BLOG

 

11月のライブが決まった & ペグ交換予定~

2017/10/20 00:00

 11月のライブが決定しました。
川崎の” Music Bar Teen Spirits”ですが、11月12日(日)で、たぶん19時開始(ドリンク別チャージ料1,000円)になると思います。
 案内が遅くなりましたが、ご来場の程、どうかよろしくお願いいたします。

川崎 Music Bar Teen Spirits
川崎市川崎区東田町4-11 アップルビル101
http://www.teen-spirits.com/



 さて、またもや先日購入したGibsonの2017年における最廉価版”Gibson SG Faded 2017 T”についての話題です。くどくてすみません(笑)
 GibsonのUSAメイドなのに右用ならば6万円で購入できるSGとは、国産エレキギターはおろか、韓国製より安く、要は中華製造と韓国製の中間くらいに位置される「国産量販ギターよりもかなり安物な本物のGibson」ということになります。
 おまけに、以前はちゃんとした過去からのグレード名”Special”を名前に冠していたのに、2017年モデルは”Special”が外されて”Faded 2017 T”(簡易塗装の2017年の廉価品)という「グレードに満たないモデル」まで名称を落とされてしまった低品位モデルなわけです(笑)。

 購入の理由は「メイプルネックの採用」が一番の理由でしたが、どうにもこのギターは弾いていて楽しく、ルックス的にも古ぼけた感じでカッコいいと感じ、とても気に入っています。音が高品位だ等とは口が裂けても言えない「安物にしてはそれなりに良い感じ」程度だとは思いますが、個人的にはかなりコントロールするのが楽しい音で、「Gibsonのギターがメイプルネックだとこんな感じになるんだ~」という若干の違和感を楽しんでいます。

 さて、購入する前は「Aカーブのボリュームに変更、ピックガードを特注し、リアをミニハムバッカーに、フロントをテレキャスターのフロントに変更、ペグをグローバーに変更」などと考えていましたが、いざ購入して音を出してみるとボリュームの減衰は素晴らしくてAカーブのポッドへの変更の必要はなく、思いのほかピックアップの音もコントローラブルでしたので変更の必要はありませんでした。

 思えばこれまでのGibson SGでは「ボリュームポット交換」「ボリューム・トーンのつまみを小型三角のものに交換」「リア・フロントともにハイパスフィルターの装着」「ピックアップセレクター下のトレブル/リズムのプラスティックプレート除去」「グローバー社のペグに交換」を定番の変更点して来ました。

 しかし、前述したとおりボリュームポッドの変更は不要、ボリューム・トーンのつまみは最初から小型で三角形のものが装着されているし、トレブル/リズムのプラスティックプレートは最初からないし、ぼくの使用勝手に合わせて制作してくれているの?と思えるような仕様のギターだなと思っています。
 ボリューム・トーンのつまみについては、偶然ですが、SG ’60s Tributeの黒い方に装着したものと全く同じものが装着されていたのでビックリでした。(たしかフェルナンデスのパーツだと思いましたが、フェルナンデス自体がどこからかのパーツを又売りしているんでしょうね・・・。間違いなく同じものでした。)

 さて、フロントの方だけですがKEY渋谷店でハイパスフィルターを装着してもらいましたが、なぜ、リアには装着しなかったかと言いますと、メイプルネックということもあって充分に硬めな音なのでリアには装着の必要が無く、また、フロントに装着したフィルターも効果が少ないものに留めました。

 あとは、ペグをGroverのニッケルメッキのものに付けかえるだけで良さそうです。
 いや、これもそれほど音的には変更の必要はないのかもしれませんが、現在、ヘッド自体が共振し過ぎていてチューニングメーターでチューニングの際に音が混じってチューニングしにくいのを改善する・・・という必要だけかもしれません。
 いえ、ぼく的にはルックスかな(笑)。中学生・高校生の時代、海外のミュージシャンの多くがGroverのペグに付け替えていたので、あのカタチがヘッドに付いているっていうのが憧れだったんですね(笑)。
 クロームメッキとニッケルメッキがありますが、ニッケルメッキの方にする予定なのは、ブリッジやテールピースがアルミ製で、どうもニッケルメッキっぽい色(やや黄色っぽくてクロームメッキほどギラギラ光らない)だからです。
 昔のGroverと今の物はギア比が違うため、後ろに張り出した大きさがぶ厚くなっており、「昔のものとは違う」ということで拒絶されるオールドギターフリークの方がいらっしゃいますが、前述したとおりで、「ペグの見た目のカッコ良さ」が一番の変更要因ですから(笑)似てればオーケーなんです。
 さらにはどう考えるかわかりませんが、昔のGroverも今のGroverも、クルーソンタイプに比べればカッチリしていますが、ロトマチックタイプの中ではポストがカタカタと遊びをもっているタイプで、いわゆる共振を完全に止めてしまう現代の主流のカチッと動かないタイプではないので、音的にみてもギア比の差で重量バランスの変化による音の違いはあるものの、他のロトマチックのペグよりも「ロトマチックの中では、ややクルーソンタイプに近い音」というGroverの特徴は継承しているのではないかなと思います。

 それよりも、ニッケルメッキした上からクロームメッキを施している最近のものと、昔のようにニッケルメッキだけで仕上げられているという点を考えると、どうでしょう、その辺は音には全く影響ないのでしょうか。。。
 ちなみにぼくはニッケルメッキを選びましたが、そういった(オールドギターに似ているという)理由からではなく、このギターのテールピースやブリッジなどの金属パーツの色がニッケルメッキに近い黄色っぽい色だったため、それに合わせたという理由ですが・・・。

 いづれにしてもぼくは「レトロな雰囲気」は好きでも、オールドギター至上主義ではないし、「ギターはその時の道具」的な感覚なのであまりこの手の考え方はどうでもいいかなと思いはしますが、ルックス的な問題以外の理由としてなんとなく昔から信じているイメージの問題もロトマチックに変える理由のひとつです。

 それはなんというか単に経験的な感覚で、「ロトマチックを付けたギターの方が艶っぽい音がする。」「音域の中でのバランスが良くなる。」という、物量的な体験感覚だけです。
 そして、ゴトーのペグは今ではFenderにも使われる優れたペグですが、一度装着した際にポストに遊びが無さ過ぎてヘッドへの共振が完全になくなってしまい違和感があった経験から、どうも敬遠がちになってしまいました。
 適度な緩さっていうんでしょうか、それが音には必要なんじゃないかと感じますとともに、音への良い影響もルックスとともに加味したいというところです。

明日、KEY渋谷店で装着予定です。

この情報をシェア

COMMENT

何らかのエラーがあり登録できませんでした。
入力に不備があります

・・・・・・・・・

ARCHIVE

TAGS