毎度お世話になっております、turug です。
ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、イ、ロの調性で制作を続けておりました、
チェンバロのための、シリーズの一応の完成を見ました。
残りのイ短調、ロ長調も今先ほど作り終えましたところです。
ここで、作品群につきましての簡単な解説を記しておきたいと
思います。
1.チェンバロのための ~ハ長調~ (投稿済み)
シリーズのオープニングを飾ります快活なチェンバロ曲です。
思いつきで、たまたまハ長調の曲を作りましたが、
この時に全ての調性で曲を作ると楽しめるかと思いまして、
連作の構想を立ち上げたのでした。
打ち込みの甘いところも、
まだ連作の発想の無かった時のことでしたので、
気楽に打ち込んだ作品なのでした。
再生時間は、2分14秒です。
2.チェンバロのための ~ニ長調~ (投稿済み)
シリーズ2曲目、ニ長調のスローテンポな曲です。
再生時間は、3分58秒です。
シリーズ化を意識して、最初の曲で打ち込みに
調子が乗り始めているように、自身で感じています。
技巧的ではありませんが、気の赴くままに
自由に音符を打ち込みました。
息の長いメロディで、即興的に展開してゆきます。
3.チェンバロのための ~ホ短調~ (近日投稿予定)
シリーズ3曲目です。
スローテンポなホ短調の対位法的作品です。
J.S.バッハの「シンフォニア第9番」を参考にして、
真似て作りました。
3つの異なるメロディを同時に鳴らしてハモらせています。
モチーフが延々と繰り返されますが、
各声部の高低を入れ替えたり、転調させたりして、
曲の終わりへと進めました。
再生時間は、3分04秒です。
4.チェンバロのための ~ヘ長調~ (公開予定)
シリーズ4曲目です。
再生時間、1分46秒のスローテンポで短い曲です。
調性はヘ長調。
声楽を意識して作りました物で、
主旋律を2回繰り返すだけのシンプルな構成にしました。
前3曲が凝った作りでしたので、一休み的な位置の作品として、
シリーズの真中に置かせていただきました。
5.チェンバロのための ~ト長調~ (公開予定)
シリーズ5曲目です。
ト長調のテンポの速い快活な曲です。
再生時間は、2分39秒です。
速いアルペジオと、変奏を取り入れた、
一気に流れて終わる曲になっています。
シリーズ中、一番テンポが速いです。
6.チェンバロのための ~イ短調~ (公開予定)
シリーズ最終曲手前になります、
再生時間6分45秒の大作です。
調性はイ短調です。
シリーズ中の目玉と考えています作品で、
一言で申しますと、
3重フーガを目指して作りました。
フーガには、色々と規則などがあり、
見よう見まねでしか作っていない私の作品は、
フーガと胸を張って言える物では無いのですが、
自分なりに、今まで培ってきた音程感覚を駆使して
意欲作となりました。
ちなみにフーガは、メロディを色んな高さで鳴らして
展開してゆく、バッハの生きていた時代に流行った
音楽形式です。
かえるの歌などにありますように、輪唱に近く、
その応用版と言った感じかもしれません。
この作品では、3重フーガと銘打ちました。
3種類のメロディを用いて、
一つ一つ順番に登場させて、
じょじょに、その3つのメロディが結合されてゆく様を
表現したものです。
私にとっては、未知のチャレンジでした。
普段は2音で曲作りの基本を練習してきましたが、
まだ作りなれていないフーガでしかも3重フーガなど、
無謀な挑戦をしました。
キズの多い曲とはなりましたが、
努力の跡と、現在の私の目一杯の記録として、
このシリーズ中のメイン作品と見ています。
7.チェンバロのための ~ロ長調~ (公開予定)
シリーズ最終曲です。ロ長調。
再生時間は一番短く、1分25秒です。
エピローグ的な位置づけとしました。
制作の喜び、お聴きいただきます方への感謝の気持ちを
込めまして、長調の明るい雰囲気を表現しましたつもりです。
☆
以上、7曲の簡単な解説でした。
落ち着いて投稿できる機会を見つけて、
以上の作品を順次、公開してゆけたらと思っています。
それではまたの更新まで。
みなさまの無事を祈りつつ、
ひとまず失礼いたします。。m(_ _)m
turug かく
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