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「以前使っていたギターの写真が出て来た」

2023/10/24 00:00

 10年くらい前に処分したギターの写真が出て来ました。

 同じようなギターに見えますが、右側は10年くらい前に売却してしまったメキシコ製フェンダーのスタンダード・テレキャスター(フェンダー社の中では当時最下位のグレードのテレキャスター)。
 もう片方の左側はグレコ(ダイナ楽器製造)テレキャスタータイプのギター(神田商会が販売する丁寧につくられた初心者モデル)で、つい先日購入したものです。

 「同じようなギターを買い直して、しかも新しく購入したギターの方がコピーモデルだし、グレード的に下のモデルじゃないか…バカじゃないの…。」とお思いの方もおられるかと思いますが、メキシコ製フェンダーの売却理由は「あまりにも重過ぎる(4kg近くある)」だったのと、当時はメインをGibson系に移行したいと思っていたためでした。
 Gibson系にしたかったのは、ギターアンプを使わずにラインでミキサーに挿すことを考えていたため、フェンダー系ギターでは奥行のない音になり、ペラッとしてしまうためギブソン系(ハムバッキングピックアップのギター)を使いたかったためでした。

 今はドラムとシンセのオケに馴染むラインっぽい音の小型ギターアンプを使ってバランスしているため、またフェンダー系ギターにメインが戻っています。

 そしてグレコのコピーモデルは、一回りボディーがスリムだし、軽いバスウッド材のボディーだったりする関係で、なんと! 3kgを割る軽いギターなのです。
 かつ、音も重厚だったメキシコ製フェンダーに比べて、かなり軽薄とも言えるほど明るい音で、繊細さは皆無ではありますが、ライブ的にはつぶしの効くオールラウンドな音です。

 ギター本体がボロくてピッキングニュアンス(トーン変化)が出ない…というよりも、単純に搭載されたセラミックマグネットのピックアップがパワー重視でガリガリの音な特徴があるため、バスウッドボディーでも埋もれることなく聴こえるサウンドを提供してくれるかわりに、少々ガサツな音…という特徴かと思います。
 まぁ、ニュアンス重視のシビアなプレイをしたい曲でなければ、それなりに最低限のことには対応できるので充分かなと思います。
 それを補い余りあるのがグレコの弾き心地の良さです。
 ナローネックで、弦高もかなり低く調整でき、弦の張力も緩めで、いかにも女性向きとでも言いたくなるような、手が小さくて、神経痛等であまり力をかけたくなくて、重さで腰と肩に負担をかけたくない年寄りなぼくには持って来いのギターです。

 今のぼくには、軽量グレコの方が向いているようです。
 ギターなど興味のない方には「同じ見た目のエレキだろ」と言われてしまうかもしれませんが、かなり違いがあるんですよね…。

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