Tanaka-KOZO

★CDデビューからついに17周年!★2013年5月3日2ndアルバムリリース! ★有線リクエストもOn Air中!★夏や海をテーマに歌ってます。

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NEWS

有線放送リクエストON AIR決定!

posted 2016/07/14 00:09:30

僕の2ndアルバム「江ノ島」が有線放送に登録されることになりました。
みなさんの街でもリクエストしていただけたら感無量です。
ぜひ応援よろしくお願いします。^^/

※放送CHは、A-1かA-58、「J-POPリクエスト」からお聴き下さい。
宜しくお願いします。

U'SミュージックHP

http://www.usmusic.co.jp/



◆有線放送とは◆

「USEN(有線放送)」とは、スナックや喫茶店、コンビニやファーストフード店、レンタルショップ、カラオケ店、などでよくかかっている音声放送です。
「USEN(有線放送)」が流れている場所からリクエストをすると、その曲を必ずオンエアしてもらえます。

◆リクエスト方法◆

リクエストは有線放送の加入者向けのサービスです。

【1】お店の人に「有線のリクエストは可能ですか?」と聞いてみる。
OKなら・・・お店の人にやってもらう。もしくは自分でリクエストしましょう。

【2】「USEN440」と「SOUND PLANET」どちらのサービスかを確認

【3】「お客様リクエスト番号」を確認
※「お客様リクエスト番号」はお店に各支店より配付されている告知チラシに載っています

【4】以下に電話して、オペレーターに「アーティスト名」「曲名」「店名」「お客様リクエスト番号」を伝える。

<USEN440に御加入の方>
◆AE-1~5チャンネル[受付時間/10:00~22:30 日曜祭日を除く毎日]をお聴きの場合、
リクエストはフリーダイヤル 0120-709-301  ※携帯からは『03-5489-0464』へおかけください。

◆AE-6~9チャンネル[受付時間/10:00~22:30 年中無休]をお聴きの場合、
リクエストはフリーダイヤル 0120-709-302  ※携帯からは『03-5489-0465』へおかけください。
<SOUND PLANETに御加入の方>

◆AE-1~9チャンネル、AE-80~99チャンネル  [受付時間/10:00~22:30 年中無休]をお聴きの場合、リクエストはフリーダイヤル 0120-709-303  
※携帯からは『03-5489-1120』へおかけください。

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PROFILE

Tanaka-KOZO

Tanaka-KOZO(たなか こうぞう)
1966年生まれ
シンガー・ソングライター

出版業・広告業を経て、2008年5月「Royal Summer Records」より1stアルバム「Tanaka-KOZO」をリリース。今年2013年はデビュー5周年にあたり、2ndアルバム「江ノ島」を5月3日にリリースする。趣味は食べ歩き、小旅行、写真であり、2ndアルバムのジャケットの写真も本人によるものである。

略歴
2006年4月、突然に20年前の学生時代で1年半だけやった事のあるバンド活動を思い出し、
1人弾き語りでライブをしようと思い立つ。楽器など弾いたことも無かったがギターとハーモニカを猛特訓し、
オリジナル曲を作る。

ライブ活動と並行して、関西のラジオ番組とタイアップしたインディーズ音楽サイト「音空(おんくう)」(※現在は閉鎖)へ、2006年の9月、音源を配信。

2007年3月より「音空」で月間DLランキングをスタートし、初代DLランキング1位となる。
その後4~8月まで半年間ランキング1位をキープ。
10月、11月も月間1位となり、「音空」はその年の12月に終了。

翌年2008年、3月7日。プライベートレーベル『Royal Summer Records(ロイヤルサマーレコード)』を設立。
5月28日『Royal Summer Records』よりファーストソロアルバム(12曲入り)『Tanaka-KOZO』をリリース。
国内及び海外で流通開始。

7月19日。
レディオ湘南、夏の特番「LOVE湘南 SummerBreeze」の第一回目ゲストとして、江ノ島特設ブースより公開生放送に出演。
アルバムの紹介として「SUMMER TIME」「夕凪」「月日と共に…」「自分らしくいこう」をON AIR。

