BLOG

 

TAG:guitaramp

"Positive Grid Spark Go"について

2023/08/17 00:00

 先日、なんだかんだで購入から随分時間が経ってしまいましたが、超小型ギターアンプ"Positive Grid Spark Go"のインプレッションムービーをやっとアップしましたが、なぜ購入したのか、どう感じているのかを文字にしていなかったので、インプレッションムービーとともに、その辺も書きたいと思います。

 まずは一度ブログにもアップしましたが、インプレッションのムービーから・・・


 このムービーだけですと、「自宅練習(遊び)に最適な小音量・小型アンプ」なだけに感じてしまいますが、その機能は当然として、他の意味からも購入した意義がありました。

 小型・軽量・長時間使用可能な充電式・簡易エフェクト内蔵・コントロール部分には大きく他のツマミが邪魔にならないギターボリュームコントロールしかない・オーディオ入力はBluetooth対応・・・あたりが魅力に感じた部分ですが、それらは老人に足を踏み入れた自身の状況と、求め続けていたものにほぼ近い機能、定年再雇用終了後に自分がどんな音楽生活ならできるのか…また、もし、施設に入れられるようになったとしても最低限の楽器を持ち込むとすればどうなるのか…等を考えての購入でした。
 かなり大げさだなぁとお思いでしょうが、どんなに金欠でもなんとかギターが弾けるうちは音楽を何かしらのカタチで続けたいと感じている自分としては…、たぶん自分の年金では医療費を払うのがやっとでそれ以外は家族に迷惑をかけるであろう点を考えると、宝くじが大当たりでもしない限りは音楽を続ける自体がかなり至難の業だと思えるのです。

 ちなみに、それもあって、主力のギターとしては良い悪いではなく、サウンドハウスの激安弦で問題なく使えるギター2~3台のみを最終的に使うギターとしていこうと思っていますし(通常の弦1セットの価格で6セット買えるので…)、器材は経済難の度に売却していく事になります。
 音楽を続けるために音楽をする道具を無くしていく…というのもアレではありますが、最終的に残す楽器を決めておけばそれで仕方ないと諦めはつきますので…。
 残念ながら退職金も使い込んでしまったし、また、年金も他人より10年近く保険料を納めている期間が短いので年金額も少ないのは仕方ありません。
 そんなわけで、そんな自分が魅力的に感じるアンプというところです。

1.将来の居場所も考えた楽器選択

 最低限ギターは3本、アンプはバンドで使用時は、ZTamp Lunchbox+Sansamp+ボリュームペダル付きマルチエフェクター、個人ではこの"Positive Grid Spark Go"のみを想定しています。バンド・個人ともに必要最低限で最小・最軽量です。
 どんなに居場所の部屋が狭くなっても置ける大きさ、年寄りでも運搬できる軽さの実現が必須です。

2.小型モデリングアンプとして最良の構造

 小型モデリングアンプで一番に不満に感じていた点は、オケの出力に対して、ギターのボリュームをソロ・バッキング・オブリガード等によって細かく調整しづらい事でした。
 一番の理想はボリュームペダルでギターのボリュームのみをコントロールすることですが、せっかくモデリング技術が高品位でエフェクトかがそれなりに使えるものが内蔵されていても、エフェクトループもなくて狭苦しく沢山のコントロールのあるアンプでは、演奏中にボリュームコントロールが出来ないので、せっかくのモデリングトーンは使わずにペダルエフェクターで作った音をボリュームペダルに接続してクリーンな設定に接続するという、コンパクトさも何もないバカげた設定になるしかない点です。
 しかし、"Positive Grid Spark Go"では、すべての音づくりはスマートフォンにて行うことから、スマートフォンコントロール部分には他のツマミがなく大きなくギターボリュームコントロールしかない・オーディオ入力はBluetooth対応でギターととはまったく別系統のぼボリュームコントロールとなっており、ギターのボリュームボリュームがコントロールししやすい構造になっていたため、何も接続無くモデリングトーンのみで演奏できます。
 これはモデリング技術やソフトウェア上のエフェクターの品質が上がった中、ぼくが期待して探し求めていた素晴らしいところです。
 
3.個人使用であれば使用場所を選ばない便利さ

 部屋ではシールド1本つなぐだけで使える便利なアンプ。面倒な機器の接続なしにすぐギターを弾いて遊べますから、日々ギターを弾くことがおっくうにならないかと思います。
 極小軽量アンプに加えて起動時間の長い充電式だからアウトドアへ持ち出してオケはBluetoothでiPhoneから飛ばし、生声で鼻歌すれば極小音量ライブステージの出来上がり。
 バンド活動は土曜日の夜の練習と月1回日曜日昼間に限られるので、退職後は月~金まで個人で音楽をやるしかないのですが、集客は出来ず活動費用もないためお店に出してほしいなんてお願いできないし、ましてや近所でほぼ毎日30分程度演奏させてもらえる店なんてありませんから、公園で蚊の鳴くような音で演奏するというのが現実的なところかと考えていますので、このアンプは運搬の上でも、機能性でも救世主になってくれると感じています。
 それとは別に、もし演奏させていただけるような普通の喫茶店等があれば、このボリュームであればほぼ苦情ゼロで対応できるであろう、カフェのバックミュージック的な軽いインストなんて考えてもいいなぁ・・・などと思いました。
 さらにはこれはまだ未確認ですが、"Positive Grid Spark Go"はアナログのステレオアウト(ヘッドホンアウト)も備えているので、そこからPAに出力してある程度大きな音で演奏する…なんていうことも出来ちゃうかもしれません。
 また、トラベルギターと組みで使ったとすれば、その大きさ重さの楽さから行動範囲は無限大に広がるものと思います。
 歳をとっての楽器を持っての歩行を考えても、利点は高いと感じます。

この情報をシェア

COMMENT

何らかのエラーがあり登録できませんでした。
入力に不備があります

・・・・・・・・・

ARCHIVE

TAGS