麻生新
![]() 笑ってみせて
作詞・作曲:麻生新 編曲:宮本 光雄 唄:[色:#FF00CC:色:]OG SUN SET 貴方は今夜旅立つ 私の居ないところへ 最後の夜に相応しく 泣いてみましょうか 飲めないお酒 今夜は 無理して飲んでみたいわ 明日になれば もう二人 他人になるのよ そんな そんな寂しい顔しないで 笑って 笑ってみせて せめて最後の 夜だけは なんだか酔ったみたいよ あなたも少し飲んだら 言い訳なんてあなたから 聞きたくないのよ こうなることは前から 判っていたわ なんとなく だからもう心配しないで 泣きたくなるから 夢を 夢をみさせて今夜だけは 二人の 二人の愛が 消えて行くまで もう少し そんな そんな寂しい顔しないで 笑って 笑ってみせて せめて最後の 夜だけは |
![]() めぐり逢いそして・・
作詞:夏田亮 作・編曲:麻生新 唄:みゆき&新 (男)やっと逢えたね 今度こそ きみを誰にも 渡さない 女)忘れないでね その言葉 待っていたのよ あの日から (男)二人の影を (女)夜霧がつつむ (二人)ああ心が寄り添う・・・・・ めぐり逢いそして (女)泣いて暮らした わたしでも 恨むことなど なかったわ (男)きみと別れて しみじみと 愛のまごころ 身にしみた (女)わがまま過ぎて (男)ひとりで悩み (二人)ああ心がもつれて・・・・・ めぐり逢いそして (男)もっとお寄りよ 寒いだろ 街のネオンも うるんでる (女)逢って別れた この場所が 生きる歓び くれたのね (男)あの日の夢が (女)夜霧に揺れて (二人)ああ心がとけあう・・・・・ めぐり逢いそして |
![]() 北急行
作詞:KAZMI 作曲:麻生新 コーラスアレンジ&ミキシング:安達繁雄 唄:アソシンwithゆうこ 北へ 北へ ひとり北へ 恋にはぐれて 夢にも疲れ 帰るふるさと 今ごろ吹雪 カバンひとつで 身は軽いのに 未来(あす)の見えない こころが重い 愛はもろい ガラス細工 夢は若さ もてあそぶ 後ろ髪ひく 未練が痛い 涙こらえて 夜汽車は走る 窓にはらはら 舞う粉雪が 季節はずれの 蛍に見える ビルもネオンも 遠くに消えて はるか暗闇 海鳴り響く 過ぎた時の あれもこれも ふりかえれば つらいけど どんな小さな できごとさえも 憎みきれない 想い出ばかり 傷はいつか 過去に変わる 冬が行けば 春も来る あなた さよなら さよならあなた 涙こらえて 夜汽車は走る |
![]() 積丹の疾風(かぜ)
作詞:咲 花 作・編曲:唄:麻生新 肩を切り 叫ぶ海風 開(はだか)って 潮よむオレに 荒海は 小船いたぶり 情けすら ゆるさない 積丹沖は 血の飛ぶ漁場 命の行方は 波に訊け 疾風(かぜ)受ける 一節の ヤーレンソーランが 痛く響いて 肌を打つ 俺を打つ 荒れる波 砕く岬を 低く飛び 風よむカモメ こんなにも 俺の小ささ 曝し出す ものはない 積丹沖は 男の漁場 今夜の稼ぎが 明日のめし 背に刺さる 唄ひとつ ヤーレンソーランが 泣いているよで 乱れくる 疾風に飛ぶ 疾風(かぜ)受ける 一筋の ヤーレンソーランが 泣いているよで 肌を打つ 俺を打つ |
![]() ♪戸惑いの聖橋
