12月24日(日)の夜に渋谷マホガニーでコバーンさんと一緒にクリスマスライブを行う予定ですが、これまでどおりのすべての楽器及び歌をPAに直挿しする方法では、前回のマホガニーでのライブでPAがやや限界いっぱいいっぱいの状態で、ギターソロの際にピリピリと音を上げていました。
このままでは、いつかPAを飛ばしてしまう・・・ということで検討しました。
でもどうせなら、渋谷マホガニーでの対応だけでなく、使用器材の多様化(更なる小型化と簡略化)のバリエーションとしても考えていこうと、今日は実験してみました。↓(アドレスをクリックするとムービーページが開きます。)
http://twitcasting.tv/masakazuakutsu/movie/413248110
以前使っていたVOXのマルチエフェクターですが、スイッチの調子が悪くなって使うのをやめていましたが、久々に使ってみたら調子良かったので使ってみることに・・・。
ただ、アンプシミュレーションについては最近はずっとアナログで品位の高いサンズアンプを使ってしまっていたので、低品位なデジタルの歪みには戻れず、サンズアンプとの併用で、空間系エフェクトとボリュームのコントロールペダルとして使うこととしました。
ボリュームを大きくしていくと音質の劣化がやや気になるものの、まぁなんとか許容範囲内です。
そんなわけで、渋谷マホガニーではムービーのとおり、小型ギターアンプを使用します。
たぶん、地元六角橋のSammy’s Hawaiian Cafeのライブでもギターアンプを使うことになると思いますが、その他の大きなPAがある場所や、モニター環境を把握していない場所ではアンプを使わずにPA直挿しで使用していくつもりです。
とりあえず、11月12日の川崎ティーンスピリッツでのライブでは、コンパクト化を目指して「サンズアンプ→VOXマルチ→PA」でやってみようと思います。
さて、ムービーで「空飛ぶ自転車」を演奏していますが、なぜこの曲を演奏してみたのかと申しますと、「ぼくはGibson系ギターではフロントをフルボリュームで使うのが苦手で、明瞭感がなくブーブーうなってしまうということが多いのですが、このGibson SG Faded 2017 Tについてだけは、しっかりフロントフルボリュームでも明瞭感のあるソロが弾けました。」というところを表してみたつもりです。
Gibson SG Faded 2017 Tは、SG最下位グレードの廉価版ギターで、Gibsonらしいマホガニー材のネックではなく、メイプル材で作られたギターですが、その材の違い故にフロント側のピックアップの音色に明瞭感があってぼくにとっては使いやすい音になりました。
リアの音はマホガニーネックのギターの方が倍音の感じなど、全然いいかなとは思いますが、フロントが使いやすく、かつ、フロントとリアのバランスもコントロールし易い音色であることを考えると、メイプルネックのSGはぼくにとってはなかなか実践的なギターだなと思います。
先日のブログで書きましたとおり、ペグをグローバーに換えましたが、思っていたとおりの効果で、チューニングメーターの針も安定したし、音が艶っぽくなって各弦のバランスも良くなりました。
それから、不思議なことに他に所持する5台のSGについては、どこか1ヶ所はデッドポイントがあるのですが、この廉価版モデルにはデッドポイントがありません。
面白いですね(笑)
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