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アリとキリギリス

2014/01/05 08:20

遠い昔 父母より諸先輩に当たる世代から「忍耐の先に幸せな未来が待っている」なんて言われ育った私だが、時折ふと考えてしまう。時は止まる事なく刻み続け世の仕組みは変わり続ける。自分らしさを眠らせ流れ着いた先に幼少の頃の自分は微笑んでくれるのだろうかと。アリとキリギリスの童話では、冬を乗り切る事を最優先課題としたアリが春 夏 秋と毎日同じ時を重ねた。一方キリギリスは、一分一秒の時の刻みに自分らしさを重ね過ごした。結果 アリは翌年も前年と同じ年を重ねるのだろうけど そこに日々の告白や煌めきや発見は在るのだろうか・・・・ キリギリスは、新春を感じぬままに冷たい雪に抱かれ埋もれ消えたのかもしれないが、彼だけにしか見えなかった価値高き春夏秋冬が在ったのかも知れない。

どちらの生き様が正しかったなんて解らないけど一期一会や一喜一憂を日々大切に想い今現在を自分らしく刻める俺で在りたい。

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