なんと、連休真っただ中、渋谷マホガニーでライブの9月17日(日)18時~は台風直撃の可能性がぁ。。。
雨の中楽器運ぶの嫌だなぁ~。ってか、その天気でライブにお客様がご来場いただけるのか・・・不安~。。。
でも、考えようによっては「秋の行楽で旅行しようと思っていた方が台風で旅行を取りやめてライブに来てくれる」とか、「テーマパークに行くつもりだったけど悪天候なので取りやめてライブに来ていただける」なんていうことが期待できるかもしれない。。。
いや、超消極的な発想では、「悪天候だったからお客さんの集まりが悪い」と、マスターへの言い訳がたつかも・・・(苦笑)
いずれにしろ、予定がなくなったから来るとか、天気が悪いせいで・・・とか、本当に魅力的なライブをやってお客さんに期待されていたならば考えるような事でないですね。。。
さて、今回のマホガニーのライブでは、前回のライブからいくつか改善点を考えて実施していこうと思っています。
改善点のひとつめとしては、「客席側は窓があって明るいが、演奏場所は暗くて見ているお客様は演奏者が見づらい。」という点。
うちにレール取付型のスポット照明がひとつあるので、それを何となくステージに向けて点灯させてみるつもりです。
二つめは、前回は音通りを考えて高い位置にスピーカーを設置したのですが、どうもまわってしまったり、ハウリングしやすかったりしたため、かえって座ってお聴きいただいている方の耳位置より低い位置にスピーカーをセットして、パワーよりも聴きやすさを重視してみたいと思います。
そんな些細な改善点ではありますが、とにかくトライ&エラーの繰り返しで理想の音に出来るよう頑張りたいと思います。
ライブは生物で、まさに完成よりも実験ですね。実験し続ける自分でありたいと思います。
ぜひライブ、遊びにいらしてくださいね。
さぁ、ここからは写真の話題です。(やっとか・・・(笑))
写真のアイバニーズのピックですが、なぜこれを買ったのかと言いますと「1.2mmのピックなのにビニールのような素材で出来ており、グニャグニャに柔らかい」からです。
要は、まるで親指で弦を弾いているような音でピック弾きが出来る・・・というところです。
クラシックギターの使用を考えていたりして、けれど指弾きは苦手なのでピックで弾く手段はないかと模索していた感もありました。
しかしそれ以上に、握力が年々衰えて張りのある弦がどんどん弾けなくなってきている自分は、数年前に購入したエレキ弦を張る高級エレアコのVG EAR-01の標準推奨弦は010~のセットなのですが、いろいろ弦を変えるのが面倒なこともあり、エレキの弦が切れた時用に買っている安価な009~042の弦を張ってしまっていました。
また、なるべく弦高を低くしたくて、良い牛骨のブリッジから安いプラのブリッジに取り換えてやすりで削って低めにしていました。(それでも自分にとっては高い(笑))
そうすると特に弦の力量不足で音に余力がないというか、トップが鳴り過ぎるくらい良く鳴るギターでもあるため、強く弾くと弦に余裕がないためにガチャガチャピキーンとちぎれそうな音になってしまい困っていました。
また、弦高と弦の硬さが釣り合わないというか・・・、いえ、ぼくはグニャグニャの方が好きなのですが、それにしても抑えるタイミングと弾くタイミングに違和感があり、どうしても抑える前にピッキングしてしまうような傾向がありました。
009~042の弦、ふつうのセルロイドのピックではどうも良い音になりません。しかし、この写真のグニャグニャのピックで弾くと、どうしたことか、そういった不都合は一瞬ですべて吹っ飛び、ピッキングのピッチもビタッと合うではありませんか。。。
強く弾き過ぎてしまっても、このグニャグニャさだと強い当たりにはならないので弦は悲鳴をあげないし、弦にピックが当たってゆっくりと弾き終わる(グニャグニャなので・・・)ために、抑える時にピッチ遅れしにくいのです。
また、これだけ柔らかな音色であればナイロン弦にもバッチリ対応できるはずです。
凄いぞ、アイバニーズのグニャグニャピック!
さらには、あとからわかったことですが、購入した楽器屋さんでは1枚100円(税込108円)でこのピックを購入したのですが、同じ店のネット販売で150円(税込162円)で売られているではありませんか。。。
わー、得した(笑)
エレキギターではとても使い物にならないと思われるピックですが、ぼくのようなアコースティックが苦手なプレイヤーがアコースティックを使うには必須アイテムなピックかもしれません。
これで俄然、バンドでのアコースティックのみの組曲作成の可能性も広がって来ました。
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