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今自分が感じる欲しいギター

2023/07/28 18:00

 今、西伊豆でキャンプするだけでなく、西伊豆でバンド活動出来る事に非常に個人的には楽しく感じています。
 来年の9月には65歳で定年再雇用も終わって無職となり、娘の美妃がいなければクルマの維持も不可能となり、今のバンド活動も美妃にあわせて作って来た内容なので、美妃がいなければ終了せざるを得ないわけで、ずっと続くものではなく、いつも「あぁ、今年は続けられた・・・」というような状態の中で続いているので、西伊豆での活動も、もしかしたら来年の夏までか・・・またはクルマを車検で手放すことになれば次の春で終わりかもしれません。

 そんな、いつ終了してしまうかわからない音楽人生の終焉期ですが、今の自分にとって最良のギターを考え、また、退職後の自分を考えたささやかな音楽活動に使用可能なギターを考えはじめてしまいました。

 いや、違うな…そんな計画的な脳は持ち合わせていないので、小さなクルマに沢山の荷物とフル定員乗車で楽に西伊豆にギターを持っていき、海岸や川のそばの直射日光下とハードな場所で使用する(要は近所の公園でも同じ…)そんな条件に世界で一番適合し、かつ、老人に優しい軽さと弾きやすさを加味した究極の「ハードボイルド小型軽量ミディアムスケールエレキギター」が欲しいし、それを「西伊豆活動スペシャル」にしたいという気持ちが湧いて来てしまいました。

 あるギターを基にカスタム制作してもらえたとすればそれは可能なのですが、作ってもらえるのか、作ってもらえたとしてもたぶん買えない高額商品になっちゃうだろうなぁ・・・とは感じるのですが・・・。

 小型・軽量・旅先・・・ということで、基本はトラベルエレキギターですが、とくにトラベルに特化使用とは考えず、悪天候やきつい日差しや潮風・強い湿気にも強いギターであってほしいという願い「ハードボイルド仕様ギター」として考えており、そのギターがオンリーワンになってもコレでいいと思える謂わば「どこでもギター」を頭の中に描いています。

 ベースのギターとして最適だと思ったのは「SGT-3DPEG(ミディアムスケール)」です。東戸塚で作られている?なんだかギター工房で作られた木材パーツに金型屋さんが専門につくったパーツで、ギターが三分割にして運べるというようなギターで、スタインバーガーのヘッドレスと同じようでちょっと違う構造、取り外し式デタッチャブルのメイプルネック・ローズウッド指板、小型ながら長さはある程度あるアッシュ材のボディーを採用する約11万円くらいのギターです。
 ちょっと、ターナーを細長くしたようなルックスでカッコは良いです。

 実器を見ておらずカタログ写真ベースの考えですが、オリジナルとは変えてハードボイルド対応にしてほしいと感じた点は・・・

1. 全体色が黒いこと

 黒い色は熱を吸収するのでハードボイルドな野外環境には向かず、室内用に感じる。また、ルックス的にも真っ黒はアウトドアに適している感じがしない。従って、一番ナチュラルな木目そのままのナチュラルが良いと感じ、なるべくテカテカしない艶消しな塗装(またはウォーン塗装)が良いと思った。

2. ローズウッド指板

 湿気や海風、直射日光を考えると、生木が出ているローズウッド指板のダメージは強いので、ハードボイルドギターとしてはそれを薄い塗装でコーティングして対策してほしい。

3. ピックアップ

 ブリッジがギブソン系なのでハムバッキングの方が向いていると思うが、どうしてもハムバッキングのフロントは個人的にコントロールできないので、フロントはシングルコイルに変更したい。(リアはオープンのハムバッキング・フロントはカバードのシングル)
 さらに出来る事であれば、リアのハムバッキングはコイルタップスイッチをつけてシングル化できるようにしたい。

4. ピックガードが黒いこと

 ナチュラルのボディーには赤鼈甲柄か、白パールがいいな・・・という個人的な希望と、黒では加熱してしまうだろうというハードボイルド環境での使用を考えた仕様。

5. コントロール

 1ボリューム1トーンを、1ボリューム(右用と同じ回転方向でAカーブ)とタップスイッチに変更。
 タップスイッチがダメならば、インプットジャックをトーン位置に移動して、アッセンブリーの交換で様々なバリエーションのギターに着せ替えられるような案はどうかな・・・と思う。


 そんな感じです。
 これはぼくがもっと必要性の高い良いギターになると考えるスタンダードなカタチですが、これを全てカスタマイズでやって変更料金となれば、支払える金額ではありませんので、たぶん、カスタマイズはできないかなと思いますが、後日、誰かがやってくれたら…と思い、文字に残すことにしました。

 とりあえず、ベースのギターが東戸塚で見られるようなので、明日、見てきます。

 たぶん、ぼくの場合、価格を聞いて諦め、黒いのを買って自分でクルマ用の塗料を汚くハケ塗りして、ピックガードはシールかなんかで塞いで色を誤魔化し、ボリュームポッドは村上に替えてもらい、リアピックアップだけハンバッカーサイズのP90に変更する等で汚い魅力的でない安っぽい見栄えのギターにしてしまうのかな…。

 うーむ、それならばやめておくか…。

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