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Live Report 1/31

2022/02/01 13:00



ALMANAC HOUSE での“MaggiesTune”Live
無事 終了しました。
変異株の急波がひしひしと押し寄せるこの頃
何と、主催の小原さんが、職場で感染者発生の為、急遽欠場となりました。
この日、BINAは、マイスターに譲って頂いた、ガットギターお披露目ということで、リハに臨みます。あらたにfoot restも購入し、ワイヤレスDI もお借りし、
音量調整します。音の抜けがクリアーで、柔らかいです。
さて、18時半より、マイスターの演奏からスタート。
「Puff」
「鉱夫の祈り」
ホッと落ち着いたところで準備にかかります。
今回は、ゲストですが、一番目の演奏です。
☆BINA
1.「Melody」最初の肩慣らし、指慣らしの1曲。
2.「あすの風・きょうの風」新曲です。
3.「Pigeon Blood」
 2、3の曲は、ガットが合うようです。
 今回は、少しおとなし目の選曲ですね。
ここまで、足の組み方と、ギターの治りがうまくいかず、もじもじしておりましたが、中断して、foot restを高くしました。なかなか、物も人もしっくりくるまで時間がかかるものです。さて、落ち着いたところで次曲。
4.「オノマトペ」観客動員の新曲です。
 初演の時、レスポンスが、上手く続かなかった経験から、何でも擬音語、擬態語何でもありにハードルを下げました。外国語など、多分聴いてもわかりませんからね^0^*  それこそオノマトペです!
 いつもお馴染みのK氏が駆けつけてくれ、口火を切ってくれたので
スムーズな流れに。鍵屋一座の面々も大いに協力してくれました。
5.「Ragtime Blues」
 次に演奏のMAUDIEさんがまだです。時間調整でもう1曲。
6.「P .B .&PPGreen」
上の2曲は結構ガチャガチャしているので、ガットでどうなるか不安でしたが
まあまあだったかな? 奏法はこれからの課題です。
最後の曲の終盤で、MAUDIEさん登場。
☆MAUDIEさん
以前に一度、“MaggiesTune”に参加させていただきましたが、その時の記憶では
カッコいい、古き良き、ロックンロールの印象が強かったのを覚えています。
ネーム入りTシャツ。赤いタオル。レトロスタイルのガイコツマイク。
ムード満点です。
機関銃というよりは、鉄砲玉連射の早いリフと、歌と、MCが混然一体となったスタイル。「0の大行進」「ロックのおじさん」
いつ歌が始まって、曲が変わったのか判らないくらい、切れ目がありません。
おしゃべりというよりは、半ば、呟きか呪文のようです。
聞くと、コロナ禍で、自宅リモートしているうちに出来上がったスタイルだということでした。
本当に、コロナがミュージシャンに与え続けている影響の大きさが伺えます。
もう1年半くらい前にご一緒した「にのさん」は、在宅勤務で、三ヶ月外に出ていない、とおっしゃってました。ああ・・お元気でしょうか。
 途中から、マイスターが客席のライトを落とし、舞台に浮かび上がったMAUDIEさんの姿が、ロックンロールスターの姿に重なって見えました。
☆鍵屋一座さん
総勢5名の大所帯バンドです。鍵屋かぎすけさんは、こちらでsoloで企画ライブを主催されているようです。何度か共演させていただいている詩笑さんが、ハープとボーカルで参加されています。
今回初めてご一緒させていただきますが、マイスターから伺っていた通り
全曲を通じて、エロスと弾むリズムに満ち溢れたステージでした。
オーディエンスより奏者の数の方が勝っており、目の前に繰り広げられる歌とパフォーマンスにただただ、圧倒されておりました。
詩笑さんのハープも生き生きとして良かったし、コーラスもパフォーマンスもお茶目でした。
途中、ギターの方が洗濯板のパーカッションへ。bass担当の方が、大きな缶に棒を差し込んで糸を取り付けたような楽器に持ち替えました。。どちらもチープな手作り感満載。ragtime風な楽しい演奏に変わりました。ピアノの方も跳ねたリズムの演奏が素敵でしたし(後ろ向きが残念でしたが)、それぞれが強者、曲者といった余裕ある演奏を楽しませていただきました。腰を振り振り、世界女色行脚を宣言するかぎすけさんのパワーには少し引き気味でしたが、なるほどマイスターの評判は確かだと思いました。
最後の‘Mack the knife'はサッチモで有名ですが、原曲はドイツ、ナチス政権下の歌なんですね。
陽気な曲調とは裏腹の、何とも殺伐とした歌詞の内容です。
サッチモの破顔の微笑みと共に
こういう曲を何気なく演奏する人達の底知れなさを感じました。
エロスと刹那、醒めたユーモアは案外共存するのかも知れません。
いつにない、感慨と余韻を残した一夜でした。
最後のマイスターの演奏が聴けなかったのが唯一の心残りでしたが。

出演の皆様、マイスター、応援してくださったK氏(写真ありがとうございました!)。
ありがとうございました。
明日もまた皆、無事に過ごせますように!
一日も早い日々の平安を祈りつつ・・・

◆Mack the knife







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