8月4日。
FM多摩「G-WIND Live・Afternoon」の「今日のひるたま」に生出演。
アルバム紹介として「SUMMER TIME」をON AIR。

2013年、2月24日。
自身が執筆した小説、詩、エッセイをまとめた著作「夏を迎えに行く」を出版。

2013年4月より2ndアルバム「江ノ島」、有線放送ON AIR開始。

5月3日、2ndアルバム「江ノ島」をリリース。

5月18日、FM西東京の「まきまりsite」に出演。
アルバム紹介として「茅ヶ崎Blues」「江ノ電の唄」「江ノ島」をON AIR。

6月10日、レディオ湘南とコラボプロモーションスタート。
レディオ湘南HPへバナー広告を8月末までアップロード。

7月7日、レディオ湘南「ハピネス・サンデー」にてアルバム紹介、「茅ヶ崎Blues」をON AIR。

7月15日~7月19日、レディオ湘南「パレット」にて今週の曲紹介コーナーで1日1曲ずつ、2ndアルバム「江ノ島」の楽曲を連続ON AIR。

2017年
8月、持病の頸椎症性神経根症が悪化。現在、復帰に向けてリハビリ中。

2018年
9月5日、佐世保FM「ライブストリート」にて、アーティスト紹介及び、「江ノ電の唄」をON AIR。

2020年2月2日、L.T.M.全国インディーズランキング連続186週間1位を達成。

現在に至る。

DISCOGRAPHY

Tanaka-KOZO

発売日:2008/05/28
規格品番:RSRTK-1966
JANコード:4948722351733

夏に聴きたくなるクールボイス「Tanaka-KOZO」のファーストソロアルバムが満を持して登場!
80年代後半、BAZZのボーカリストとして活動したTanaka-KOZOが、2006年10月にソロとして復活。

自身の音楽ジャンルを"NEO ACOUSTIC ROCK"と称し、東京を中心に現在LIVE活動中。
2007年、インディーズランキングサイト「音空※(現在閉鎖)」の月間DL数ランキング、半年間連続第1位となる。

また2008年1月からは、インディーズランキングサイト「Listen To Music」にて、DLアクセス第1位を現在まで連続キープ中である。(※2008年3月現在。)

Tanaka-KOZOの魅力は、ロックを軸にした、レゲエ、カントリー、ボサノバ、ラテンなど、様々なジャンルの音楽を取り入れた多彩なサウンドと、Coolに夏や海を歌いこなす彼のボーカルスタイルにある。

今回の作品は彼がBAZZ解散後、長年書き溜めてきた楽曲の集大成となり、ファーストにしてベスト盤的な意味合いも持つアルバムである。


収録曲
1.SUMMER TIME
2.君が傍にいるから…
3.ひまじん
4.夕凪
5.風鈴
6.眩しい太陽
7.月夜
8.雨の休日
9.月日と共に…
10.列車に乗って旅に出よう
11.自分らしくいこう
12.TURN BACK (LiveVersion)

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江ノ島

発売日:2013/05/3
規格品番:WITH-1005
JANコード:4582450853055

5年振りにTanaka-KOZOの2ndアルバムがついにリリース!
今回もKOZOおなじみの夏や海をテーマにしたアコースティックナンバーがラインナップ。
今作品では1stアルバムではあまり見られなかったエレキギターのフューチャー、またスライドギタープレイなどを多様し、よりブルース的なアプローチがなされているのが特徴だ。
このアルバムには、KOZOの視点から眺めた、眩しくも儚い湘南の風景があちこちに散りばめられている。


収録曲
1.茅ヶ崎Blues
2.とりあえずのBeer
3.江ノ電の唄
4.君と歩こう
5.南へ進んでる
6.触れてみたい唇
7.White Summer
8.I WISH
9.名も無き花
10.九月の雨
11.江ノ島
12.KONA WINDS

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夏を迎えに行く

発売日:2013/02/24
※ライブ会場限定販売の著書(定価:1000円)

Tanaka-KOZOデビュー5周年記念で出版した18篇の小説と、5篇の詩、11篇のエッセイ集。
著者が約20年間書き溜めてきたものの中から、未発表作、新作、そしてブログで発表した原稿を加筆・修正した作品である。
本人がライブの演出の一つである、朗読コーナーで活用している一冊。

