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Live Report 11/26 後編

2017/12/02 22:00


「Himeが愛した漢(おとこ)達 vol.17」 後半

No.6 アンビルさん
 実はこの日、ちょっとしたbookingの手違いで
 もう一人 ナイスミドルのミュージシャンが登場。
 私のステージの後に入ってもらうことになり・・
 垂涎ものの象嵌縁取り入りのMartin、
(奥様に売られそうになったという曰く付きの)を抱え
 歌い出すその声は甘く伸びやかで、clearな響きの
 Martinによく似合ってました。
 
そして この後 オゾンさん登場。 
話せば長くなるのですが
実は Himeさん、オゾンさん、それぞれ
soloでスタートしたのです。
おふたりが錦糸町PAPPY'Sで初登場のとき BINAはduoでご一緒していて
そしてまた、オゾンさんが生死を彷徨う大怪我の後
松葉杖をつきながら歌った時にも やはり
同じ日のブッキングで出ていました。
なんというか・・
ご縁なのですね。
そして今回 オゾンさん久しぶりのsoloということで
とても楽しみにしていました。
他の方達、マスターには申し訳ないのですが
オゾンさんがMCでそのことを言ってくれた時
もう ほとんど同窓会状態になってしまって・・
ステージと客席の境目がなくなってしまいました。

No.7 黒川オゾンさん 
  風邪をひいて咳、喉が枯れているということで
  2曲だけのsolo演奏でしたが
  感無量でした。
  初めての時 彼は手に一冊の本を持って
  詩を朗読していました。
  自作の詩と曲で、音楽劇のような構成の舞台を演出していました。
  そして 今回もまた
  手に白い本を持って歌っていました。
  懐かしくもあると同時に
  それは彼の一つの決意のようにも見えたのです。
  そのことがまた 私の今にlinkしました。
  23歳のときに作った歌初めて聴きました。
  風を追う羊飼いになる以前の 
  思いもかけない若さの中にどこか老成したような
  闇と影が感じられました。
2曲があっというまに終わって
Himeさんが登場です。

No.8 みつゆめびと
目の前のテーブルに置かれた銀の水差しから注がれた水で
優雅に喉を潤してから・・
*注 あるお客さんから「Himeにはペットボトルぐいのみは似合わない」
   という意見をもらって以来の必需品だとのこと。
始まった 2ndステージ。
 今回初めて聴いたボサノバタッチのすごい素敵な曲
 「砂の城」
 光栄にも、Himeさんが 私のような曲をとオゾンさんに言って
 作って貰ったという。
 なんて素敵な二人の相乗効果なんだろう。
 詩も曲もイタリア映画みたいにムードがあって・・
 私は思わず egg shaker ならぬ peanuts shakerを
 振るって jointしてしまいました。
 この後
 Himeさんが鈴を持ってのアカペラ独唱。
 この曲は「ひとりの演奏がいいよ」と
 マスターも オゾンさんも言ったという・・
 私も聴きながらそう思った。
 でも こっそり 時折 peanuts shakerを揺すらせてもらいました。
 蓮の葉を風が揺らすようにそっと・・
 Himeさんの了解を得たので その素敵な詞を紹介します。

「酔妃蓮(すいひれん)」

1. 夏の朝早く人知れず
  小さく泣いて開く白い花
  爪紅(つまくれない)の花の先
  赤く 紅く 緋く
  命短し 
  蓮の花

2. 夏の夜は更けても眠られず
  盃傾けて深情け
  ほんのり酔った頬の色
  赤く 紅く 緋く
  咲いて乱れる
  蓮の花

3. 蓮葉(はすは)の上でころころと
  雨の雫を遊ばせて
  いくら浮名を流しても
  いいえあなた一人
  心に秘めた
  蓮の花

4. 艱難辛苦(かんなんしんく)を乗り越えて
  やっと咲かせた大輪の花
  敢えて泥水すすっても
  清く浄く潔く
  気高く輝く
  蓮の花

5. 幾重(いくえ)の衣こぼれ散り
  水に浮かんだ黄泉(よみ)への小舟
  いつか再び咲き誇る
  清く浄く潔く
  最期に微笑む
  蓮の花
  
 

 
 
 
No.9 マイスター Last stage
 長時間の演奏と同窓会に飽きず付き合ってくださいました。
 「みつゆめびと」さんのこの企画も今回17回となり
 お二人をずっと見守って来たマイスターからも
 素敵なレスポンスが 多々ありました。
 最後、みんながコーラスできるように
 「ドナドナ」を演奏して今回のliveを締めくくってくださいました。

お二人のご縁からこのALMANAC HOUSEさんをご紹介いただいて
ありがたいことに 来年1月 こちらでbooking liveに
参加させていただくことになりました。
今回登場のアンビルさんとご一緒だそうです。

マイスターから
「もっとがんがんguitar弾いた方がいい」とアドバイス頂きました。
ありがとうございました!

最後に
今回ご一緒させていただいた全ての方々に感謝。
素敵な時間をありがとうございました。

■市川ALMANAC HOUSE

https://almanac-terurin23.jimdo.com



*注 添付の写真は 大賀ハスです。
 







  
 

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