Blanche

娘と父親、父親の友人によるロックユニット。童話のようなオリジナル組曲を演奏しています。 -----------------------  【ライブ情報】  次のライブは9月29日(日)11時30分から黄金崎クリスタルパーク駐車場で開催される野外ライブに出演予定です。 -----------------------

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PROFILE

Blanche

【Blancheの音楽について】

1. 童話的組曲が主体
 音楽の聴こえは変化しても、1993年から変わらずにこの手法で曲作りしています。単発の曲もありますが、基本的には童話的なストーリーのある組曲です。

2. ○○系ではなく、ただのロック
 オーソドックスなプレイヤーでありながら、オリジナルバンドは孤高のジャンルであるべきと考え、○○の付かないロックです。
 しかし、ロックと言うとボーカルがキェ~ッと吠えて、フォルテッシモな演奏をし続ける煩いだけのものと思われている方もおられるようですが、我々のコンセプトとしては「童話的組曲」なので、視聴者の対象年齢は2~3歳から80歳代くらいまでを考えており、特に低年齢層へのロックアプローチを重んじているため、ソレとは全く違うアプローチとなります。
 なので、ボーカルスタイルとして理想なのは保育者的「うたのお姉さん」なボーカルスタイルですし、オトナが「子どもは童謡だけでロックの演奏など楽しめない。」と勝手に決めつけている一種の勝手な呪縛から子どもたちを解放し、かつ、オトナに対しては「理想的なオトナの幼稚園」になることがバンドの目指す方向性となっています。




【net配信について】

 "Twitter Live"(及び"Youtube Live")にて毎回ライブを生配信していましたが、もうすでにコロナ禍での来場規制は解除されているところ、また、同日の生配信の視聴者も10人未満に減少してしまったので、終了させていただく事とします。
 元どおりに、netでの配信活動については、実際のライブを配信するのでなく、ライブとは別の日に「Twit Casting」より、バンド練習中に30分の生配信で、東北や関西等の遠方に住むバンドのサポーターの方々とチャットで語り合いながら親睦を深める「座談会+軽く演奏」に戻していこうと思います。

https://ja.twitcasting.tv/masakazuakutsu






HISTORY

2011/8 【1985年 ギター阿久津が在籍したKenmi MissTones解散】

【1986年 阿久津と村上が加入していた地元のブルースバンドを脱退】

【1987年 前身バンド結成(旧名称Wonder Boys)アメリカウエストコースト系オリジナル中心のバンド】

【1990年 自主制作レコード2作発表後、一度目の解散】

【1993年 再結成】


【1999年 音楽性を組曲主体の童話的な内容へと変更し、自主制作CD6作発表後、2度目の解散】

【2000年 2〜3人組民族楽器ユニットsiloamとして再結成(自主制作CD3作発表)】

【2004年 通常のバンド編成に戻る】

【2005年 ボーカルに実の娘(当時中3)を加入させ、モダンレトロなバンドとして再出発】

【2009年 ドラマー脱退後もビデオの活用等で無理矢理活動を維持。(自主制作CD4作発表。)】

【2011年8月14日siloam解散】 

【2011年12月 4ケ月の器材調整等準備を経てやや音楽性を変更、同じメンバーにてドラムレスのユニット"Beware of Moving Wax doll"活動開始】