収録作品

- 小説 -
SEASON 
8月の午后3時 
そのとき彼が私を呼んだ 
夏の終わり 
雪を食べた日
それでも列車は走り出す 
初夏の午后に冷えたワインを
BIG WAVE 
時計 
夏の始まりを感じるとき
一軒のカフェ 
サンセット 
二人の花火大会
自転車に乗った いつもの帰り道
故郷へ帰ろう 
ちょっと海でも見に小旅行したい気分
海はつながっている ~ since 1986 
Surfer Girl 

- 詩 -
約束
華やかさばかりに目を奪われちゃあいけないよ 
欲望 
心の闇 
神さま 

- エッセイ -
午後にまったり、江ノ島ビールを…。
睡蓮鉢
夏の川魚といえば鮎
蕎麦屋で飲むことの楽しさとは、大人にならんとわからないね
カルピスを飲んでた あの頃の夏空
俺の子供の頃はこんな感じだった…。
素麺と西瓜
最後の夏 
GALAでの思い出
終戦記念日なのでまつわる話を…。 
POST CARD 

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BLOG

『悲しき川音』あらすじ・考察 原作:Tanaka-KOZO『夏詩の旅人3 Lastシーズン』

2026/10/10 21:00

1. あらすじ
① 茅ヶ崎で起きる奇妙な怪事件
2015年7月、葉山でコミュニティFMのパーソナリティをしていたこーさんは、リスナーから奇妙な情報を受け取ります。

茅ヶ崎では、火事や自動車事故が起きたという通報が相次いでいるのに、警察や消防が到着すると、火も事故の痕跡も消えてしまうというのです。しかも、目撃者には薬物反応がなく、目撃された事件の運転手は外国人ばかりでした。

こーさんはハルカと一緒に現地へ向かい、事件の真相を調べ始めます。

海の家では、客足が減ったためにアルバイトを雇えず、祖母の手伝いをしている少女・穂乃花と出会います。祖母から地域に伝わる河童伝説を聞いた二人は、近くの光照寺を訪ねます。

そこで出会った住職は、中出ヨシノブの叔父である中出光照でした。住職は河童の怪事件については知らないと話しますが、妖怪を退治する妖刀が寺に伝わっていることを明かします。

② 穂乃花とマサルの出会い
寺を出たこーさんとハルカは、八百屋の息子・八百吉が、頭を丸めた少年を蹴っている場面に遭遇します。

少年が野菜を盗んだことが原因でしたが、穂乃花は「盗みは悪いことでも、暴力はいけない」と八百吉を止めます。こーさんも野菜代を払ってその場を収めようとしますが、八百吉は代金を水増しして受け取り、駄菓子を買いに走り去ります。

その後、穂乃花は少年を連れて歩き、彼の名前がマサルだと知ります。

マサルは、両親や兄姉を亡くし、ひとりぼっちで暮らしていました。学校にも通っておらず、生きることに絶望しています。

穂乃花はそんなマサルに友達になろうと伝えます。しかしマサルは、自分のことを知れば誰も友達ではなくなる、と彼女の言葉を信じられません。

その日の夕方、八百吉の家で自動車事故と火災が起きます。しかし警察と消防が到着する直前、すべてが跡形もなく消えてしまいます。現場にいたマサルは、穂乃花に声をかけられると走り去ってしまいました。


