弦がなくなったので、10セットまとめ買いしました。
どうも体調がずっと優れず、もし、コロナにかかって死んでしまったりする事を考えたら、弦をまとめ買いするのはもったいないと思い、ギリギリ最後のセットがなくなるまで買わなかったのですが、もう最後になったので購入しました。
願わくは、弦代が無駄にならないためにも、なんとか生きのびることを祈るばかりです。
本当に皆様もお気をつけいただき、また演奏の場でお会いする事を願っております。
皆様のご無事に加え、出演させて頂いている「Sammy's Hawaiian Cafe」「こびとさん」等のお店もちゃんと存続できますように…。
さて、今日はぼくの使っている弦のお話をしたいと思います。
なんか以前もお話した気がしないでもありませんが、まあ、年寄りなので許してください…。
5~6年前まではダダリオの009~042インチの弦を使っていたのですが、ダダリオが規格変更してインチの計測方法を変更したため、それまでよりも弦が太く、テンションがきつくなってしまいました。
ぼくはその昔のフェンダー150ロックンロール弦を使っていて、それは1~2弦は010と012インチと太く、3弦は015インチ、4~5弦は忘れましたがかなり細く、6弦は038インチだったと思います。(ただし、150ロックンロールの巻弦はハーフラウンドだったので、実際にはもう少し太い弦と同じくらいのテンションでしたが…)
そういった弦のメリットは、1~6弦までほぼどの弦もテンションが同じくらいで柔らかく感じ、裸弦に対して巻弦が細いというところです。
通常の009~042インチの弦では2弦が細くて裸弦のパワーバランスが悪く、2弦だけが柔らかいのでピックでひっかけて弦を切りやすいと感じているぼくとしては、011インチよりも012インチあった方が2弦としては理想的です。
また、逆に3弦は急に硬く感じるし、パワーも2弦と釣り合わない016インチよりも015インチの方がコントロールしやすいと感じます。
さらにはぼくは巻弦のペンペンするキツい張りの音が嫌いで、ジャラーンと暴れる音が好きなので、巻弦は細ければ細いほど好きです。
そんな好みのぼくにあう弦はないかなぁ~と、当時は横浜店があったミュージックランドKEYで聞いた時に紹介して頂いたのがこの「ダダリオEXL120BT」です。
「BT」とはバランスドテンションという意味で、まさにどの弦もテンションがほぼ同じにコントロールされた弦という、ぼくにとっては理想的な内容。
さらにはゲージのサイズは1弦から、009,012,015,022,030,040インチとなっており、巻弦は009~042インチのセットと008~038インチのセットの中間という感じ。
ヘビーボトムとは真逆のセット内容で、ライトボトムとも言いたくなるセットですが、ぼくはこれ以外の弦は受け付けなくなってしまいました。
世の中の流行りとは逆行している弦だとは思いますが、巻弦がペンペン音詰まりするのが嫌、弦によってピッキングを変えるよりも同じニュアンスで全ての弦を全てのフレットでコントロールしたい、そのような感覚をお持ちの方は一度使われてもいいのでは?と思います。
ちなみに、009インチからのセットだけでなく010インチからのセットもあります。
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