作詞:咲花 作・編曲:麻生新 突然の雨 近道いそぐ 靴の音 カンバス掛けた 細い肩 濡れて 濡れて 濡れて ためらいもなく 差し出す傘は 行き先も尋ねない まるでフレンチシネマのよう 街並みはスクリーン 淡く 淡く 淡く 僕の腕いたずらに胸に触れ 深い眼差し 向けた君 邂逅は早春の雨の中 濡れる肩先 女坂 再びの雨 画材屋檸檬 雨宿り 絵の具をさがす 長い指 揺れて 揺れて 揺れて 結びのリング キラリと光り この先は 迷い道 ぼくはデッサンオブジェのよう 雨空はモノトーン 深く 深く 深く 時を打つ ニコライの鐘の下 甘い唇 よせた君 戯れも降りしきる 雨の中 濡れて戸惑う 聖橋 橋を渡れば 一夜街 素肌を眺める 君の眼に 女の匂いは さがせない |
![]() さみだれた街で
作詞・作曲・唄:麻生 新 貴方といつも 歩いた道に 五月の雨が」寂しく降りる 涙と一緒に 心にも 愛した人が 好きな町 今は一人で 暮らしています 忘れる努力は無理だと 知ったから 待っています いつまでも 貴方来る日を 帰る日を 離れて知った 愚かなわたし 貴方を深く 愛してたこと 悔やんでみたって 遅いこと・・・ 倖せと云う傘の中 甘えていたわ 子供みたいに いつでも優しく 守ってくれたから・・ バカなわたし 許してね 濡れて詫びても 届かない 人はどんなに 強くても 一人で生きて 行けないものね シトシト降る雨 さみだれ涙雨 今のわたし 惨めよね 泣いて待つだけ 祈るだけ |
![]() あなた繋ぎとめて
作詞:kiki 作・編曲・唄:麻生新 今度の愛だけは 失いたくない 若くない分 負い目を感じながら 抱かれるたび 肌は目覚めて 今がこのまま 消えないように 愛の火柱に あなた繋ぎとめて 歳の差なんて 燃えて灰になれ 大人のつきあいに 慣れた訳じゃない あなた見送るだけには なりたくない 後ろ指を さされようとも 他人泣かせて 傷つけあって 浮いた枯れ枝に あなた繋ぎとめて わたし一緒に 流されてもいい 今日に生きて 明日に脅えて 幕がおりそな 喜劇のように さびたレールに あなた繋ぎとめて 小石並べて わたし眠りたい |
![]() 横須賀ドブ板通り
作詞 湘南原人 作・編曲・唄 麻生新 ツマミの蝿を 片手で追って 小銭並べて 酒を飲む 逆さに振っても なんにも無いが ここが俺たち よりどころ 知らぬ通しが 肩寄せ合って そうさここは横須賀ドブ板通り 笑い上戸と 泣き虫上戸 肩を叩いて 飲み明かす クダとゴタクの 鳴り物入りで 泣いて笑って 出来上がる 何とかなるさ この世の事は そうさここは横須賀ドブ板通り 何が何だか ロレツが回る 説教マニアの 奴もいる 店の片隅 居場所を探し 一人飲んでる奴もいる 飲んでいきなよ 疲れた時は そうさここは横須賀ドブ板通り |
![]() 惚れたって
作詞:浪花の月 作・編曲:麻生 新 唄: み ゆ き 今夜はひどく 酔っぱらって あんたが二人に 見えてきた 二人いたら いいのにね ひとりは彼女に 返してさ ひとりは私が 連れて行く 惚れたって 惚れたって どうしようもないのにさ カラカラ 夢が グラスの中に とけてゆく このままひとり 帰れるから あんたはさっさと 帰りなよ 振り払って 言ったのに 心配そうな顔 しちゃってさ よろける私の 肩抱いた あんたがさ あんたがさ 優しいから 悪いのさ ユラユラ ネオン 夜更けの町に 消えて行く 惚れたって 惚れたって どうしようも ないのにさ ポロポロ 涙 あんたの胸に 落ちて行く |