【2013年2月 ついにAmazon、iTunes等で世界配信を敢行】
2015 【念願だった毎月ライブの敢行】
 ホームグラウンドとしたのは東横線白楽駅そば「Sammy's Hawaiian Cafe」という雰囲気の良い小さな店。2016年3月まで、毎月ライブを行います。
2016/8/21 新作組曲「続・人形大戦」と旧作「人形大戦」をペアにした11曲入り53分のCD付きストーリーブックを発売開始。(@1,000円)
2017 ライブ拠点場所の地元Sammy's Hawaiian Cafeでのライブを年3~4回程度に減らし、渋谷Mahoganyも拠点活動場所に加えて活動開始した。
2019/5/1 ユニット名をフランス語の白という意味の「Blanche」に変更した。
理由は定年退職で金欠になるため、愛車をBMW320iからVolkswagen UP!の白に乗り換えたため。
2020/2/2  ギター阿久津が定年退職後再雇用の低所得者になり、ライブの集客状況が不安定な現状から主催ライブを"Sammy's Hawaiian Cafe"のみとし、ライブ実施を毎月第一日曜のお昼とした。
2020/7/5  4月から6月までコロナの影響で活動自粛、7月から徹底的に感染予防対策を行って主催ライブのSammy's Hawaiian Cafeでの月1回ランチライブのみ再開。
2020/8/15 2008年に制作した組曲「マーリンと赤い竜はユニコーンを救う」をリメイクし、配信販売開始。(1,350~2,000円)
ライブ会場ではCDブックとして1,000円で販売開始。
2020/9/13 8月からスマホ用ライブ配信サイトPocochaを使って主催ライブ等を配信することにしたが、使いにくかったため、10月からはTwitter Liveから配信する事とした。

https://twitter.com/masakazuakutsu

2023/2/6 コロナ禍のライブ自粛解除となり、ライブ生配信よりチャット座談会的なコミュニケーション+演奏へ切り替えることにし、"Twit Casting"で配信へ変更。

https://ja.twitcasting.tv/masakazuakutsu

MEMBERS

  • Masakazu Akutsu (阿久津雅一)

    Guitar担当

    【生年月日】
     1959年9月19日
    【メイン楽器】
    Greco WST-STD
     Van zandt Bronson (custom)
     Gibson SG Junior (改)
     Gibson SG Faded
     264Guitars Custom Legend
     TECH21 SANSAMP
     Valeton GP-100
     ※録音ではギターシンセサイザー
    【備考】
     ボーカル美妃の父親です。
     定年再雇用の超薄給サラリーマン。
     作曲も担当。
    【ギタリストへの質問】

    http://coburnx.exblog.jp/17516723/

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  • Miki Akutsu (阿久津美妃)

    Vocal担当

    【生年月日】
     1990年3月26日
    【メイン楽器】
    ・ZOOM V3 
    ・BOSS VE-2 Vocal Harmonist
    【備考】
     ギター阿久津の娘です。作詞も担当。
     高校生くらいに見えますが保育教諭として働いて10年です。

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  • Yasunori Murakami (村上泰範)

    Bass担当

    【生年月日】
     1963年3月11日
    【メイン楽器】
    Fender USA Mustang Bass
     Fender Player Jazz Bass
     Gibson SG Bass Standard
     Eastwood アンペッグフレットレスのコピー
     Westminster リッパーベースのコピー
     SansAmp Bass Driver
     ※録音ではギターシンセサイザー
    【備考】
     ギター阿久津とは38年以上の付き合いの友人です。
     京急「青物横丁」駅前の喫茶店「カフェムジカ」のマスターです。
     ■カフェムジカのホームページ↓

    http://www.cafe-musica.jp/index.html



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DISCOGRAPHY

組曲「マーリンと赤い竜はユニコーンを救う」

2008年に製作した組曲「マーリンと赤い竜はユニコーンを救う」ですが、現在ライブで演奏しているアレンジで録音し直しし、2020年8月にCDブックで発売開始しました。おまけの2曲として2006年に作った"Waiting for you"と、1989年に作った"レクイエム"を現在ライブで演奏しているアレンジで録音し直しました。
数多くの配信サイトより配信販売されていますが、個人的に再加工された音がとてもロックで気に入ったApple Musicのサイトを試聴サイトとして載せています。

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【続・人形大戦】組曲 2016年夏発表



 2013年にiTunes等より発売した「人形大戦」組曲に、さらに続編として6曲を追加し、2016年よりライブ会場のみにてストーリーブック付きCD-R"1,000円"で販売開始しました。

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組曲「人形大戦」

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空飛ぶ自転車と赤い竜

 

