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八月と新月ギャング

2014/08/08 23:40



「八月は祈りの月・・」

という言葉そのままに、８月は決まってトーンダウンしてしまいます。


生まれたときからのサイクルなのか

はたまた

そういう巡り合わせなのか・・・


何だか

あの世とこの世が限りなく接近する月といいましょうか・・



８月２日は

三カ所の花火大会が同時開催で

わたくしは　自宅の屋上から

遠い花火を　楽々と　観覧いたしました。


時おり　真下を夜の電車が通過いたします。






























































その次の日

仕事帰りに　観た　昼間の月。

きれいに半分の月。













































２．３日　胸が苦しくて

家でじっとしてた。

今まで　何度か　そういうことはあったけど

全身の力が入らないのは　今回始めて。


寝たり起きたりで

本はたくさん読めた。

８月は　なぜだか　まやかしの本を読むことが多い。

きっと　昔　ある日

中上健次に出会ったせいだろう。

多分　８月は　私にとって

新月のような期間なのだろう。



３日ぶりに　外へ出てみると

昼間の月がふっくらと白かった。

なぜだか　満ちて行くときは　早く感じる。



随分　久しく

自分の中の　原石を磨いていないなあ・・

そんなこと思ったりもして。





洗面所で　少し痛む胸元と腕の付け根を撫でさすっていたら

ふと　脇腹の辺りを

軽く優しくタッチする感触があった。

家には誰もいない・・・



おや・・


誰かが

訪ねてきてくれたのだろうか？



８月は　いろんなものが

寄り集う月。






□Billie　Holiday　　Summertime





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