![]() ♪唄ってもいいかしら♪
作詞:咲 花 作・編曲:唄:麻生 新 唄ってもいいかしら 少し気ままな歌だけど 真夏の日差し 海辺の観覧車 懐かしく思えて 笑える女になったから 恋 ひとつ始まり 新しい下着揃えてみたり・・・ 恋は 愛の入り口までね いくども迷って 立ち尽くし 一日が 一年に思えたり ひと月を 一秒と感じたり 心の時計が 戸惑うから 今は そう思うから 唄ってもいいかしら 思い過ごしな歌だけど 危ない誘い チープなダンデイズム 怪しげな仕掛けも 見抜ける大人になったから 恋 ひとつ終われば 片方のピアス失くしたようね・・・ 愛は 揺れる陽炎のよう 現われ消えても 追いかけて 降る雨に 弾んでは浮かれたり 陽を浴びて 寂しげにふさぎ込み わたしのすべてが 愛しくなる 独り そう思うから 何度もそう思うから |
![]() さよならが飛ぶ
作詞:SAKKA 作曲:麻生新 夜の埠頭は 何も見えない 黒い海 そして雨 長い沈黙 動かぬ時間 ぽつり小さく こぼした吐息に 悲しい言葉 さがさないでと 車とびだし 立ち尽くす 肩をふるわせ こらえる君の さよならが さよならが 泣いて 濡れている 僕が壊した 淡い景色は 君の夢 まして愛 こころ褪せても 醒めない想い 濡れる背中は 下着も浮き出て みじめなわたし 見詰めないでと 舗道駆け出し 振り向かず 後ろ姿で 手を振る君の さよならが さよならが 雨に 飛ぶようだ 切りたい未練 切れぬ雨足 こんな別れは 誰の罪 闇に消えゆく 手を振る君の さよならが さよならが 夜を 飛ぶようだ |
![]() 母 幸子
作詞:咲 花 作・編曲・唄:麻生新 かあさん 浴衣一枚頼みますね 去年より 小さい母に これが最後の 願いごと 夢捨てず 流されず 痩せた乳房で わたしを抱いた あせた写真は まだ二十歳(はたち) かあさん 糸を手繰れば昔のことが ぽつりぽつりと 浮かびませんか かあさん 指のはこびは変わらないね 銀の髪 束ねた母は 背をして 針を刺す 不器用な 口下手は 女盛りを 飾りもせずに 仕立て仕事が ただ支え かあさん 糸をおくれば流れた月日 くるりくるりと めぐりませんか かあさん 幸子という名笑いますか ほつれ毛も そのまま母は これが形見か 精をだす つつましく 生き抜いた 細い体は 指だけ太く 耐えた苦労が 皺の数 かあさん まぶた閉じればドラマのように 遠い昭和が 映りませんか |
![]() しあわせごっこ
作詞:北森耕太郎 作・編曲:麻生 新 唄:みゆき 雨音がかすかに響く 別れごとささやくように 傘をさす見知らぬ人に 出逢った日が重なる 今はもう戻れないって 知ってるわ分ってるけど もう少し夢を見させて 儚い夢でいい 途切れ途切れの 電話の向う 誰かが笑うなら それでいい・・・・・・ 心まで繋げなくても あなたの声で慰め 嘘でいい きれいな嘘で 騙し続けて 気づかぬふりで 幸わせごっこ 約束はいつもあてなく ため息でかき消されてく 憎めない笑顔を見せる あなたが遠く見える 消すこともできずにいるの 一度きりのメールの文字が せつなさを連れてくるだけ こぼれる涙がポロリ ひとりぼっちは 慣れているけど 雨降るこんな夜(よ)は 寂しくて 温もりは忘れられても あなたの声が聞きたい 嘘でいい 優しい嘘で 私包んで 名前を呼んで 幸わせごっこ 心まで繋げなくても あなたの声で慰め 嘘でいい きれいな嘘で 騙し続けて 気づかぬふりで 幸わせごっこ |
