好きなんだよ　　　　　　　　　　



明るく差し込む光が窓辺に添えられた花の　忘れられない季節の名残をそっと撫でるように消していった

何度か話をするうちに　君に憧れるようになり　

なんとない事だけれど　会う日々が待ち遠しい　　

電話で話す君の声は　会って話すのとはまた違う感じで、

電話を切ると突然　会いたくなって　君への確かな気持ち顔出した


好きなんだよ　君のこと　本気なんだよ　誰よりも

穏やかに流れ染む優しいメロディー

明るく差し込む光は、君なんだよ。


君はとても大人な女性（ヒト）だから　僕が急ぎがちに話しても　

柔らかな表情で微笑みながら　一歩下がって答えてくれる

安らぎの朝の木漏れ日のように　僕はそんな君に包まれていく




四度目、出掛けた夜の帰り道　二人腕組んで　解けない知恵の輪　このまま二人の絆も解けぬように

君に伝えるべきことを　今、言葉にするよ　

好きなんだよ　君のこと　本気なんだよ　もう離さない

君のぬくもり　薫る髪風　照れて見せる仕草

何一つ考えてみても、君なんだよ。　



好きなんだよ　君のこと　本気なんだよ　誰よりも

弾むように響き渡る止むこと無きメロディー

　
　取り留め無く僕を叩く感情は


好きなんだよ　君のこと　本気なんだよ　どこにいても　　

君の心へと歩いてゆくメロディー

僕の傍にいて欲しいのは、　ずっと君なんだよ。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｋ．ＴＡＫＵＭＩ