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「現在の使用ギター(1)」

2024/06/06 08:00

 本日の日記。蒸し暑い嫌な天気が続いてますね。
 さて、以前から申していたとおり、日記に書くネタがなくなったら、今現在使っているギターを紹介させていただくこととしておりましたので、今日から1台づつ書いていきたいと思います。

 自分の体調や年齢等による劣化にあわせて、以前と比べて使っていくギターも変化しました。
 自分の要因としては・・・

1ボタン「持病投薬の悪影響等もあると思われる体質の変化→腕等のツルッとした塗装面にあたる部分から発汗性の蕁麻疹が発症し、身体中に広がる」
  ⇒ サラッとした塗装面のギターである必要性

2ボタン「腰痛・肩凝り・腱鞘炎・心疾患等の影響」
  ⇒ なるべく軽くて薄いボディーのギター、弱めのテンション、低めの弦高

 というところから、ギターをこれからもずっと続けていくには「音の良さ以上に自身の要因をクリアしておくことが重要になって来ました。
 そこで、メインとして主役となるギターも以前とは変わっているので、その5台を1台づつ紹介していこうと思います。
 まず、第1回目は現在、ライブで一番使用頻度が高い2台のGreco(Greco WST-STD)のうち、最初に購入した黒い方のギターを紹介させてください。


【1】Greco WST-STD(黒)
※黒いグレコのテレキャスタータイプ

 現在、一番ライブで使う事が多くなっているギターです。
 重たいFender Telecasterから持ち換えましたが、通常のTelecasterよりもボディーが一回り小さくて薄い仕様です。また、アッシュ材やアルダー材ではなくて軽いバスウッド材ボディーなので、総重量3kgを割るかなり軽いギターです。
 また、Uシェイプのネックの中では非常に薄いネックで、さらには弦高は低く調整可能・テンション(弦の張力)も低めの、小さな手で握力が落ちて来る老人にも優しいとても弾きやすいギターです。
 廉価版のギターなのですが、このギターはその中ではネック材の質など、同一器種の中ではかなり良質なもので(メキシコ製Fenderと同程度かな…)、安っぽいセラミックマグネットのピックアップが搭載されているにも関わらず、そこそこオールラウンドで良い音が出ます。とは言っても、いわゆるTelecasterの音とは違って、アッシュ材のもののようにカーンというようなヌケの良さは無いし、バスウッドボディーはあまり特徴なくフラットでゆったりした立ち上がりの音なので、全体的な音の響きのイメージは、TelecasterとStoratocasterの中間のようなタイム感で、やや柔らかめな音質のイメージがあります。あきらかにFenderとは違う音です。(作っているのはFender Japanと同じダイナ楽器ですが…)
 さらにはボディーもネックもサラサラしたサテン塗装なので、肌の密着があっても汗でヌルヌルになりにくく、蕁麻疹が発症しにくいという利点があります。
 ただ、最近多くなった海岸線での野外ライブという厳しい環境ではローズウッド指板で薄めな塗装は、その日差しや湿度変化、急な小雨等は苦手で、特に雨天ではネックが安定せず、音詰まりを起こしたり、明らかに中高域のトーンが落ち込んでしまうため、現在は良い天気の際にこのギター、野外や変化の多い気候、雨天の際には、このギターと同じギターなのですが、メイプル指板でサンバーストの方を購入して使っています。
 そのようなわけで、今現在、汗をかきやすいこの時期においては、天気の良い日のメインギターとなっているこのギターです。

 ↓購入したときにムービーを撮っていましたので、気になる方は覗いてやってください。

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