![]() 幻冬の駅舎
作詞 杜 健介 作・編曲・唄 麻生新 無人駅舎の ホームのはずれ 誰もが見捨てる 壊れたベンチ 風が啼く 雪に埋められて 幻みたいに 消えてゆくのね あぁ指にふる あぁこの雪は 許されるはずもない 二人の仲に ふり積もる 各停電車が トンネルぬけて 無情についたら 一人で乗るわ 微笑んだ あなた思い出に 幻でもいい 生きてゆくから あぁ髪にふる この雪よ 悔やんだりしないけど あの人だけは 責めないで 昔映画で 見たよな場面 凍えたすずめが ぽとりと落ちる 容赦ない 冬はいさぎよく 幻なんだと 去ってゆくのか あぁ肩にふる この雪の 重たさも 冷たさも わたしの恋ね 罪なのね |
![]() 「落葉も濡れて」
作詞:咲 花 作・編曲・唄:麻生 新 しんしんと 降る雨をみる あなた 濡れて いませんか うつむいて 落ち葉踏む 後姿が 浮かびます ああ もう振り返るなんて ありませんね こころ こころ結び合った あの日 今はそれも砕けゆく 冬涛のようです ヒュルヒュルと 吹く風が鳴く わたし 胸が 痛みます ポケットに 両手入れ 歩く背中に すがりたい ああ もう立ち止まることは ありませんね 肌を 肌を重ね合った夜が まるで すべて 闇に散る 風花のようです はらはらと 空知らぬ雨 頬を伝い 流れます 夢追って 遠く見る 澄んだ横顔 離れない ああ もう語り合う夢は ありませんね 二人 二人分かれ道過ぎて わたし ひとり風に舞う 病葉のようです |
![]() あじさいの季節
作詞・作曲:麻生新 編曲:宮本 光雄 唄:OG SUNSET 6月の雨に 濡れる紫の 花にあの人の 面影がゆれる あじさい祭りが 今年も来ます さよならの訳も 知らずに別れた あの時も冷たい 雨・雨・雨だった 好きですと書いて 水に浮かべても 宛のない手紙は ゆられて流されて あじさいの花が 好きだった人 肩寄せて二人 歩いたこの道 優しかった人は 今・今・今どこに 梅雨空に何故か 似合っています きっと淋しいのね あじさいの花も 今年も人波に まぎれて探す 貴方の面影 忘れられなくて あの時と同じ 雨・雨・雨の中 |
![]() ♪冬物語♪
作詞:KAZMI 作・編曲・唄:麻生新 ヒュルヒュルと 風が啼いて 胸のすきまを すぎてゆく 写真はセピアに 色あせても 変らぬ笑顔が 切ないね ああ 想い出は 美しく 月日が経つほど つらくなる どうしてずっと 春のそよ風の その優しさで 愛せなかったろう 今年の冬は 風の強さが なおさら気になる そんな冬です しんしんと 夜は更けて 深い孤独を つれてくる 落とした涙で 割る酒には かえらぬ月日が ゆれまどう ああ 想い出に 添い寝して 今夜も時間を 逆戻り どうしてもっと 夏の太陽の あの激しさで 愛せなかったろう 今年の冬は 夜の長さが ひときわ身にしむ そんな冬です |
![]() 初恋君待ち坂
作詞:咲 花 作・編曲・唄:麻生新 明けわたる 春の朝 はやる気持ちか 白い息 跳ねて乱れる 洗い髪 かすみ降りつむ 君待ち坂で 別れと時と 知らぬまま ふれて悲しい 萌える肌 この風は 何処へゆく 俺の願いも つれてゆけ 待って帰らぬ 女(ひと)のもと 想い語らぬ 君待ち坂の 儚さつつむ さくら花 誰をさがして 風に舞う 暮れかかる 西の空 うしろ姿を 紅くそめ おまえ面影 沈むよう 夕陽背に染(し)む 君待ち坂に 別れを問えぬ 長い影 揺れてゆがんで 行方(あて)もない |
