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Live Report 1/12 その1

2020/01/13 22:30



ALMANAC HOUSE でのライブ無事終了しました。
今回、マスターのご配慮で
MASH RECORDSおなじみメンバーが3組出場でした。
加藤さんは今回、初出場。幸先の良いスタートです!

いつもの、鈴木マイスターのオープニングから今宵の宴スタートします。
高田渡の「鉱夫の祈り」
オリジナル「約束(仮)」

加藤雅之さん
 今身近で最も精力的に活動されている演奏家のひとりです。
 もともとロックバンドでbassを演奏していたという・・
 アコギに変わっても、持ち味のリズムセンスはそのままに
 小気味良いオリジナル曲を繰り出します。
 最初聴いた時 どきっとしたエスプリの効いた
 ・「モザイク」
 ーおれは ぼけちゃいねえ、
  訳わからんのはお前の方だ、とっとと墓に入んな!
 脳天をつかれました。
・「生きてる限りdancedance」
 この曲もキレの鋭い曲です。
どちらも、ラスト、ザクっと切って終わります。
潔く、いや、潔く生きたい、終わりたいという
演者の心意気・・・すごくわかります。
・「いわしのブルース」
これは、拙曲「Gardener Blues」にちなんで作られたという姉妹曲。
しかも、私の大好きな「Tennessee Whisky 」
のコード進行だという・・感激の極み!!
2/1に 人形町サロンゴカフェで Twoーmen Liveを予定されています。
行きますよ^^/

夜風レコードさん
 お会いするのも、演奏ご一緒するのも久しぶりです。
 このところ、スエキチさん、トシさんとユニットで活動されていますが、
 この日はsoloで出演。
・はっぴいえんどの「朝」カヴァー・・こういう淡々とした曲
 良いですねえ。
・ボサノヴァ調の「レコードと君」
・「冬のコート」
なんというかこういう曲は、夜風さんの独壇場・・
曲も声も聴いてて、ノスタルジィを感じる。いや
のすたるじぃ、とひらがなで書きたくなる。
冬の歌とか、「落ちてる不幸を拾ったおとこ」とか
マイナーコードを使っても
夜風さんの曲は、どこかふわっと暖かい。
春の雪みたいな感触がある。
なかなかご一緒できないけど、また曲を聴かせてください。

安蒜友昭さん
 最初の頃、2回ほどご一緒させていただいて以来
 久しぶりの共演です。
 曲は、
・松山千春「恋」
・堀内孝雄「老人」
・中島みゆき「糸」
・堀内孝雄「愛染橋」
変わらぬ美声、ますますツヤと深さが加わって・・
女性の歌も、安蒜さんが歌うと彼の歌になっています。
昭和歌謡の奥深さ、叙情性を再認識しました。
多分、歌は歌い手によって
何度でも生まれ変わるのでしょう。
久しぶりに、歌そのものを深く聴きました。
演奏中、私は歌そのものをぼーっと聴いていて気づかなかったのですが
あとで、お客様から12弦ギターだったよね、と逆に教えていただきました。
いつものMartinとは違った、まるでお琴のような繊細な音色だと
思って聴いていたのです。なんとも、はや・・^^*


実は、リハ時間中のことですが
マイスターとお話していて、この11月にNorth Journeyでお世話になった
寿限無亭が、1月6日に何と火災で全焼してしまったということを伺いました。
オーナーの佐藤さん自らひとつひとつ手作りでつくったというログハウスです。
ALMANAC HOUSEからのミュージシャンの達のオアシスといっても良いくらいの憩いの場所でした。ここから海を見下ろしながらの演奏は最高でした。
最初で最後の体験になってしまったことが残念でありません。
2月にはALMANAC HOUSEで、South Journeyが開かれます。
今回お世話になった方達からその後のお話を聞けると思います。
行政や公的な補助によって再建されることを
願ってやみません!

Forever 寿限無亭!!


以下、続く・・・



 
 

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