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「最近、今更になって気づいた事」

2020/10/29 00:00

 もう61年と1ケ月生きて来ましたが、今更になって気づいた事がいくつかあったので、もし、同じような悩み?をお持ちな方が居られれば(居ない可能性も高いし、もともとぼくの脳みそがないから気づかなかった…という説もありますが…)、なんらかの参考にしていただければ…と思います。

 まあ、カラ期間だらけの年金は65歳支給時にあまりにも少ない額で、もっと給料の高い職につけば良かった…とか、老後の蓄えなど無いのがロックだぜと思って生きて来たが、持病だらけでやっぱり蓄えは必要だった…等のいわゆる「人生に於ける失敗」は理解したところでどうしようもないので置いといて…。


1ボタン ギターは軽い方が楽で良いと思っているのに、気に入るギターは重いモノが多いのはなぜか…。


 これについては何故なんだ~と常に感じていた疑問でした…。
 音としては軽いギターでも締まった良い音だと感じるものも多々あるのに、なぜか重いギターの方が気にいる事が多い私…。
 SGジュニア、ダンエレクトロと軽いギターを続けざまに立って弾いてから、やや重めなテレキャスターを弾いて今更ながらに気づいた事がありました。
 それは、軽いギターでは(特にネックが軽いギター)、チョーキング時にギター自体が持ち上がってしまったり、スライド時に弦から指がはずれやすく、バッキングのストローク時にストラップの長さによってはギターボディが揺れて弾きにくい…という弾きにくさを作っているようでした。
 今のところ、抜本的な対応策はありませんが、ある程度はネックを下に押し込みながら弾くイメージと、ボディを抱え込んで固定しやすいポジションを保つ事で調整したいと思います。


2ボタン SGに限る問題ですが、個人として「ヘッド落ちするSGの方が、しないSGより弾きやすく感じる」のはなぜか?


 これは考えてみると1ボタンと同類の感覚でした。
 ヘッド落ちしない軽いネックでは1ボタンと同じ症状が勃発し、結果的にボディより比率としてネックが重いギターではネックをしっかり持たなくてはならない不便さはあるものの、1ボタンのような状況は起きないためでした。


3ボタン あわせて、ボディに比べてネックが重いギターが気にいる事が多いのはなぜか…。


 一番の理由は、バランスの感覚としてボディが軽い錯覚を感じる事ができるためでした。最近気づきました。
 二つめは以前から思っていた事で、ぼくはネック勝ちな鳴りのギターの方が、音の立ち上がりの速さ、サスティーンの感じ等、好んでいるという点です。
 重いネックは木の密度が高い事が多く、硬くてサスティーンのある、輪郭のしっかりした音になる確率が高いためです。


4ボタン なぜぼくは、ギターアンプやアンプシミュレーターでは甘い柔らかなスモーキートーンを作り、出力側のギターはなるべく硬い音のものを使いたがるのか…。


 けっこうこれはなぜなのか自分にとって謎でした。
 大学生の頃、同じ軽音に属しておられたPAオペレーターの先輩に、アンプのミドルを下げてトレブルをあげられましたが、どうも気持ちよく弾けず、トレブルを下げてミドルを上げてしまう私でした。
 よーく理由を考えてみたところ、やっと数年前にわかりました。
 藤沢の団地に住んでいた1970年代前半の中学時代、ライブにも使えるアンプをとローランドのCA-40という40wアンプを買いましたが、このアンプをフルアップした音で弾きたいけど団地ではとても大音量で無理…。
 そこで思いついたのが、アンプを布団と毛布でグルグル巻きにして、さらに後ろ向きにして押し入れに押し込んで鳴らす…という方法でした。
 これなら40wのアンプが5wくらいのアンプくらいまで消音できる…(低域と高域を布団に抜かれるのを条件に…)というわけで、すっかりそのモコっているけど低域もない音に感覚がなれてしまいました。
 高校の頃はあまりエフェクターを使わずにアンプをフルアップしていたのですが、セパレートのアンプは出力もデカくてうるさいので、スピーカーを後ろ向きにして使っていたため、やはり高域はカットされて中域が強くなっていたのです。
 それにより、ぼくのギター音色の特徴である「ラジカセトーン」が身についてしまい、オーバードライブ等で音色づくりをするようになっても、同じようなトーンを作り続けていたようです。

 まぁ、どうでもいい話題ではありますが、60歳を超えて自分が何をどう感じて来たかを、なんとなく整理しているつもりです。
 ディスカバー自分の最終章ですか…。

 最終章といえば、数日後にせまったランチタイムのライブ(11月1日(日)12時30分~ 東横線白楽駅そばSammy's Hawaiian cafe)で使うDanelectro ギターですが、たぶんライブで使うのは最後になると思います。
 残念ながらネックもねじれ、フレットも部分的に浮いたりして、ブリッジの木もすり減り、よく使うポジションで4ケ所も音がでなくなりましたので、費用をかけて直さない限りは、もう使えないようです。
 残念ではありますが、5万円くらいで購入したギターに対し、今の薄給状態で直す費用はかけられないので…。
 とともに、美妃が約15年前になりますか、最初に歌ったオリジナル曲「And me」もDanelectro の思い出とともに11/1ライブで封印するつもりです。

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