震災最中にあります熊本や大分、阿蘇山周辺の皆様は本当に大変な状況、お察ししてもしきれない酷い状況かと思います。
ぼくにも福岡には親戚がいるので心配になっています。
ぼくらが個人で出来るのは、当面、毎日コンビニ等での救援物資購入のための募金に参画する程度しかありませんが、長期に渡る復旧活動のお手伝いにはなるかと思い、続けていきます。
さて、そんな中ではありますが、先日購入したエレクトロハーモニクスのエフェクター「Mel9」に続き、KEYの心斎橋店で特価販売されていたので同社の「KEY9」もNETにて買ってしまいました。
「Mel9」はメロトロンの音を通常のエレキギターで出力させるエフェクターで、ピヨピヨしたフルートの音や、ちょっとアタックのヒットが強すぎるけどストリングスオーケストラの音などを再現するエフェクターでしたが、「KEY9」はローズ等のエレクトリックピアノを中心とした音をエレキギターでプレイできるエフェクターです。
ローランドのギターシンセを持っているのだから、そんなものは必要ないでしょう。。。と思われるのは必然かと思いますが、そのとおりだと思います。
音色もギターシンセのようにヌケが良かったり、確実に使える音色というわけではなく、ハイファイ度も低くて主役的な使い方には向かないし、まるで似てない音も多々あると思います。
けれど、ローランドのシンセ(または、いろいろな作品で耳にする強い存在感のシンセの音そのもの)に、ぼく自身が飽きて来てしまった感があるのです。
いえ、まあ、このユニット"Beware of Moving Wax doll"と以前のバンド"siloam"との違いは何なのか・・・といえば、「ドラマーが居ない」と「ドラムマシンとギターシンセで作ったオケに合せて演奏する」という違いでしたから、ギターシンセイメージは非常に重要な部分ではありました。
けれど、ぼくの頭の中には「利便性・小型化」と「電源の無い場所で使える」 ということがあの震災以降、ずっと感じている事でして、どうしてもそれが主になっています。
実は、ぼくの使っている30Wの超小型ギターアンプの"ZT-amp Lunchbox Junior"は単三電池で鳴らすことが出来ますし、iPod等のオーディオを接続してモニターとしても使えます。
さらには、使用しているエフェクターも9V仕様ですから、電池または充電式のパワーサプライが使えます。(Mel9もKEY9も9V仕様です。)
また、録音に使用しているZOOMのマルチトラッカーも単三電池で駆動できるものです。
そしてどれもが必要最低限のミニサイズです。(ギターも小型高音質のものを所持しているのですが、これについては立って弾く事ができないくらい弾きにくいので、ギターだけはコンパクトなものは使用していませんが・・・。)
さらに、太陽光で充電用単三電池を充電するコンパクトなキットも購入しました。
何を言いたいのかといえば、「極限状況においても、しばらくは音楽をやり続けられる。」「原発の世話にならずに音楽をやりたい。」そんな環境づくりをしたいと感じていたということでした。
Mel9もKEY9も9Vですから所持しているエネループの9V用パワーサプライが使えますし、専用のコントローラーを必要とせず、普通のエレキギターでそのまま使用できるので非常に便利です。
また、音についても、いわゆるデジタルなシンセ的な音ではなく、なんかこうアナログちっくな音は温かみのある悪い音で(笑)、親近感を感じるイメージです。
ぼくはライブで使うことはないと思いますが、ギター2人でキーボードプレイヤーがいないバンドなどは、ライブでひとりがギターをやったりキーボードパートをやったりするのにとても適したエフェクターだなと思います。
ぼくもこれからはギターシンセよりも、こちらをメインに使っていきたいと考えています。
さて、そんな中、4/17日曜日にはさらに新しい新曲。。。いえ、作成中の新組曲内の5曲目にあたる新曲「妖精対戦」の演奏イメージの概略を決め、ドラムの打ち込みをしました。
演奏はまだ録音していませんし、歌詞も考えていないどころか、まだメロディもはっきりしないところもありますが、とりあえずドンドン制作を進めていきます(笑)。
KEY9の購入については、この曲のサビでエレピ(古いローズ)の音を出してみたくて購入を急いだのですが、はたしてうまく使えるのかどうか・・・、まだ、やってみないとわかりません。
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