③ マサルの正体と、戦争の記憶
その後も怪事件は続き、こーさんとハルカも、外国人の運転する車が突っ込んでくるという幻覚のような事故に巻き込まれます。

車と塀は元どおりになりますが、驚いた穂乃花の祖母は転倒し、腰の骨を折ってしまいます。

こーさんたちは、現場に何度も姿を現すマサルに疑いを抱き、住職を問い詰めます。

そこで明らかになるのが、マサルの悲しい過去です。

マサルは現代の少年ではありません。1945年7月の平塚空襲で家族を失い、自らも重傷を負って小出川のほとりで命を落とした、戦時中の少年だったのです。

死の直前に助けを求めたマサルは、河童の石碑が放つ光に包まれ、現代へ移動していました。そして、いつの間にか河童の姿になっていたのです。

戦争中の記憶しか持たないマサルにとって、西洋人はかつての敵でした。そのため、現代の外国人に事故や火災の幻覚を見せ、恐怖を与えていたのです。

④ 妖刀菊正と、マサルの最期
住職は、マサルを成仏させるための妖刀「菊正」をこーさんに託します。

こーさんはマサルを追い、小出川で河童の姿になった彼と対峙します。マサルは、自分が戦争中から突然現代に来てしまったこと、そして外国人を敵だと思い続けていることを語ります。

こーさんは、時代が変わったことや、マサルの行為によって人が大けがをしていることを伝えます。しかしマサルは、悪さをやめようとしません。

翌日、マサルは穂乃花を連れ出し、大曲橋の欄干から突き落とそうとします。

こーさんは妖刀を振るいますが、その瞬間、穂乃花の姿が消えます。彼女が幻覚だったと気づいたこーさんの前で、マサルは攻撃を受け、川へ落ちます。

人間の姿に戻ったマサルは、ようやく父母のもとへ行けると告げ、こーさんに感謝して息を引き取ります。その身体は光に包まれ、消えていきました。

数日後、地元の人々が集まってマサルの追悼式が行われます。穂乃花も涙を流し、マサルを悼みます。こうして大曲橋の公園には、新しい河童の石碑が建てられます。

物語は、マサルの魂を悼む人々の姿で幕を閉じます。

2. 考察
① 穂乃花は、マサルが最後に得た「友達」
この作品で、私が最も重要だと感じるのは、穂乃花とマサルの関係です。

マサルは、戦争によって家族を失い、死の間際に現代へと移されました。しかも、河童という人間とは異なる姿になり、家族のいる時代にも帰れず、誰にも自分の事情を理解してもらえない存在になっています。

そんなマサルに、穂乃花は事情を知らない段階から手を差し伸べます。

彼女は、野菜を盗んだことだけを理由にマサルを悪人と決めつけず、なぜそんなことをしたのかを尋ねます。そして、彼が家族を失い、孤独に苦しんでいることを知ると、友達になろうと伝えます。

ここで注目したいのは、マサルがすぐには穂乃花の好意を信じられないことです。

「自分のことを知れば、みんな友達ではなくなる」と考えるマサルは、誰かに受け入れられることを諦めています。だからこそ、穂乃花の言葉は、彼にとって簡単には信じられないものだったのでしょう。

それでも、後にマサルは穂乃花を探し、彼女から駄菓子を分けてもらいます。そのとき、彼は初めて、本当に友達になれたのかもしれないと感じます。

穂乃花は、マサルが失ってしまった人間同士のつながりを、最後にもう一度与えてくれた人物なのだと思います。

② マサルは本当に悪い妖怪だったのか
マサルは、現代の外国人に事故や火災の幻覚を見せ、人々を恐怖に陥れています。その結果、穂乃花の祖母が大けがを負うことになります。

したがって、彼の行為を単なるいたずらとして片づけることはできません。

しかし、マサルがなぜそのような行動を取るのかを知ると、見方が変わります。

彼の意識は、1945年の戦争の中に取り残されたままです。家族を奪った空襲の記憶があり、外国人、とりわけ西洋人を敵として認識しています。彼にとっては、戦争が終わったことも、社会が変化したことも、十分に理解できないのです。

これは、過去の憎しみを現在に持ち込んでしまった悲劇といえます。

ただし、ここには重要な区別があります。

マサルが憎しみを抱くに至った事情には、深い悲しみがある。

しかし、その憎しみによって無関係な人々を傷つけることは正当化できない。

作品は、マサルを単純な悪役として描くのではなく、被害者であった少年が、時代を超えて別の人々を傷つける存在になってしまった悲しさを描いているのだと思います。

③ なぜマサルは穂乃花を襲ったのか
ここは、物語の中でも特に考えさせられる場面です。

穂乃花は、マサルにとって初めて自分を受け入れてくれた友達です。それなのに、マサルは彼女を橋から突き落とそうとします。

この行動を、単純に「友達を裏切った」と捉えるだけでは、少し足りない気がします。

マサルは、自分の存在を終わらせることを望みながら、同時に、他人を傷つける行動を続けています。穂乃花との友情によって、彼の中に人間らしい感情が戻り始めた一方で、長年抱えてきた憎しみや絶望は消えていません。

