さて、次の日曜日(2/4)はライブですが、今回使うギターもZEMAITISでいく予定です。
その次からはまたSGに戻す予定なので、ZEMAITISの音を聴いてみたい方は19時に吉野町こびとさんへ、ぜひ、いらしてくださいね。
ギターのお話は置いておいて・・・、今日は残り10枚になった「人形大戦&続・人形大戦組曲」のストーリーブック+CDのお話です。
11曲入りのCD-Rと、シマウマプリントのフォトブックを使って作ったストーリーブックをセットして@1,000円で、ライブ時のみに手売りしています。
人形大戦組曲は、Youtubeでぼくのチャンネルを登録されている米国人・英国人・仏蘭西人等の方々から「CD音質で聞きたい。また、何を歌っているのか知りたい。」という要望があり、なら・・・「日本語・英語・フランス語・ついでにエスペラント語で同じような内容を歌う、世界に通用する組曲をiTunesから配信する。」という目的で作りました。
対象となる外国人にはiTunesでご購入いただけましたが、日本人にはほとんどダウンロードいただけず、結局、総合売り上げも5,000円に満たなかったため、こちらには売上の振り込みが無いまま、ついにはiTunesの感想覧に悪意のある知り合いからわざわざ悪評を書かれてしまい、その後はダウンロードもゼロになってしまいました。
なので、iTunesは業者に費用を払っただけで、海外の4~5人に聴いていただいたという効果のみで終了してしまいました。
仕方なく、全然聴いていただけないのでは曲を作った甲斐がありませんので、お世話になっている20人くらいの方にプレゼントして聴いていただくため、5曲入りのCD-Rと人形大戦組曲のお話の本をセットしてお送りしました。
以前登録していたサイトでは人形大戦組曲の評価は高く、沢山の方々から自分たちとしても良い音楽性だと思っていたのですが・・・、愕然というか、自分たちがiTunes等のNET配信に向いていないという現実を知りました。
NET配信は、すでに有名な方の、しかもメジャーな曲、それもアルバム内のすべての曲ではなくて1曲だけがダウンロードされることが多いようで、ぼくたちが配信してもただ友人に「ここに載ってるよ」という話題作りにしかならないのが現実でした。それも故意の悪評のために逆効果になりましたけど・・・。
ただ、自信作だった人形大戦組曲をこのままボツ曲にしてしまって発表を諦めてしまうのは嫌だと思いました。
そこで、人形大戦につながる続・人形大戦組曲を制作し、ミニアルバム2つではなく、「人形大戦&続・人形大戦」組曲としてフルアルバム化し、人形大戦組曲を埋もれさせないようにしよう・・・という計画でいくことにしました。
また、洋楽ロックを聴いたことがない邦楽ファンにとっては我々が住む国は日本なので、たぶん、様々な国の言葉が歌詞に交互に出てくるのもキャッチーでなく聴きづらいのかも・・・と思い、続・人形大戦組曲については完全に日本語オンリーで制作することにしました。
当然、向いていないNET配信販売は辞め、いろいろ考えましたが「その場で聴いて気に入った方に買っていただくのが一番」という結論となり、販売は「ライブ会場のみ」ということにしました。
ほぼCDサイズの冊子が@500円+送料くらいで印刷できるのがわかり、盤面印刷のインク代やポリ袋、CD-R代等の費用を考えても、1枚800~900円かからずにストーリーブック+CDが作れるとわかり、それで制作していくこととしました。
続・人形大戦の制作には、途中でぼくが心筋梗塞で死にかかる等の中止時期もあったりで、1年半以上かかりましたが、人形大戦&続・人形大戦をあわせたフルアルバム組曲11曲入りが仕上がったのは2016年の夏でした。
製作枚数はたしか50枚だったと思います。
現在40枚なくなったので、純利益としては@100円×40枚=4,000円ですが、プリンターインク代は高くて2度入れ替えていますので実際には赤字です。さらにカラープリンターが壊れたため盤面印刷できず、もう製作できません。
残りは10枚だけです。
なぜ販売にこだわるのか・・・ですが、人形大戦組曲をiTunes等で購入してくださった方はゼロではありません。
ですから、無料どころか1ミニアルバム@500円以下で販売してしまったら、その方々を裏切ってしまったことになります。
もう、購入していただけないだろうとはいえ、iTunesやアマゾン、その他のサイトに人形大戦組曲は載っています。
1,000円で本とフルサイズCD11曲入りは、正直、安いと思いますが、これとて本来やりたかったこととははるかに隔たりがあります。
本当は、油絵の絵本で描かれたストーリーブックにCD-Rではなくてプレス盤のCDをつけたかった。。。
さらには、音質を下げたYoutube動画で絵本のページと音楽をリンクさせたものをアップしたかった。。。
そんな崇高な目標をもっていましたが、それはこちら側からできる作業ではなく、絵を描く人が自由な発想で、この組曲のシーンに絵を描いてくれて勝手に音楽を使って作品に仕上げてくれる・・・というようなことが起きないと無理なわけで・・・、絵を描いてくださいという仕事をしていただくのではなく、あくまでもコラボとしてやりたかったことなのでした。
そういった夢は、ロックが芸術をリードして絵画や写真や様々なものがロックとともにあった時代をリバイバルしたかったということです。
ぼくらのストーリーブック+CDは、1/100に縮小されてはしまいましたが、そんな夢を載せこんでいるつもりです。
あと10枚はありますので、聴いてみたい方がいらっしゃいましたら、ライブの時、メンバーにお声がけくださいね。
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