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きょう・オータナティブーもうひとつのー5/29

2013/05/29 08:25


おとこうた・おんなうた


ジョルジュ・ムスタキGeorges Moustaki が 亡くなった。

激動の時代、場所を生きた
彼の「地中海人」という発見が素敵だと思った。


昔 父が時おり聴いていて
小さい頃からなじんでいたのだろう・・

大人になってからも ふと想いだしたように聴いた。

フランス語は チンプンカンプンなので
翻訳されたもので 味わうしかないが
彼の曲は すべてが 完成された小宇宙を持っていると思う。

もちろん
そのメロディも捨てがたいが
それは、やはり 詩と彼の声を生かすためのメロディ・・
語りの邪魔をしない慎ましいメロディ・・

憤っていても
悲しみに沈んでいても
喜びに胸躍らせていても
彼の声には、通底した 枯れ葉色の光がある。



今回
再びページをめくるように曲を聴いていたら
見つけた。


一対のブルージィなシャンソン。
フランス語のブルース。

それぞれが
独自の光を持っていて 弧高の存在ではあるが 
並べてみると
より 鮮明になるね。


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何か不変なものと、変わりゆく美しいものに 
一生懸命 訴え続けているような気がするよ。


















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