![]() 冬の匂い
作詞:よこしま 作・編曲・唄:麻生新 あなたの肩に唇寄せて 指先そっと絡めてみたの この雪が溶けたらお別れなのね 白い吐息を重ねては 「明日もあるよ」と言った男(ひと) 春を持たない恋ひとつ 抱いてください もう一度 どうかお願い もう一度 夜道を照らす雪の明かりが あなたを結ぶ絆みたいで 足音を忍ばせ歩いてみたの 遠い海鳴り聞きながら 「お前が好きだ」と言った男(ひと) 春に咲けない恋ならば 心ください もう一度 どうかお願い もう一度 窓を開ければ頬打つ風が 冬の匂いを刻んでゆくわ 飛べないカモメが静かに見てる 嘘が切ない一人唄 幸せくれると言った男(ひと) 春に消えてく恋無情 夢をください もう一度 どうかお願い もう一度 |
![]() 「演歌みたいな女になって」
作詞:蜃気楼 作・編曲・唄;麻生新 あなたを失くした この部屋に 今日も宵闇 しのびこむ ラークに匂いが 染み付いた 窓のレースが 揺れている 寒いのは 比叡颪のせいじゃない ああ・・・あの日から あなたの影と ふたり暮らしよ ほら心まで 演歌みたいな女になって 忘れ上手が 生き上手 解っているけど できないわ あなたが飼ってた 熱帯魚 餌を落とせば 寄ってくる 閉じた窓 雫ににじむ 街灯り ああ・・・こんな夜は あなたの好きな 湯豆腐するの ほら心まで 演歌みたな女になって 合鍵は ポストの中よ今もまだ ああ・・・何ひとつ 棄てられないまま 秋冬かぞえ ほら心まで 演歌みたいな女になって |
![]() 能登をください
作詞:夏田 亮 作・編曲・唄:麻生 新 岩に砕ける 外浦しぶき 避けてあなたと 風待ち港 都追われた 鴎じゃないが 離れはしません あなたの傍を 能登で咲きたい 肩に舞う 萩の白さも 運命(さだめ)でしょうか 渡る世間に つまずきながら せめて明日の 幸せさがし 気のみ気のまま 飛び乗る夜汽車 引き留めないでよ 都のあかり 能登が呼んでる 鬼太鼓 海がふたりの 始発の駅よ 秋も近づく 夕陽の赤さ なにがあっても もう泣かないわ 沖で網打つ 小舟じゃないが きつく抱いてて 抱かれていたい 能登の荒磯 波高く 夢をください しぶきの先に |
![]() 春先(はる)ひとり旅
作詞:KAZMI 作・編曲・唄:麻生新 風がやさしく ポスターをゆらしてる 煉瓦造りの 映画館 肩を寄せ合い 恋人が語り合う 坂の途中の カフェテラス 人の笑顔が やけにまぶしい 旅先の街で 目につくものは 似合いの二人と 言われた頃に デートを重ねた場所ばかり 忘れるための 旅なのに あざやか色の追憶(おもいで)が ただ辛い 贈る相手も 今はもういないのに みやげもの屋を また覗く 壁も窓辺も 人形で埋められた 部屋で微笑(わら)った 遠い季節(ひび) 春先(はる)の陽射しが やけにまぶしい 山あいの街で 逢うはずもない あなたによく似た うしろ姿に 思わずふりむき 立ち止まる 過去(きのう)を捨てる 旅なのに こころの隅で追憶が またゆれる 買ったばかりの 木彫り人形 雪解けの水が渦巻く川に 涙で包んで 流してみれば 未練の重さに 沈んでく 忘れるための 旅なのに セピアに染める追憶に なぜ泣ける |
