前回のはしむかいさんにお呼びいただいたホテル"On the Marks Tokyo Kawasaki"でのライブでの反省点がいくつかありました。
それは、ぼくたちの主催ライブとほぼ同様の音量のライブなのですが、会場が広い点とPAの違い(マイクボリュームの関係でのミキサーセッティングの違いも含む)で、オケとベースの音づくりがしにくく、ちょっとベースの分離が悪くて演奏し辛くなってしまったところです。
マッキーの小型PAを2台持って行ったのでなんとかなりはしたのですが、あれだけモコモコに出力してしまうと演奏のオケ出力としてはかなり厳しい状況でした。
床にPAを置いたのも低域を増強させてしまう悪い点だったのですが、セッティング時には気づかず・・・。
しかし、この問題はココだけではなく、PAでのオケとベースの音色バランスがうまくいかない場合は今後も勃発する可能性はあるわけです。
以前はベースアンプも使っていたのですが、使わなくなった理由として、プリアンプにしていたアンプが壊れたのと、モニターのない演奏なので、オケをギターアンプやベースアンプからも出力していたのが負荷になり過ぎていると感じたためでした。
きちんと大きなPAのモニターからすべての音が戻って来る環境ならどんなアンプを使っても、いえ、アンプを使わなくても良いのです。
しかし、ぼくらの場合はモニターがある環境などなく、ギターアンプはデジタル30W(アナログなら15Wくらいの音量)がピークで、それに合わせながらPAとの音量を調整するというやや小音量な設定のライブとなっています。
アンプから楽器を出力するとオケとのバランスが聴きにくくなり、演奏していてリズムが見えなくなる・・・ということから、なるべくライン接続するようにして来ました。
ギターもアンプで小さく出力しておきながらラインで出力したり・・・。
けれど、前回のようにベースの音がうまく作れない環境になる可能性は今後も多く考えられます。
なので、次回のライブからはベースもベースアンプを使って出力する方向へ変更しようと思います。
以前使用していたPJB(Phil Jones Bass)Double Four BG-75です。
通常のバンドでは75Wはベースとしては出力が足りないと思われますが、ぼくたちの場合はギターがデジタルの30Wなので、それにバランスするならパワー充分です。
もしかしたら、プレイヤー側がオケを聴きにくくなるという事態が勃発してしまうかもしれませんが、オケはオケの音色、ベースはベースの音色でコントロールできるので、演奏者としての欲求不満は生じないで演奏できるはずです。
あとの解決策としては、On the Marks Kawasakiの時だけ、所持するマッキーの大きなPAを持参するという方法。
ってか、それはOn the Marks Kawasakiのライブにまた誘っていただければ・・・の話ですけど・・・。
W数では使用したベリンガーの方が大きなものですが、聴感上のクッキリ感と迫力ではマッキーの方が上だし、2基ありますからきちんとステレオで使えるので臨場感が違うはずです。
一度試してみたい。
しかし、荷物が多くなると体力がもつか・・・、さらには当日はクルマで行くしかなくてうまい酒が飲めない・・・という悩みが・・・(笑)
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