お正月そうそうの話題ですが・・・
小さい頃から 可愛がってくれた叔母さんが
脳溢血で 入院しているという知らせをもらって
お見舞いに行ってきました。
ほとんど 全身麻痺で 動く事ができず
はたして 私の事を 認識してもらえるかどうかという状態でした。
手足はもちろんのこと
麻痺があると 目蓋さえも 開けないんですね。
手を握ったり
頬をなでたり
耳元で 名前を呼んだり
持っていった 真っ赤なチューリップの話をしたり
わずかな顔の筋肉の動きで
私を認識してくれたことを 確認しました。
大好きな叔母さんと過ごした日々が
走馬灯のように 浮かび上がって来る。
お元気なうちに もう一度
逢いにこられるだろうか・・・
これが最後かもしれないと
いい聞かせながら 病院を後にする。
いつからだろう。
大好きな人と 会ったときは
できるだけ 伝えたい事を残さないようにしている。
声に出して さようならを 言うようにしている。
思い残す事は 実は そう無い。
願いもそう無い。
でも 強いていえば ひとつだけ・・・
ささやかな願いが できた。
それは かなわなくていい望み。
胸の内にあるだけで 暖かくなるようなもの。
お守り代わり。
みんな 四方八方無理をすることなんか 実は無い。
今 目の前の 最優先のことを
片付けていけば それでいいんだと 思う。
いつだって
GOOD LUCK ! !