旅の終わりに<光明寺→鶴岡八幡宮・風の杜→夏越しの祓え>
光明寺にて
時を止め、息を止める一瞬。

誰があの回廊を渡るのだろう。
どこへ続いているのか。

強い日差しが照りつけるバス停の待ち時間。
ほんの少し、波打ち際に出てみた。
夏真っ盛りの人たちに背を向けて
ひんやりバスに揺られて・・・
いつもここに辿り着く。
境界が不鮮明になる。
風の杜にて

源氏池の赤い蓮はまだ。
この平家池に ただ一輪の白い花。
瑠璃色の翼をはためかせ、カワセミが飛び去っていった。

お祓いを済ませたら、まだ午後2時にもなってない。
きょうの目的はすべて終了。
さて・・・
ちょっと一休みするか。
<鶴岡八幡宮→中央図書館→寿福寺>

御成小学校、レトロだけど立派に今を生きてる。
裏の広いグランドから野球少年たちの歓声が。
ここを抜けていくと、こじんまりした中央図書館がある。
雑誌を見ながら余後を過ごす。
何度か、睡魔に襲われる・・
日が傾いて来た。
今回は、行く予定ではなかったけれど
最後に 深い緑を撮りたくなって・・
<実朝の眠る場所・・>


寿福寺の杉木立の向こうに
ゆっくりと 日が傾いていく。
旅の終わりに・・・
2013.6.30 夏は これから。
<出来すぎた後日談>
この旅の日記を書いた昨日のこと。
昼のサスペンスドラマ「浅見光彦シリーズ」を観たら
たまたま「後醍醐天皇伝説」だった。
またひとつ、謎が増えた・・
フォーレ「夢のあとに」