔見上げれば ほら 燃えている 花びら 君から僕の下までそばにおいで 僕にはもうこれくらいしかできないできるよ! 風を切って走ったり どこまでも突き進めよ そうさ このまま行こう 忘れられない日のことを聞かせて 風を呼ぶ あなたの声 僕から君の下まで 木葉乗せて 舞う疾風 渦巻く僕らの声が舞い散る 樹がまだここでなびく |
![]() うれいを知る 凍てつく花は
真っ赤に燃える 未来抱く 吹き付ける吹雪の中咲いた花は 解けてなくなりました ささいなことがとても嬉しくて 当たり前なことが一番幸せで… 水辺に浮かび上がる花は 春を待っている 凍りついた眼差しは 遥か遠く未来いぬく 止まって見える幸せの形 時は流れて行く ずっと見守っている 吹き付ける花吹雪 散った花は 冬に咲き乱れている ここには なんにも ないのよ やがて花が咲くでしょう |
![]() 鳥の目的地ははるか上空
ここには帰ってこない 雲に埋もれていなくなる青の向こう 閑散とした地上 くちばしのとがった虹の孔雀 突破する閑古鳥 二階の手すりに止まっている 静寂がえぐる 天まで届く祈り 十字の畔 |
![]() ちりしかな 五月雨の 戸惑い 風纏い 見慣れぬ景色は
憧れの ユートピア 一筋の線なぞる 叫ばなければそれで終わる夢と太陽 翔け巡る星たちはああさかのぼり きらきら空高く両手ですくってあげたいよ 消えては焼き尽くす繰り返すの ゆがんだ思いも羽音に変わる 優しく燃える広がる 静かに揺れている水面に映る三日月夜 帰り道光集めるのさ また会えるなら色とりどりの未来で どこかに沈みゆくああ散りゆく 死にたいやめたい壊したい手を振り送りたい 手を差し伸べてもすべては暗闇 死んだほうがまし まだそう思っているなら 燃え尽きるまで 叫べ 暖かい声は 青い海のふるさと 誰もが 幸せ願う 一筋の線描く 狂おしいほど 焼け付く翼で抱いて すべて流れて行ってしまっても もう泣かないわ 願い叶うまで この両手離さないで すべて焼き尽くす もう一度 |
![]() 松明で暗闇を照らす
どこへ まあそんなのはどうでもいいや 灯すまで魂は消えない 幸せが確立しないように 不運も幸運も平等ではないように 松明がここで消えてしまっても 来世でまた灯る |
![]() 前:
差し出した金曜日の隠しもの 黒い原石が日に日に光を集めている プリズム色のロケット 黒と金の星の間を何度も通り過ぎる 透明の惑星はあきれ返って なぜか休んで眠っている 現: きっといいことがあるでしょう もっといいこともさらに良いことも 全部終わりはくる 終わるまで願う 忘れていく 忘れたくないけど 夜空の下に取り残された 今一番遠くにいるけど 今一番手が届く場所にいる気がする 麗しき風 頬を撫でる |
![]() Darkness not to break off shines from the overhead
i am glared in darkness and i can't move when i close eyelids Ivy drops and in the room having neither the three-dimensional impression nor a sense of reality i narrow life by a green writing brush the plain which open it spreada through the mind stone i lie at full length there without saying one word starlit sky bofore the daybreak |
![]() it is impossible for along time
find a container and blow it if there is a container there is also eternity only a moment of eternity if you notice it is a new day today disposal of containers one after another pick up containers coming one after another i hope for a while but i cant wait forever i notice that and i have been spending my life on earth |
![]() 死んでくれ さもなければ炎に包まれて死ね
燃えて 塵の身残さず焼き尽くしてくれ 触れて 冷えた骨身の星屑たちよ 愚かな 私の骨の髄まで喰い尽くしてくれ 地上を炎が呑み込んでいく 私の下へと辿り着くのは あと百年後かしらね 待てないわ 心 燃やして 好きだよ今も君を殺せない いつになっても消えない炎で包んで ハートが春を呼ぶ いたずら 桜は 私もあなたも殺さない |
![]() 僕は堕落を覚えました
今ならば堕落についてわかる気がします 僕は希望を覚えました そう言ってみたけれど全然わからないよ 知ることで優しくなれる 知るだけで終わることもある 問題はそこだ知る喜びは 不平等に配られる 僕は堕落を覚えましたそう言ってみたけれど全然わからないよ 僕は希望を覚えました 未だに堕落が忘れられないよ |
![]() ピーマンや人参に似た
おいしいけどまずいもの 学びや恋に似た 人を豊かにするもの 私には苦くて一生食べられそうにはない どこか素晴らしいけれどどこかダメなところ これからゆっくり食べられるようになるもの |
![]() くらい森をさまよう二人の足取りは軽く
きらびやかに過ぎ去る日々は何よりも早く 光 胸の奥で瞬き続ける想い 確かに感じた 遠くへ消えてった この手から離れた瞬間も 光 この手思い出に僕らを包み込む愛 もうどこにも私はいないの あなたに返すわ 夢に近づく度 寄せては返す美波 抱きしめた未来に 流れて ゆられて 眩しすぎる陽に包まれて 死んでしまったわ まだここに在り続ける意味は何より強く 時に虚しい夜 でも抱きしめてあげるわ 渡し忘れたものを今返すわ 明日が見えなくてもせめて今を生きるのよ 波音を辿って私に帰るわ |
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