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コバーンさん

2019/10/18 17:00

 今日はぼくらが先方の主宰ライブに出させていただいているコバーンさんについて、知り合った状況等を含めて紹介させていただきたいと思います。また後日、こちらもぼくらを出演させてくださっている川崎のホテルでのライブを主宰されている橋向さんについても書いてみたいと思っています。

 今回は明後日のコバーン・デイに出演させていただくので、コバーンさんということで・・・。

偶数月の日曜日1日、吉野町のライブバーこびとさんで開催する「コバーン・デイ」の主催者コバーンさんとは2007年~2008年くらいだったと思いますが、野毛のハッピージャックというお店で対バンで組まれた時からのお付き合いで、その後、こちらの主催ライブにも何度も出ていただいていますし、コバーンさん主催のライブにも出させていただいています。
たまにうちのライブを見に来てくださったりもします。

 さて、どんなミュージシャンなのかというと、とにかく最初に見た時からかなりなインパクトで、モヒカン頭でなんとなく爬虫類を思わせるルックスでデビッドボウイのような振り付けで生ギター1本で難しいボサノヴァのようなコードをガットギターではなくてマーチンの普通の生ギターを付け爪でジャラ弾きし、息を吸いながら歌っているような不思議な不明瞭でかわったメロディアスなボーカルの、そんなルックスでありながらそれでいてけっこう文学的で理知的な歌詞の・・・もう何を言っているのか自分でもわかりませんが、本当にそんな感じなのがコバーンさんです。
 刑事コバーンでも、ジェイムスコバーンでも、小判でも、カートコバーンでもなく、「コバやん」が訛って「コバーン」になったそうです。
 ぼく的には代表曲は「よろずメカどころ、よろメック」ですね。ムービーがYoutubeにも載っているので見てあげてくださいね。ぼくの言ってることが「本当だ」とわかりますよ。

 よく街を歩いているとコバーンさんの別宅「KOBAN」がありますよね。。。部屋に泊めてくれるけど、そいつは「逮捕された」っていうことですけどね(笑)
 そういえば、コバーンさんはなんとなく天才バカボンの「目玉のお巡りさん」にも似ているように感じるのはぼくだけでしょうか。。。

 とにかく、もの凄く個性的でおもしろいコバーンさんは、アイドル歌謡曲等もレパートリーに入れてポップにやっているつもりかもしれませんが、その複雑怪奇なアレンジから、たぶんあまり素人ウケはせず、なんじゃこりゃ~とウケてしまうのは玄人の人だろうなぁと思いますので、誰もが受け入れるサウンドではないと思うものの、一度はまったら抜けられない魔力のあるミュージシャンです。ぼく的にはかなりツボなミュージシャンです。
 言葉で表現するといろいろあるなぁ~。緊張感のある眠気・・・とか、スターウォーズの映画に出て来るエイリアンたちと一緒にノーメイクで宇宙の飲み屋にいて違和感のない不思議な人・・・みたいな・・・。

 さらにコバーンさんの面白いところは、ギターの弾き語りとバンドをやっていてご自分が歌われている方は、歌こそが音楽の主体で演奏楽器は歌の盛り上げ役(バック)だと考えている方がほとんどだと思いますが、コバーンさんは弾き語りでもバンドだ・・・という意識を持った演奏スタイルで、アレンジやアンサンブルの中に歌もある・・・というバンド志向な考えで弾き語りをされているようです。
 ここのところはぼくにとっては重要で、歌が無い音楽は音楽じゃない・・・とも思っていないけれど、ボーカル入りの音楽の方がわかりやすくて好き。
ボーカルは演奏全体がイメージ化する世界を具体的に言葉化してわかりやすいものにしていくのが務めで、主体はバンドによってギターだったりキーボードだったりベースだったりもするけれど、ボーカルはスポークスマンのような存在だと考えているぼくにとっては同じ理解ができる弾き語りです。

 そんなコバーンさんが主宰する明後日(10月20日(日)昼12時30分~横浜市営地下鉄吉野町駅そば「ライブバーこびとさん」)でのライブ、たぶんぼくたちはトップバッターかと思いますが、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいませ。

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