 2014年12月13日、iTunesおよびAmazonにて販売開始しました。
アルバム4曲の購入ではiTunesの方が安く450円です。
ぜひご購入いただけたら有り難く存じます。

http://itunes.apple.com/jp/album/flying-bicycle-red-dragon/id947645503?l=en





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BLOG

「GuitarLab "elf"について」

2024/08/28 00:00

 ライブで「使わない」「やっぱり使う」と心を二転三転させる憎いチビッ子ギターは、1997年に千葉の"GuitarLab"に特注して作ってもらった"elf"という小さなギターの紹介です。(先日使ってみて、やっぱり良い音だなぁと思ったので…。)
 音はミニギターとは思えない素晴らしい音(いえ、所持するハムバッキングピックアップのギターの中でダントツに良い音)なのですが、狭いスペースであぐらをかいて座って弾くためのギターとして購入したので、立って普通に弾くとかなり弾きにくいという欠点があるギターです。

 このギターの型はオリジナルが左利き用でエレアコだったそうで、"Cars"のギタリスト・エリオットイーストンがツアー等の際にホテルで弾ける手荷物ギターを・・・と特注したものだそうです。
 その型にフロントだけにダンカン製ピックアップを搭載してエレキギター化したものが、池袋のヤマハで開かれていた個人ギタービルダーの展示会に出展されており、その写真を見て一目惚れし、作者の"GuitarLab 伊藤さん"にお会いして、金もないのに払える金額だけでなんとか作ってくれないか泣き落として作っていただいたギターです。特注ギターなのにとんでもない価格で作っていただいたので、値段はとても公表できません(笑)

 伊藤さんからは、ぼくの今までのギター音色を聴いて「シングルコイルピックアップの方がいいんじゃないですか?」と念を押されたのですが、当時のぼくは小型ギターでミニムバッカーのゴールドトップと決めていたので(Fender系なのにミニハムのレスポールデラックスのゴールドトップをイメージしたミニチュア版…)(笑)、展示されていたフロントピックアップのみのモデルをベースに、リアにハイパワーなミニハムバッカーを装着し(後にローパワーな1970年代初期のレスポールデラックスのピックアップをオープンにしたものに載せ替え)、カラーを仏壇の金具のような有難い(笑)金色メタリックにしてもらい、コントロールはAカーブのボリューム1つとピックアップ切り替えスイッチだけにしました。
 また、展示モデルよりもヘッドの傾斜角がはるかに少なくなっており、ネックを折ってしまう確率を低くしました。とともに、テンションが少しだけ緩くなる効果はあったかと思います。
 ボディーは重めなアルダー材、ネックはハードメイプル材でローズウッド指板、ブリッジ駒はドイツ製の削り出しカチンコチンなアルミダイキャスト製です。ペグはゴトーのシャーラーミニタイプのものです。
 製作者の伊藤さんは、このギターが高音質となる一番の理由は、このドイツ製削り出しブリッジプレートの威力が大きいと言われており、このギターに一番お金をかけている部分だとの事でした。
 たぶん、ハムバッキングなのにシャープな響きと、所持しているギターの中でダントツにサスティーンが良いところはその効果なんだろうなと思います。

 1997年当時、なぜぼくがこのギターを欲したか…なのですが、当時のぼくにはメンバーが揃って演奏できる環境がなくて普通のライブは行えず、狭いフリーマーケットのブースで座って小さくなってギターを弾きながらオリジナルの自主制作CDを実演販売していました。
 ギターを、風呂場の椅子に座って(風呂場の椅子の下にエフェクターを置いたりして…)、自分の肩幅未満にギターをコンパクトに抱えてプレイしていましたから、「座って、かつ、小さくなってコンパクトにピグノーズアンプで弾く専用だけれど、小さな見栄えとは裏腹に音の品位は優れたギターであり、かつ、自分の所持する他のギターとは違って、小さな音でも迫力のある音。」を求めていたのでした。
 かつ、見た目は骨董品的に見えるものがいいな…と。
 そのようなフリーマーケットでの演奏を主としていたのは1993~1999年くらいで、2000年には当時のバンドは解散したため、人前でこのギターを使うことはなくなりました。

