今日の生存報告日記はお詫びからです。家族のコロナ罹患の関係で来週の稲毛で予定していたライブはぼくたち無しで行われる事になりました。大変申し訳ございません。
もし、いらっしゃる予定をされていた方がおられましたらすみませんでした。
9月末で退職で貧乏になるので千葉県まで演奏に出向いてライブをやる機会はもうないだろうなと思うと残念ですが、家から一歩も出ない父がコロナ感染して寝たきりになってしまっている現状を考えると、普通に健常者がウイルスを家に持ち込んでいるという事で、終わりのない敗北感を感じます…。
さて、今日もネタがないので、夏の使用ギターについて書きたいと思います。
自分の体調や年齢等による劣化にあわせて、以前と比べて使っていくギターも変化しました。
自分の要因としては・・・

「持病投薬の悪影響等もあると思われる体質の変化→腕等のツルッとした塗装面にあたる部分から発汗性の蕁麻疹が発症し、身体中に広がる」
⇒ サラッとした塗装面のギターである必要性

「腰痛・肩凝り・腱鞘炎・心疾患等の影響」
⇒ なるべく軽くて薄いボディーのギター、弱めのテンション、低めの弦高
というところから、ギターをこれからもずっと続けていくには「音の良さ以上に自身の要因をクリアしておくことが重要になって来ました。
そこで、メインとして主役となるギターも以前とは変わっているので、その5台を1台づつ紹介していこうと思います。
第3回目は東戸塚にあるSGTechnologiesのオリジナルトラベルエレキギター「3DPEG」についてです。
【3】SGTechnologies "3DPEG" Travel guitar
※ドラベル用分解型小型ギター
スタイルはスタインバーガーにイメージが似たギターですが、内容はかなり違い、このギターはスーツケースなどに洋服等と一緒に突っ込んで運搬できる可搬性の良さを追求したギターです。
ネックを器具を使わずに簡単に取り外せ、張ったままの弦部分と、ボディー、ネックをバラバラにすることが出来るため、弦部分を上手に丸めて収納すれば、ちょっとしたナップザックくらいのバッグにでも収納できるようになります。
クルマにフル定員乗車の時など、通常のギターならば屋根にキャリアを積んで載せるしかありませんが、これならば狭いトランク部分でも他の荷物と一緒に充分に積めます。
西伊豆でキャンプ時に演奏する事が多くなり、そのスペース的需要と、あとは、野外で小さな音でゲリラライブする際に、なるべく楽器を小さくして、視覚的な威圧感を減少させ、苦情を最小限にとどめたい…という必要から購入しました。
最小限のスペースで運搬…については完璧な性能と言えますが、フレットがローズウッド指板なので湿度や温度変化の影響を受けやすく、あまり野外には向いていなかったのですが…。
まあ、そんなわけで野外の夏はダメですが、春や秋なら良いのかなと思います。
オリジナルの状態からはかなり改変しており、ボリュームをAカーブ、右利きと同じ回転方向へ変更。
トグルスイッチも縦方向に変更(ボリュームとトーンの位置が狭いため)しました。
低域重視のパワフルな2ハムだったピックアップを、フロントはシングルに変更、リアはディマジオのブルースバッカーに変更し、オリジナルのジャズ的なポーンという感じの音よりは硬めになっています。
塗装は艶消しの黒でサラッとした手触りなので、これも蕁麻疹対策バッチリです。
ボディー材はたしかアッシュ、ネックはメイプルにローズウッド指板。ちょっと変わったテールピースユニットや分離型ナットユニットは完全オリジナルな金型屋さん作のもののようです。
ちょっとハイポジションが弾きにくいとか、ヘッドがないのでネックが安定しないとか、形状が持ちにくいなどの問題はあるものの、いわゆる玩具レベルの楽器ではなく、しっかりとした音のする楽器なので、使い勝手は良いと感じています。
購入したばかりの時に撮ったムービーを載せておきます。
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