君とセックスがしたい　君と君と君とセックスがしたい

はっきり言うけどセックスがそんなに気持ち良いなんて
思ってはないよ　綺麗事じゃないよ　いい人ぶる訳でもない
自分の好きな時間配分でやりたい時に擦る
自慰の方がやっぱり気持ち良い

それでも僕が君とセックスしたいと願うのは
別の意味がある　そこには不安定　弱い僕の愛がある
自信がなくて引っ込み思案で　くよくよした僕なりの
記号としての象徴としてのセックス

自分は無用な存在だといつも思ってた
十代二十代 そんな風に暮らしてきた僕だから
本当に君がどれくらい僕を必要として求めてるのか
知りたくて確かめたくて

セックスするって裸になって恥部を見せ合って
抱きしめて僕を受け入れ　僕を受け入れてる証だ
君が僕に身も心も全て捧げてる証拠として
確認したい　安堵が欲しいから

君とセックスがしたい　君とセックスがしたい
君とセックスがしたい　君と君と君とセックスがしたい

風俗援交やり友ハメ撮り　わりと比較的
セックスが簡単になってきてる　もはや僕が求める
意味なんて無いに等しいのかも知れないけど
そこんとこ君はどんな風に思っていますか？

おまえは俺の所有物だという独占欲とか
征服欲とかを満たすためのセックスも否めない
動物みたいな発情期を持ち合わせてない人間の
雄としての哀しい必然

子供として生まれた僕らを育ててくれるのは
男にとっては異性で女は同性　つまり母親
男は昔　体験した幻想の全知全能を女に求め
無意識に落胆する

男が射精をして即セックスはGameOver
でも行き果てたその瞬間に男は醒めてしまうから
僕は絶頂に達する前に終わりたい
そんな新しいセックスの終わり方を探してる

君とセックスがしたい　君とセックスがしたい
君とセックスがしたい　君と君と君とセックス

君を愛してる　君も僕を愛してるなら
僕とセックスをしよう　君と君と君とセックス
セックスがしたい