また、穂乃花を人質に取った場面では、彼女の姿そのものが幻覚だったことが明らかになります。

この展開からは、マサルがこーさんに自分を斬らせるため、意図的に状況を作った可能性が読み取れます。彼は、妖刀によって自分が成仏できることを理解したうえで、こーさんに決断を迫ったのではないでしょうか。

ただし、作者がマサルの行動のすべてを説明しているわけではありません。

私としては、マサルは穂乃花を大切に思う気持ちを知ったからこそ、自分の終わりを受け入れようとしたという読み方ができると思います。

彼は、穂乃花と出会うことで、もう一度誰かとつながることができました。そして最後には、自分を終わらせてくれたこーさんに感謝します。

それは、長い孤独から解放されることへの安堵だったのかもしれません。

④ 河童の石碑は、マサルを救ったのか。それとも苦しめたのか
物語の重要な装置となっているのが、河童の石碑です。

マサルは、空襲で命を落とす直前に助けを求め、石碑の光によって現代へ移動します。

一見すると、石碑はマサルを死から救った存在です。しかし、現代に来たマサルは家族と再会できず、河童の姿となり、長い孤独を生きることになります。

つまり、命を救われたことが、必ずしも幸せにつながったわけではありません。

マサルは最後に、両親のもとへ行けることを喜びます。そこから考えると、彼が求めていたのは、ただ生き続けることではなく、失った家族と再びつながることだったのでしょう。

この点で、石碑の力は二重の意味を持っています。

死にゆく少年に、もう一度生きる機会を与えた。

しかし、その少年を本来の時代から切り離し、長い孤独へと導いた。

この矛盾が、作品の悲劇性を強めています。

⑤ 「戦争が終わった」ことと「戦争が終わる」ことは違う
こーさんはマサルに、戦争は終わり、時代が変わったのだと伝えます。

しかし、マサルにはそれが理解できません。彼にとっては、家族を奪った敵が突然目の前に現れたようなものだからです。

ここには、歴史的な時間と、個人の心の時間の違いがあります。

社会の暦の上では戦争が終わっていても、戦争によって人生を奪われた人にとって、その悲しみが簡単に終わるわけではありません。

マサルは、戦争の記憶を抱えたまま現代に現れた存在です。彼が外国人に対して敵意を持つのは、現在の人々を一人ひとり知ったうえでの判断ではなく、過去の記憶に縛られているからです。

この物語は、過去の出来事を知らない世代が、その傷をどう理解するのかという問いも投げかけているように感じます。

総評
『悲しき川音』は、河童伝説を題材にした怪奇物語でありながら、中心にあるのは、戦争で家族を失った少年の孤独と、彼に手を差し伸べる少女の友情です。

穂乃花は、マサルの過去を最初から理解していたわけではありません。それでも、目の前の少年を助け、友達になろうとしました。

マサルは、彼女と出会うことで、長い孤独の中にわずかな光を見つけます。しかし、過去の憎しみと絶望から完全に抜け出すことはできず、最後には自らの終わりを受け入れます。

私がこの物語で最も切ないと感じたのは、マサルが本当に欲しかったものは、河童として生き続けることでも、誰かに復讐することでもなく、家族と一緒に安心して暮らせる日常だったのではないかという点です。

そして、その願いを最後に思い出させてくれたのが穂乃花だったのだと思います。

穂乃花との友情は、マサルの過去を変えることはできませんでした。しかし、彼が最後まで誰にも理解されないまま消えていくことも防いでくれました。

追悼式で穂乃花が涙を流す姿には、短い時間であっても、二人の間に本物のつながりが生まれていたことが表れています。

この作品は、過去の悲劇をなかったことにはできなくても、誰かを理解しようとする気持ちには意味があるのだと伝えているように感じました。

文:chatGPTより

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