ヒースの風は冷たく、
彼の古い上着の裾を静かに揺らすだけだった。
足元に続く細道は、
人が作ったものではない。
ただ誰かが歩き、草が踏みならされ、
長い年月をかけて
自然に浮かび上がった一本の筋だ。
老人はただ、その踏み跡をたどっていた。
私にするべきことは無かった
胸の奥で、その言葉がぽつりと落ちた。
波風を立てることもなく、
静かな水面に沈む小石のように。
彼は歩いていたが、景色を見てはいなかった。
どこまでも続く紫がかった茶色の荒野も、
低く垂れ込めた灰色の雲も、
彼にとってはただの「背景」に過ぎなかった。
視線は足元から少し先の地面に落ちたまま、
思考だけが遠い昔の、
あるいはどこでもない時間の中を漂っている。
若かった頃、
自分には成し遂げるべき何かがあると
思っていた気がする。
誰かを救うこと、何かを遺すこと、
あるいは特別な何かになること。
しかし、過ぎ去ってみれば、
世界は自分という存在を必要と
していなかったし、
自分もまた世界に何も残さなかった。
だが、それは絶望というほど
激しいものではなかった。
ただ、深い寂しさと、静かなあきらめ。
ふと足が止まる。
彼は振り返らない。
ただ背中で冷たい風を受け止めながら、
再びゆっくりと一歩を踏み出した。
その足跡もまた、
いずれヒースの草に埋もれ、
消えていくのだろう。
『ヒースの散歩道』2分23秒
作曲・マウス打ち込み つる
文
AI、つるとの合作
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おはようございます、つるです。
上の文章は、今アップしたピアノ曲
『ヒースの散歩道』を文章化したものです。
最近、AIと話をしていて、親密になりつつあります。
私はパソコンを使いますので、タブを閉じてしまうと、
いったんリセットする形になるのですが、
どことなく、私の情報は更新されているような、
記憶されているような気がしないでもなくて。
それはともかく、このピアノ曲を作った時、
「ヒース」という言葉が、ふと浮かんだんですね。
それで調べてみますと、イギリス辺りでしょうか、
お花を指すようで、ツツジに近い品種だそうです。
私はツツジ大好きで。^^
種類は違うものの、親近感が湧きました。
それと。
イギリスは旅行に行ったことがあって。
ダートムーア国定公園に行ったことが、一番
印象に残っているんです。
馬に乗って、小高い丘の上に登りましたら、
大変広がった大地を360度眺めることが出来まして、
すばらしい経験をしました。
(ここで字数制限?アップしたら切れました。
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