風兄弟
![]() 茹だるような熱帯夜の夜
何思ったのか迷いもなく電車に乗り 考えて見れば何年ぶりだろう こうやって皆で電車に乗り ゆらゆら揺られながら 保津川を渡りたどり着く 駅を出ると街は浴衣姿の人だかり 騒がしい夜店の道を潜りぬけ 高鳴る胸に足を運び 歩道の片隅に腰を下ろし 今か今かと夜空を見上げる 綺麗な花火が打ちあがる 夜空に大き音をたて 綺麗な花火が打ちあがり 夜空を染め上げた 静まり返った場所を跡に 来た道手を繋ぎ歩き帰る さっきまでの余韻を残したまま 駅にたどり着き電車に乗る 窓から見える町並みが 風の音とともに遠ざかる 少し寂しい思いが込み上げる 綺麗な花火を思い出す 瞳とじ瞼に移り出だす 綺麗んば花火を思い出し 心を和ませた 綺麗な花火が打ち上がる 夜空に大きな音をたて 綺麗な花火が打ち上がり 夜空を染め上げた 綺麗な花火を思い出す 瞳とじ瞼に移りだす 綺麗な花火を思い出し 心おを和ませた 茹だるような熱帯夜の夜 また皆で行きたいな |