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9月18日のライブ報告

2016/09/20 00:00

 9月18日のライブ報告です。

 会場の”Sammy’s Hawaiian Cafe”の最大許容人数は17席。メンバーや家族で6人、対バンのNAIさんはいつもどおり同窓生のお客様を5人呼んでくださいました。
 そして、ぼくらのお客様ですが3人。いや、たった3人ではありますが、今回は「たった」ではなく、「ウルトラ特別に貴重な3人」でした。合計14席・・・とりあえずギリギリ及第点。。。(以前からお話していますように、自分たちの集客がゼロになった際にはライブ活動を終了するつもりで活動しています。)

 正直、このSammy’sのある六角橋商店街の顔「花屋洋品店」の店主は来ていただけると思っていたので、今回はその1名だけだと思っていました。
 CDは2枚も買ってくださり、出演者全員に飲み物をおごり、うちの家族の飲み代までおごって行ってくださいました。。。いつも良くしていただいて本当にすみません。

 お身体の調子がすぐれないオズさんも無理をおして来てくださいました。かなりきつそうなのにニコニコとしてくださり・・・。
 実はぼくも前日からどうも体調が優れず、ずっと演奏中に立っていられるだろうか・・・と、やや不安に思ってしまっていたのですが、調子が悪いのに来てくださったオズさんにお会いしたらまるで神様から力をいただいたような・・・(笑)、体調はすこぶる良くなっていい感じで演奏させてもらっちゃいました。
 なんでしょう。。。人は心が陰に向かうと身体もダメになるという感じがありますが、とくに明るい性格だとかそういうのではなくて、勇気をいただいたというか、まるで雨の日のワイパーのような方がおられ、他人に力を与えてくれているのです。
 本来は音楽やってる方がそうならなくてはいけないはずなのに、この日はぼくが助けられちゃいました。

 とどめはなんと山形から山形さんが来てくださり、一気にぼくらのテンションが上がりました。仕事にかこつけて・・・とは言っても山形は超遠いです。大感謝!
 ベースアンプ見て「あっ、オレこれ買うわ」とか、帰り際にはいろいろ山形のラフランスの美味しい時期だとかの話をして「送るから楽しみに待っててね」とおっしゃって帰られました。

 山形さんは以前のsiloam時代にFenderギター・ベースでの演奏は見ていたので、本当だったらGibson SGのコンビネーションで演奏した方が目新しくて面白かったとは思うのですが、この日の企画として「4~5年ぶりの久々にFenderギター・ベースで演奏する」と言っていた関係上、そう出来ませんでした。
 ライブ後は率直なご意見で、「ライブの後半(続・人形大戦組曲)はFenderでバッチリだったけど、ライブの前半(人形大戦組曲)はオーディオ的にキレイに聴こえ過ぎちゃってもっと迫力が欲しかったのでGibsonが良かったなぁ」と言われてしまいました。いやはや、ごもっともで、ぼく自身も演奏していてそう思いました。

 そんなわけで、やはりこのユニットでは基本Gibson SGを中心にプレイし、たとえば、続・人形大戦組曲のみのライブ(約35分~40分)があった時にはFenderでプレイすることも検討・・・とした方が良いのかな・・・と思いました。

 でも、Fender Telecasterは個人的にはコントロールしやすく、音色の幅はGibson SGよりもかなり広く演奏できました。
 もう機会はほとんどないかもしれませんが、ライブ最後の曲「大切にしたいもの」についてはぼくが昔(30年以上前)加入していた”Kenmi MissTones”で考えてきたアレンジに近いものとしており、今回はTelecasterで演奏したため、もし当時、Kenmi MissTonesのサウンドを気に入ってくださっていた方がおられれば、9月18日のライブでのこの曲の演奏は絶対に気に入ってくださったのでしょうが、残念ながらバンドの中では社会から落ちこぼれたぼくですから、その当時のファンの方々はぼくにはあまり興味をもってくださっていないのでいらしてはいただけません。
 Fender使用ライブ、Kenmi MissTonesファンに聞いてほしかった・・・心残りはそれだけですね(笑)

 次のライブは同じ東横線白楽駅・六角橋商店街の”Sammy’s Hawaiian Cafe”で12月のいづれかの日曜日、または12月がダメなら来年1月のいづれかの日曜日にやる計画で考えています。その際はまたGibson SGにギターは戻すと思います。

 Fender Telecasterはぼくにとって過去を総括するギターだったのかな・・・。
個人的には一番音づくりもしやすいし音色幅も広く作れるギターですし、こもらずにストレートで音程がわかりやすい音なので美妃も歌いやすいと言っていますが、どうも自分にとっては過去に向かってしまうというか、過去の一時点で時が止まってしまっているようで・・・。
けれども、もうその当時のお客様は居てくださらないのだし、自分も夢を追って生きている年齢ではなくなってしまいました。。。この歳では未来もないけど、過去に自分を葬ったところでぼくの過去には栄光などなく「結果は失敗」しか残っていないのだから、過去を眺めても意味はありません。
今のぼくは、明日は解散してしまうかもしれないと思いながら今日だけをみて今日を頑張るしかないわけで、過去とか明日ではなく、今だけに集中するだけなんだな・・・と改めて思いました。

Telecasterは大好きですが、ぼくにとってはあと一歩及ばなかった夢の後・・・そんな記憶が先行してしまうギターなのかもしれません。先日購入したG&Lは強烈に素晴らしいギターではありますが、今のアンプ器材条件にはとてもマッチしない部分がありました(録音をメインに、良いPA環境のライブ時のみ使えそうです)。Gibson SGは今の体調に優しく軽くて、今の使用条件に合ったギターであり、今の合理性に合致したギター。
そういった意味では、やはりSGを主に使っていくべきだなと思いました。

それから、カスタムショップ製のSG Standard VOSについてはネックが気候に敏感過ぎて不調になることが多いため、ライブでの使用はSG ‘60s Tributeばかりになっていて、それならば売却してしまおうか・・・とも考えたのですが、ペグ等を改造していてペグ穴を広げてしまったため元に戻せないため売却しても安く買い叩かれることがわかったので、じゃあということで使い倒してしまおうと思いました。

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