新曲「音人」をSongのページにアップしました。「音人」と書いて「オトナ」と読みます。
ぼくが音楽を続ける限りなれなかったもの・・・それは62歳になる今もなれない「オトナ」というものなのかな・・・。
今回はステージでの余興のぼくの歌う歌ですので、そんなに力を入れた曲ではないし、販売予定はしていないあくまで余興の曲ですから、曲の一部ではなく、まる一曲MP3をアップしています。
ぼくの歌っている曲なので特に面白いわけでもない普通のバラード曲ですが、よろしかったら聞いてやってください。
https://www.ltm.jp/lists/artists/bmwd
けっこう駆け足の録音で、ライブをやった直後の一昨々日にベースとドラムのアレンジを考え、一昨日歌詞を作って繰り返しを決め、昨日録音したという、作詞作曲から3日間で録音まで終了と、けっこうインスタント仕上げな一曲であります。
さて、ぼくは30歳から33歳までの間、完全に音楽をやめ、ギターもほぼ手放してまったく弾くことなく、クルマからはカーステレオもはずして音楽から離れようとした期間がありましたが、その時はなんというか、それこそ「生まれた子どもたちのため、自分のやりたい事は諦めて立派な社会人に、ちゃんとしたオトナになろう」と思っての事だったのですが、友人の結婚式の際に昔のバンドメンバーに誘われてギターを弾いたらもう・・・(笑)、またギターをやめられなくなってしまいました。
なんというか、ぼくにとって音楽(エレキギター)は「ことも心の麻薬」みたいなもので、17歳からほぼ変わっていない自分の表現が継続している感じです。
そういった意味で、ぼくにとって音楽とピーターパンは近しい感覚のものだと思います。
経済的な理由で仕方ありませんが・・・、今年の9月には62歳になり、その3年後の9月には定年再雇用も終了して無収入となり、医療費の支払いがやっとこさの人より10年近く加入期間が短い少ない額の年金生活者になるため、65歳以降はどうあがいてもバンド活動は不可能になるでしょう・・・。
また、細々とではありますが、15歳頃からエレキギターを弾きはじめて半世紀近く弾き続けて来れたことに感謝しつつも、期待してくださっていた方もそれなりに居られたのに、まったく全然期待に応えることができなかった自分の不甲斐なさも感じ、そんな寂しい気持ちや、それでも残されたあと3年の間になりますが、気持ちを込めてギターを弾きたいな・・・ということを歌にしたのが新曲「音人(オトナ)」です。
いやぁ、多分、皆さんが聴いてくださっても地味な曲だし、ホントにライブの余興的な意味合いの曲なので面白くないかとは思いますが、よろしかったら・・・ということで。
ギターはFender PlayerシリーズのTelecaster、ベースはFender USA Mustang Bassを使いました。
ギターシンセも2音色使いました。
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