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最近の自分のギター事情

2022/09/27 09:00

 32,800円エレキの"Ryoga neo / Skater neo"の購入については、残念ながら大失敗でした。

 価格の割にはキチンと作られてはいましたが、決定的に自分にとってはダメな箇所がいくつかあり、はじめてギターを持つ方々がメインとして使うギターとしては「?」と感じる部分も多いギターでした。
 ボディー形状や重さが理想的なだけに本当に惜しく感じました。
 上位モデルの出来が素晴らしいだけに残念・・・。

 まず、ウッドマテリアルについてこの価格のギターに求めるのは筋違いなのでそこは仕方ないとして、その全く鳴らないスカスカさをカムフラージュするためか、ピックアップの出力が大き過ぎて、他のギターのハムバッキングと同じくらいコイルタップ無しのシングルコイルが歪みます…。
 ハムバッキング時には「あまりの歪みにビックリする」という感じです…。
 これをビギナーモデルでやっちゃうと、ピッキングのコントロールの意味がなくなり、上達の妨げになっちゃうような気がぼくはします…。

 さらには、安いパーツながらペグの精度も悪くないし、価格よりしっかり作られているところは素晴らしいところなのですが、ブリッジ駒のオクターブ調整が駒同士が当たってしまい動きにくい点、これはギターを弾きはじめてちょっとの方は諦めて音痴なままギターを弾くという悪い結果を生みそう…。
 正直、ネジが完全に弦を緩めきってからでないと回らないので、かなり使い辛いですね。

 ネックジョイント角がまっ平らで角度がないので、駒を下げてネックを逆反り気味にしてもハイポジションの弦高が下がらない点は、ペタペタに低い弦高を好むぼくには厳しい事態です。

 また、これは個人的な好みの問題ですが、ボリュームポッドがBカーブなので、Aカーブでないとコントロールできないぼくは交換の必要があるという点もあります。

 なので、このままではちょっとやそっとでは、使うことができないなという結論です。残念・・・。

 けれど、このボディー形状や軽さは魅力があるので、このままでは使えないものの、「いつかピックアップをもっとまともなものに換える。」「ネックに角度をつけてハイポジションの演奏性を良くする。」「ボリュームポッドをAカーブに変更する。」など対応して、使えるギターに改良したいと思います。
 ただ、ピックアップの変更はかなりお金もかかるし、ちょっと後回しにしてこのギターはしばらく放置としておく事にします。


 その替わりといってはなんですが、今のバンドの音楽には向いていないので使用をやめていた"Fender Vintage 1952type Telecaster"の使用を復活しようかなと検討しています。

 悪天候や、湿度変化の大きい環境を考えると、やはり、オールラウンドに使えるギターとして環境でネックやフレットのコンディションに悪影響が出にくいメイプル指板のギターもスタンバイさせておく必要があると感じたためです。

 先月の西伊豆でのキャンプ中にWestさんでライブさせていただいた時の、前日の悪天候によって指板がビショビショな状態になり、ちょっと嫌な気がしたこと。さらには、今回の台風が続き、湿気が下がらない今の状況で、弦高を限界まで低めにセットしている自分のギターたちはかなり天候の悪影響を受けてしまい、ヒビッたり、音詰まりしたりでどうしようもない状況下となり、対応していかないといけないなと思ったからです。

 最近はミディアムスケールのギターで楽をしているので、だんだんレギュラースケールのギターが辛く感じるようになって来てしまっていますから、Duo sonicなどミディアムスケールで重量も軽いメイプル指板のギターがあれば一番良いのですが、左利きの自分にとってはなかなか安価なモデルを見つけられなく、現在演奏している楽曲には合わないものの、"Fender Vintage 1952type Telecaster"のスタンバイを検討してます。

 先日、ちょっとバンド練習で"Fender Vintage 1952type Telecaster"を使ってみたのですが、ラウンドのキツいフレットや高さが低いフレットはチョーキングで音詰まりしやすくて弾きにくい事や、明るくアメリカらしいパキンッという音色が、今の使い勝手には合っていない点は否めないのですが、昔、自分が一番憧れて欲しいと思って買ったギターでもあり、とにかく重量が軽めだし、ギター自体が今出したい音ではなくとも、連続する雨の季節やキャンプ場への持ち込みを考えると、スタンバイできるギターにはしておきたいなと思いました。

 ただ、どうしてもノイズ対策だけはしたいなぁと感じましたし、フロントとリアの各ピックアップ毎の単独ボリュームコントロールに改造しているのですが、現在の自分の使い勝手ではセンターポジションでの利用が多いため、通常の1ボリューム・1トーンの方が良いようです。(センターでハムキャンセル)

 なので、PACOのギターに装着した264ギターズのピックアップを含み、電装関係を入れ替えてみようかなと思っています。

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