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きょうオータナティブ・もうひとつの ー9/21ー

2015/09/21 00:00

お久しぶりです。
随分留守にしました。
この間
厳しい暑さ、台風、地震といろいろ大変でしたね。

皆さん、お変わりありませんでしたか?

さて、少しづつ体調が戻って来たので
また ぼちぼち動き始めようかと思っています。

その最初の一曲はやはりこれ。

■Milton Nascimento - Ponta de Areia (Sand Edge)


高校の頃、jazz喫茶で初めて聴いたとき
「世界にこんなみずみずしい音楽があるのか!」
と 心が震えた覚えがあります。
歌詞は 実は 
「砂の岬」にある廃線になった鉄道の歌なんですけどね(笑)


ミルトン・ナシメント 砂の岬( Ponta De Areia )

作詞・作曲 / ミルトン・ナシメント

MILTON NASCIMENTO MUSIC FOR SUNDAY LOVERS ( TOSHIBA EMI )

砂の岬

砂の岬 そこは終点
バイーアとミナスを結ぶ 自然の道
ミナスを港へ 海へと結ぶ道
だが あの鉄道は撤去されてしまった
年老いた機関士は 帽子に手をやり
歓声を上げて汽車を迎えてくれた
人々を 思い出す

汽車はもう 歌わない
美しい娘に花を贈った日々も遠い
空っぽの広場にこだまする嘆き
忘れられた家々 戸口に
ひっそりと佇む 未亡人たち

汽車はもう 歌わない
美しい娘に花を贈った日々も遠い
空っぽの広場にこだまする嘆き
忘れられた家々 戸口に
ひっそりと佇む 未亡人たち

対訳: 国安真奈

*「もっとボーカル」さんより歌詞・和訳お借りしました。

http://upopvocal.music.coocan.jp/upopvocal.html



小さい頃 一面の枯野原に心惹かれて以来
なぜか うら寂れた光景が好きだ。
自分史は そこから始まっているような気がしてならない。

ラテンの鮮やかすぎる色彩と陽気さ。
裏腹の深い陰影。
そういうものから少し行ったところにある
柔らかな日差しと穏やかさ。
そこへまた辿り着く。

また 曲が作れそうな気がしている。
今までとはまた少し違った歌。

汽車はまた 唄いますよ。


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