zoom G1X FOURは、ペダル付きのzoom社のマルチエフェクターの中でもかなり安いグレードに位置するエフェクターの新製品。
いつも使っているVOX Stomplabが壊れかかっているので、その後がまとして使えるマルチエフェクターを捜していました。
発売されたばかりのzoomのエフェクターの評判が良かったため、買ってみることにしました。
最初はKEYで購入しようと思って聞いてみたところ、入荷未定とのことだったので、いろいろな店で見て回ったところ、なーんとどこでも売り切れ・・・。
さすがに安くて評判の良いものなので売れてますね~。
で、横浜のクロサワ楽器には1点あったので買ってしまいました。
ぼくの場合は音のすべてをマルチで作る必要はなく、基本的なアンプ音色はサンズアンプで作ってからマルチに送り込むので、マルチでは空間系とボリュームペダルの機能が必要とする機能です。
従って、マルチとしては以下の音が必要となる音色です。
1.リバーブ+ボリュームペダル
2.ディレイ+リバーブ+ボリュームペダル
3.モジュレーションディレイ+リバーブ+ボリュームペダル
で、このzoom G1X、リバーブやディレイが超レトロな音色のVOX Stomplabに比べてみると、超超々NOW~い!
奇麗で深いリバーブ、本当はコーラス使いたくなくてテープエコーのコーラスみたいなディレイを使いたかったぼくですがVOXにはそんな音はなかったのですが、zoomにはしっかりモジュレーションディレイがありました。
さらには、ボリュームペダルの最小ボリュームを設定する機能もzoomにも追加されていたので、かなり使いやすくなっています!
とりあえず、買って初日の状態で設定してみた音をムービーにしましたので、よかったら見てやってください。
https://youtu.be/qz35LGAUiU4
10月20日のライブで使ってみることにします。
ただ、どのようなものにも得手不得手はあります。
このエフェクターでもぼくの使用勝手としてはちょっと残念な部分もありました。
入力がライン出力には対応できるだけの余裕はないため、かなりサンズアンプのアウトプットボリュームを落とさねばならず、初期型のサンズアンプでないと出力が大き過ぎて歪んでしまうこと。
さらには、これは是非ともメーカーには改善していただきたい点ですが、ボリュームペダルとしてペダルを使用している際、パッチを切り替えるとペダルの位置に関係なくデフォルトでフルボリュームになってしまう点です。
同様の設定であれば、パッチ切り替え時も、ペダル位置を反映してほしいところです。
しかし、それを差し引いても空間系の出来は素晴らしいと思いますので、例のゲインオーバーで出力不足にならない限りは使いたいなと思います。
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