1. 失踪宣言
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朝焼けでも、見に行かないか。一番の電車に乗って。 紙に描いたような、街を離れよう。一番の電車に乗って。 思い出は涙で溶かそう。君はちょっとだけうなずいた。
追いかけてくるのは、誰かの便りかい? 僕たちは今、話したくないんだ。
走る車が、止まって見えた。絡み付いてくるのは景色だけ。 今頃みんな、起き出した。逃げたくなって逃げ出したのさ。 思い出は涙で溶かそう。君はちょっとだけうなずいた。
迎えになんて、来るんじゃないよ。 僕たちは今、良いところなのです。
追いかけてくるのは、誰かの便りかい? 僕たちは今、話したくないんだ。
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2. 夏の午後
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薄汚れた洗濯物が西日を浴びながら揺れてた。 ぼやぼやしてたら部屋につめたい風が入り込んだ。
君の髪を弄びながら、僕を通り過ぎて行く。 暗くなる前に送ろう、家まで送ろうか。
停まれの信号の前で二人は少しだけ汗ばんで、 辿った道を振返れば焼けた太陽が沈みかけた。
赤と黒で街は染められた、そんな夏の午後でした。 空は今日も高くてつかめない。
君の髪をくすぐって僕を通り過ぎて行く。暗くなる前に送ろう。 赤と黒で街は染められた、そんな夏の午後でした。 君と僕との距離はどれくらいでしょうか?
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3. 純情商店街
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君の前髪は僕を真似たのか。 それとも他の誰かのか。 明日になれば多分笑って君を迎えにいけるだろう。
ふらついた僕の足元が、どこへ行くのか迷っている。
賑やかな商店街で日が暮れるのを待っている。 独り言呟きながらその場で足踏みしてみた。
飛行機雲が空を裂きました。 溶けてしまいそうな暑い日に。 時計の針をぐるりとやって時間を少し進めます。
ふらついた僕の足元が、どこへ行くのか迷っている。
賑やかな商店街で日が暮れるのを待っている。 独り言呟きながらその場で足踏みしてみた。
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4. にらめっこ
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虹の掛かる午後に君はバスに乗って出かけるのさ。 居眠りしながら、冬の太陽に照らされながら。 夕方までには僕の隣にいる。
24時間のうち少しだけ、息が詰まりそうな思いさ。 何度も聴いたのに又その曲を流すのかい?
ブラウン管に映る僕と君は同じ顔して、 千切れた雲に太陽が赤く色づける。 退屈したならこの部屋を出ようか。
笑い出したのは君の方からさ、夢をみてたのは僕の方さ。
24時間のうち少しだけ、息が詰まりそうな思いさ。 何度も聴いたのに又その曲を流すのかい?
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5. ベイビー枯葉
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いつもの風景は捨ててしまった。帰り道すらもう覚えてないんだから。 ゆっくりと流れる午後を引き裂くような叫び声が一つ。 もしかしたらもうすぐ雨。 古ぼけたピアノ唄いだす。
たまにはちょっとあいつの部屋でも覗いてみようか。 誰もがきっと笑い出しそうな話をしようじゃないか。
ひび割れた僕の指先は、君の頬に刺さる、陽射しになりたいんだ。 重なりすぎた雨雲がどこにも出るなと怒って睨んでいる。 四畳半で二人踊って、 倒れこんでそのまま眠ります。
明日はきっとあいつの寝床へ押しかけてやるんだ。 道草くって遅れないように君もついて来るんだよ。
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