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夏詩の旅人 リスタート!

2020/12/18 21:00

 みなさんこんにちは、Tanaka-KOZOです!
次週より、ついに「夏詩の旅人(かしのたびびと)」の新シリーズがスタートします。
昨日、ついに全9話を書き終えました。

「夏詩の旅人」とは、僕の実体験とフィクションを融合させた物語で、2020年の4月から8月までWEB上にて連載された小説です。

この小説は、一部の…、極一部の熱烈なファンに支えられ…、
「まだ続けて欲しい」という、大変温かいお言葉を数少なくですが頂きました(笑)

しかし、物語は完結してしまったので、どうする事もできません。

そこで僕は考えました!

じゃあ主人公が行方不明になっていた、2006年から2020年の空白の時期の話を書いてみよう。
そのときに何があったのか?、スピンオフ連作の様にして、各話ごとに主役を変えて書いてみようと思ったのです!

そして、そんならせっかくだから、もっと前からの話も書いてみよう!
僕が20代だった1993年から、プロ活動を始めるまでの話。

いろんな人たちと出会い、別れ、そしてハルカと最初に出会う、シリーズ第一話(2004年)までの話も、一緒に書いてみようと思ったのです。

その中では、岬不二子と初めて出会ったときのエピソード「まだ見ぬ光」を、不二子目線ではなく、主人公からの目線で見た場面も出てきます。

「クロスロード伝説」の回で登場した、愛川ゼンとの確執の原因も出てきたり、ロッキンS誌のマイと、毎朝新聞のリョウと、中出氏と主人公が、同じ会社で働いていた頃の場面も出てきます。

あと、これまで読んでいただいた方にとって、まだ謎が解決しない部分があることでしょう。

「Surfer Girl」と「ここから始めよう」に登場したハルカと、どうやって主人公は再会したのか?

伊豆の今井浜から東京へ戻ったハルカが、なぜ神奈川の鎌倉の由比ヶ浜に住んでいたのか?

なぜ彼女は長い髪を切って、ショートボブに髪型を変えていたのか?

なんで主人公は、岬不二子を選ばないでハルカと一緒になったのか?
その辺も納得できる様に、新作ではハルカの人としての魅力を書かなければとも思い、その辺りについても細かく描写してみました。

謎はまだまだあります。

最終回のラストで、銃で撃たれて動かなくなってしまった主人公の左指が、少しずつ動き出す様になったきっかけは?

「爆走!ダーティー・ハリー」の回で、1人だけ逮捕されてしまったハリーが、その後、中出氏と共にYouTuberになった経緯。

そもそも中出氏とは何者なのか!?
中出氏についての驚愕の真実が判明します!


◆夏詩の旅人 新章における主要キャスト◆

シンガーソングライター:本編の主人公。2004年の6月にサーフ系雑誌“F”を辞めたのをきっかけに、プロとして活動をスタートさせたシンガーソングライター。同年6月に、伊豆の今井浜海岸で晴夏(ハルカ)と出会う。2006年10月、鎌倉国立大学の学園祭ライブ当日に、反原発を唱えるテログループに左腕を撃たれ、シンガーソングライターの道を諦めると、ハルカの行方を追う旅に出た。

大島晴夏(ハルカ):プロサーファーを目指す女性。伊豆の今井浜にあるSoul Halfという、サーフショップ兼南国風レストランに住込みで働いていたが、実家東京の母が重篤となった事をきっかけに、ひっそりと東京へと帰って行った。

岬不二子:音楽イベント会社“Unseen Light”の社長。会社を立ち上げて駆け出しだった頃、主人公と出会い、ピンチを救って貰う。以後、仕事関係でちょくちょく行動を共にする。

ハリー・イマイ:警備業や運転手などしながら生計を立てつつ、キーボーディストとしてミュージシャン活動も続ける男性。格闘技とマンガとAVのマニアだが、柔道の達人という面も持つ男。

中出ヨシノブ(中出氏):主人公とサーフ系雑誌“F”にて、以前一緒に働いていた男性。飄々とした性格で、かつ怪しい行動を取る謎の人物。

サキ:福岡から東京へ出て来た、プロドラマーを目指す女性。普段はEXPという音楽学校に通い、夜はBARでバイトをしている。

グリオ:主人公が働くサーフ系雑誌“F”の後輩。主人公を“アニキ”と呼ぶ。

野中涼子(リョウ):主人公が働くサーフ系雑誌“F”の後輩。のちに毎朝新聞へ入社するが、フリージャーナリストへ転身する。

二階堂マイコ(マイ):主人公が働くサーフ系雑誌“F”の後輩。のちに音楽雑誌、ロッキンS編集部へ転職する。

Kazz(カズ):ギタリスト。売れっ子スタジオミュージシャン。主人公と大学時代の同級生で、一緒にバンドを組んでいた過去がある。

櫻井ジュンコ(ジュン):歌手。カズの高校時代の軽音楽部の後輩女性。抜群の歌唱力を誇り、18歳でプロデビューをする。主人公とは高校生のときにカズと共にバンドを組んでいた。

平松:警視庁公安部の刑事。国内で暗躍するテロ事件を取り締まっている。2006年の鎌倉国大テロ事件のとき、主人公に救われた事がある。

ガル・シャルヒ:イスラエル人の女性ジャーナリスト。大学は日本の上智大学を出ており、幼少期までは日本に住んでいた関係で、日本語がペラペラである。

和田:音楽イベント会社“Unseen Light”の社員。岬不二子の部下。

夏詩の旅人 wiki はコチラ

https://ameblo.jp/tanaka-kozo-blog/entry-12618747524.html


 では、最後に今後のアップスケジュールを下記にあげておきます。

夏詩の旅人 新章
1.「それぞれの夏 前篇 ※1993年~1999年」2020/11/22アップロード
2.「それぞれの夏 後篇 ※2000年~2004年」2020/11/29アップロード
3.「はるかなる波の呼び声 ※2004年~2005年」2020/12/6アップロード
4.「心優しきピアニスト ※2009年」2020/12/13アップロード
5.「デッシマン ビギンズ 前篇 ※2010年」2020/12/20アップロード
6.「デッシマン ビギンズ 後篇 ※2010年」2020/12/27アップロード
7.「墓碑 ※2011年」2021/1/3アップロード
8.「山怪 ※2012年」2021/1/10アップロード
9.「由比ヶ浜で逢いましょう ※2013年」2021/1/17アップロード


では、おたのしみに!

https://ameblo.jp/tanaka-kozo-blog/entry-12638864906.html

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