 そのように、購入してすぐに炎天下の野外で使用し続けたため、ボディーの塗装はクラックだらけになって、購入して1年もしないうちにオールドギターの形相になってしまいました。

 その後は、まったく違うコンセプトで録音のみをおこなっていて、人前でこのギターを使うことがあまりなくなりましたが、所持するハンバッキングピックアップのギターの中で一番好きな音が出るし、造りがやたらにきれいでとても気に入っていることもあり、とにかくこのギターはどのギターよりも自宅録音では一番使ってきたギターです。

 なぜこのギターが素晴らしい音と感じるのか…ですが、小さな出力のアンプで際さな音で良い音を出したい…と考えると、「豊かな低域」とか考えがちですが、実際にそのような小型で小さい音のアンプでは迫力のある低域はもとより出力できなくて当然かと思います。
 迫力のある…とは、ラウドな低域のある音…とは限らず、自身のコントロールできる帯域を多く含むトーンでの勝負が「迫力を表現できる」と思いました。
 中心とするトーン域を、シングルコイルでは中高域を、ハムバッキングでは中低域を…と以前は考えていたのですが、1993年くらいからは考えがかわり、どちらのピックアップタイプであっても自分がコントロールを得意とする中高域にトーンの中心をもって来て良い音がするギターが良いと感じるようになりました。
 いわゆる中間的な感じで「シングルコイルはシャキッとしつつも、太めでふくよかな音」「ハムバッキングはスムーズながら、硬めでスッキリした音」とすることで、どのギターを使っても自分の色、自分のコントロール範疇の広いトーンのギターであることが「良い音」を演出してくれると考えました。
 自分の特徴として、低域も高域も強くなく、人間の可聴範囲の中心的な中域重視のトーン(簡単に言えば、オーディオ的ではなくてラジカセ的な音色)がぼくらしいトーンなのです。
 それに従って考えると、このギター"Guitarlab elf"は「ハムバッキングピックアップのギターにしては硬くて分離感もありながら、スムーズなスッキリした音で、気持ちよく歪み、ミニギターでありながら素晴らしいサスティーンも、豊かな表現力もある。」となって来るのです。

 人それぞれの「良い音」はあるのかと思いますが、状況別に七変化していろいろなタイプのギタースタイルを大きく弾き分けるスタジオミュージシャンのような人もいるし、「俺の音はコレなんだーっ」と変わらない1つのトーンで押し切る人もいる。
 ぼくはそのどちらでもなく、基本は1つの音色のままだけど、ディレイのオン・オフと、ギター側のボリュームコントロールで「ひとつの音色の中での多彩さ」を作っていくタイプだと思っています。様々なタイプのある中、それぞれの中心となるトーンも人それぞれ…。
 「良い音のギター」とは、そんなそれぞれの自分の表現力にピッタリあった音色に馴染むギターということなのでしょうね。

 しかし、立って弾くと、ピッキング側の手首が90度に曲がって腱鞘炎を起こすし、抱えた時にネックが内側に来過ぎて弾きづらいため、座ってでしか使いたくないギターなのですが、所持するハムバッキングピックアップのギターの中ではダントツに高品位な音を奏でる信じられないミニギターなため、腱鞘炎の恐怖はあるものの本当は使いたいのが本音です。
 それで、なんとか立って弾きやすいポジションをとれないか…と、ストラップピンの位置をしょっちゅう変えているため、ピンの位置もピンのカタチも常に変化しており、今はかなりボディーの内部の裏側に小さなピンを装着し、少し身体から離して弾きやすい設定にしています…が、自分の左腕が普通の方よりも90度近くズレているせいもあり、なかなか弾きやすくはならないのが現状です。
地べた座りすれば弾きやすいんですけどね。
 そのようなわけで、また、オリジナルの特注ギターでもあるため、このギターを売却することはまずないと思います。
 実はぼくがハムバッキングピックアップのギターの中で一番気に入っているギターが、何を隠そう、この"Guitarlab elf"です。

■以前、節電要請時にムービー化したもの


■最近のライブで使った際のムービー(後半)

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