HOTONEの小型マルチエフェクター「RAVO MP-10」を最近気に入って使っていたのですが、ソフトウェアのバージョンアップをしたところ、チューナーが機能しなくなり、ノイズゲートはオフにしているのにも関わらず小さな入力の音に対して音が切れてしまったり、歪み音色が暴れずにおとなしくなってしまったりと、不具合が続出してしまいました。。。。
なので、仕方なくRAVO MP-10の使用は諦め、今後はそれ以前に使っていた「VOX Stomplab」を使うことにします。
どうしても狭い場所や野外(電池しか使えない環境下)で使うことがほとんどのため、また、PAのあるようなオペレーターが操作してくれるような環境ではなくてギターのボリュームをシビアに自分でコントロールしなければならないので、超小型でボリュームペダル一体型のマルチエフェクターが便利なのです。
わずか7,500円程度で購入できるビギナー向きマルチエフェクターにしては使える機種だと思います。
単三電池4本の電池寿命も比較的長いし。。。
【追伸】
この2日間、いろいろ考えた結果でした。
上にも書いたとおり、いつも使っていたHotone RAVO のソフトウェアバージョンアップをしたところ、チューナー機能が使えなくなり、ノイズゲートをかけていないのに小さな音でプレイすると音が途切れたりするようになってしまいました。
それと同時に、バージョンアップ後はなんだか音に膜が張ったような感じになり、まったく音がダイナミックでなくなってしまいました。なんとなく歪みも控えめな感じの音になった気がします。
バージョンアップしなければ良かった…と思っても手遅れだし、また新たにすべてのパッチの音を作り直す気にはなれませんでした。
さらには、新組曲完成により、2つの組曲を連続で演奏すると60分以上のライブ時間になることがわかっているため、単四電池4本で稼働するHOTONE RAVO MP-10の電池での使用可能時間60分程度を超えてしまうし、リハも含めると本番で電池の入れ替えが必要になります。
その点から、ちょっと空間系エフェクトの品位も落ちるし、音の明瞭感も劣りはするけれど単三電池4本で4時間程度は確実に使えるVOX Stomplabなら時間的に問題なしです。
また、近年は以前よりも強い歪み音色でプレイしたい(ファズかと思うくらい強い歪みから、ギター側のボリュームコントロールによって軽い歪みまでを調整したい)と思っているぼくは、そんな強い歪みとは言ってもディストーション系の歪みではなくてアンプシミュレーションやオーバードライブ系の歪みをもって強い歪みにしたいという音色の好みなのですが、どうもHOTONE RAVO MP-10のソフトウェアアップデート後はそういった音が作りにくい感じがします。
その点、かなり雑な音ではあってもVOX Stomplabはクリーミーな強い歪みを出す音が作れ、便利です。
そういった、総体的なところから見てVOX Stomplab使用を選択することにしました。
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