昨日(2017年6月4日)、人生初の川崎でライブをやって来ました。
一駅通り越した蒲田では何度もライブをやった経験がありますが、なぜか30年以上音楽をやってきて川崎では演奏したことがなかったのです。
となりの市なのに不思議ですね・・・。なぜ川崎でやる機会がなかったのか、その方が不思議な事ですね。
ティーンスピリッツというお店は非常に好意的で、あの昔のガラの悪いおっかねーなーと思っていた頃の川崎にあるお店とはまるで違いフレンドリーかつ出演者の輪も明るく、なかなかオシャレなブリティシュパブのような雰囲気で多数のカクテルやお酒、多数の食べ物メニューで飽きさせないお店でした。
残念ながらぼくらのお客様は悲しいことにゼロでしたが、トップバッターのジャズギターインスト山本正人さんがたくさんお客様を呼んでくださっていたことや、どうもこの店には常連客がいるようで、それらの方々でそこそこ半数程度は席が埋まってくれていました。
いゃ~、出演者しかいないライブは寂しいので有難かったです。
しかも、かなりの方がきちんと聴いてくださっているという素晴らしい環境でした。
出演者をリハ時に一同に集めてお店のマスターから順番に紹介していき、その日の出演者の和をつくっていこうというライブのやり方も非常に健全で(あの川崎なのになんて健全なんだ・・・と泡食ってしまいましたが・・・)良いなと思いました。
また、出演グループ1グループにつき2,000円の器材使用料は徴収されますが、1,000円のチャージ料は全額ミュージシャンにバックされるので、かなり良心的だと思います。
音響的にも、狭いステージながらステージ後ろのメインPAスピーカーからだけでなく、入り口の上部にあるスピーカーからもガンガン出ているため、音はまわってしまうくらい出ていました。
ただ、ちょっとなれないと打ち込みオケを使う場合はリズムがダブって聴こえてやりにくい感はありました。けれどこれは慣れですね。
ぼくは基本的に天井で音が舞っているような感じは好きなのでOKです。
さて、当然のことながら出演者の皆さんは私からみると自分の子どもくらいの年齢の方々ですから、いつもは美妃が「ほぼお爺ちゃんに近い年齢層の中でひとり若くて浮く」という状況から、逆にぼくが「ひとりで年寄りで浮く」ということになりまして、これでいいんだ、これで健全なんだと思った昨夜でした(笑)
で、今回は繋がりのあるライブというか・・・、いえ、音楽はそれぞれまるで関係ないというほど違っていたのですが(笑)、トップバッターのジャズギターインスト山本正人さんがジョージアオンマイマインドなどの渋い曲を綺麗にプレイする中、途中でシンディーローパーのタイムアフタータイムを演奏し、うちの娘たちはシンディーローパーのバックバンドでもありタイムアフタータイムの作者ロブハイマンのバンドでもあるフーターズを好んでいるため、とってもウケていました。
そこで二番手の我々も1曲目に演奏した「空飛ぶ自転車」はシンディーローパーを意識して作った曲だが、まったく似なかった・・・という話をし、その後の出演者もなぜかシンディーローパーを喋りネタに使うという、そんなシンディー的な不思議なライブとなりました。
3番手の浅沼大地さんは25歳の少年、うちの末娘と同じ歳だわ。。。
歌うのが好きなんですと言われてましたが、いやいや、あれだけ力入れて歌って言葉も詰まっているので、もしあれをおじさんがやったら、たぶん呼吸困難で倒れてます。。。若いってパワフルだなぁとつくづく思いました。ぼくにもまるで犬のように疲れ知らずで元気な時代もあったなぁ~なんてシミジミと。。。
トリの島久美子さんはもうちょっと大人のピアノ弾き語り。有難いことにうちのCDをご購入くださいました。ピアノの弾き語りといってもあんまり綺麗キレイした感じではなく、けっこうドロドロとした強いピアノワークで、ややバンド的なアレンジを意識しているのかなと感じられる弾き語りでした。
横浜進出を狙っているとおっしゃっていたので、六角橋でご一緒しませんかとお誘いしてみました。
とりあえず、我々のライブはこんな感じでした。
やっぱり村上がいないと見た目がしまらないなぁ~。
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