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かくれんぼをしたまんま 日が暮れて
みんなは お家に帰る
鬼の少女は
大きな楡の木陰に 取り残される。
遠い記憶が蘇って
今 重なる。
誰が 悪いわけじゃ ないのかもしれないけれど
少しばかり 我が儘で 甘えん坊の少年が
大きくなって その少女に出会ったのだとしたら
今度は
夕日が沈む前に
そっと 手を引いて
お家の前まで つれて帰ってあげてほしい。
その夏の日に
迷ったままの少女をどうか 助けて。
その夏の 時計は止まったまま。
逃げれば 逃げる程
終わらない夏は 追いかけてくる。
立ち止まって受けいれて。
今なら きっと そういう強さもお持ちでしょう。
友人として 今はこれしか言えません。
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↓↓ 2011年9月の記事 ↓↓