いやぁ~、嬉しい事がありました。
もう30年くらい前(1995~1999年頃)、表参道やドリームランドのフリーマーケットでCDの実演販売をしていた時にCDを買ってくれた外国人は多かったのですが、それよりずっと前の最初に作った1987年録音の30cm LPレコード「Wet or Dry?」を聴いているという外国人の方からメッセンジャーでメールをいただきました。
このLPレコードは、ほんの一部のレコード店(神奈川県内)と、一度目の解散(1989年)までのたった3度のライブでの手売りしかないので、外国人の方が所持しているのがとても不思議…。
写真を提示してくださり、東京でその方の友人から入手との事なので、町田アンバサドールでのライブの際にご購入いただいた可能性が高いですが、ほぼ売れなかったにもかかわらず、覚えていません…(笑)。
いやぁ、33~34年も前の事ですよ。
それを、ヨーロッパの方が気に入って今も聴いてくださっているとは…、嬉しい限りです。
ひょっとしたら、日本人やアジア人よりも、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア大陸の方々と子どもにぼくの音楽が好まれる…というイメージが持てたのはフリーマーケットで演奏しながらCDを販売していた時でした。
自主制作CDを作っても販売する相手が居なくて、考えた末に極端に小さな音(ボーカルは生声)でフリーマーケットの1ブース内にメンバーが無理やり入って小型の楽器でライブ演奏をし、CD販売していたのが1994~2000年くらいの時期でした。
日本人で演奏を聴いてくれるのは2~6歳くらいの幼児が多く、なぜかフリーマーケットに来た人たちの託児室みたいになっちゃった事もありますが、通常は遠目に斜め目線で見られているだけで、日本人からのCD売上はたまに「子どものおもりをしてもらったから…」と、お情けでお母さんが1枚買ってくれる事がありましたが、そんな感じであとは面白半分で表参道では芸能人が買ってくれる事もありました。
仮面ライダーの死神博士も演奏を見てくれましたが、「なんだ、楽器売ってるんじゃないのか…。」と言って無視されちゃった記憶があります。
ドリームランドではほとんど日本人に売れなかったけど、日に1人くらい有難い男性の方で買ってくださる方もいました。
南万騎が原のスーパーの前でのフリーマーケットでは、キーボードの片渕が地元の子どもに説教(笑)しちゃって、それが面白くて子どもたちが常連のお客様になってた…。
あの子どもたちも、今は40歳くらいになっているのかと思うと、月日の流れは早いなぁと感じます。
でも、どんな会場でも常に強かったのは白人と黒人の外国人に対する販売実績です。(黄色人種の外国人は販売実績なし…)
とくに場所が場所なので表参道が多かったのですが、正直、フリーマーケット来場外国人の2~3割くらいの方がCDを買ってくださるくらい外国人にはウケが良かったです。日本語なのに(笑)。
子どもの国では、アフリカのミュージシャンが特設野外会場で演奏していたのですが、その打楽器奏者の方がフリーマーケットを覗きに来て、小さな太鼓でぼくらの演奏にあわせて叩いてくれただけでなく、CDも買ってくださったという事もありました。
自分としては、1987年からの音楽性は激しく変化したと感じていますが、よーく聴いてみると、表面的なアレンジによる聞こえのジャンルがいろいろとバリエーションが出来ただけで、同じ自分が曲を作っているので、根幹の部分ではそれほど変化していないかな…という気もします…。
そうそう、フリーマーケット以後は、よく近所の公園で小さな音で演奏する事がありましたが、外国人と子ども以外にもウケの良いお客様が居られました。
散歩中の犬の皆さんです(笑)。なぜか動物ウケは良かったです…。はやく人間になりたい…。
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