![]() ♪岬ホテル♪
作詞:高野博美 作:編曲・唄:麻生新 待ちわびる女の 心模様は いつも泣きそうな 空の色なのと 俺の背中を 叩いたあとで 縋りついてきた お前はもういない 海沿いの坂道を 登れば岬のホテル 夕暮れの風に 面影揺れた気がして 振り向けば ああ 椿の花か・・・ 守れない約束 してはだめよと ふたり暮らしたい 俺の唇に 細い指当て 微笑みながら 涙こぼしてた 遠い日思い出す 潮の香に身をまかせ 眠ろう今夜はひとり 愛し合いながら 傷つけあって終わった 哀しみは ああ 捨てよう海へ・・・ 幸せになってくれ せめても祈っているよ この胸を癒す 優しい波の響きに 包まれて ああ 帰ろう明日は・・・ |
![]() あなたが住んでいた町で
作詞:麻生 新 作・編曲:安達 繁雄 唄:ゆうこ&ツインリーブス 倖せですか お元気ですか ひと言聞いて みたかった あなたが今でも この町で 暮らしていると 聞いたから 成田の駅から 仲之町 変わってしまった 街並みに 戸惑いながら 歩いてみるわ きっとあなたが 居てくれる きっとあなたが 居てくれる? そんな筈など ないのにね お一人ですか 寂しいですか あれから恋を しましたか 私はやっぱり ムリでした あなたを忘れる ことなんて 電車道から 花崎町 あなたの住んでた アパートに 導(ひ)かれるように 歩いて行けば 今は姿も 跡形(あとかた)もない 今は姿も 跡形もない まして貴方の 影もない 上町抜ければ 新勝寺 二人でくぐった 山門を 今日はひとり 歩いて行こう もしも逢えたら その時云うわ もしも逢えたら その時云うわ 今も今でも 好きですと |
![]() ♪あなたにノスタルジー
作詞・作曲:麻生 新 夕暮れがいつもより 早く訪れる 近づいた秋の日 恋はノスタルジー いくつもの愛がすり抜けた こころの中を・・・ そして今思い出す あなたの優しさを 帰れない遠い日 帰りたいあの日に 気づいた今が遅くてもあなたは 微笑んで許して くれますか 眠れない夜が来て 今夜も濃いめの 水割りを作って あなたを呼んでいる いたずらな風の便りには 今も一人と・・・ それだけが空っぽの 心を慰める 体だけぶつけた 若かったあの頃 哀しげにただ見つめていたあの人 わがままな子供を 叱るように 故郷(ふるさと)に帰るみたいに あなたの胸に・・・ 飛び込んで泣きたいわ 思いきり抱かれたい 過ちはわたしね わかっているけど 張り裂けそうな私の心だけ 届けたいあなたの 住む部屋に |
![]() 【雪の蛍が舞う夜】
作詞:夕月 馨 作曲:麻生 新 編曲:麻生 新 唄:さ な え 寒い夜道をあなたと二人 肩を寄せ合い歩いて行った 灯りに照らされ舞う雪が 蛍のように輝いた 髪に止まった雪蛍 宝石よりもきれいだと 言ったあなたはもういない 儚い恋の想い出に 白く舞い飛ぶ雪蛍 暗い雪道 あなたと二人 寄り添いながら辿って行った 風に吹かれて散る雪が 行く先々を照らし出す 群れて舞い飛ぶ雪蛍 まるで踊っているようと つぶやくあなたはもういない 儚い恋の想い出に 浮かんで消える雪蛍 遠いあの日にあなたと二人 言葉少なく歩いて行った 暗い空から落ちてくる 雪の一ひら 煌めいて 胸にぶつかり 消えてゆく 蛍のように儚いと 言ったあなたは今どこに 輝きなくし 消えた恋 想い出誘う 雪蛍 |