以前はいろんな音が出て楽しいし、キーボードプレイヤーの代わりをギタリストが出来ると重宝に使っていたギターシンセサイザーですが、木曜日の夜に引っ張り出して使ってみたらちっとも弾いていて楽しくない・・・。
いえね、ぼくの場合は平日は仕事で脳も手先も鈍っていて、ちゃんと考えられないということもあるのですが、今度の9月17日夜に渋谷マホガニーで開催するライブに間に合わせて1曲追加したいと考えているため、ドラムとキーボードのオケのデータを先週内に作らねばなりませんでした。(3人で土曜日に練習する必要もあるので・・・)
キーボードプレイヤーのいない自分たちにとっては、オケ作成録音時にギターシンセは必要不可欠ではあるのですが・・・、レイテンシー(デジタル楽器にありがちな発音の遅れ)が気になってしまうのと、ピックアップの感度が落ちてきているのか、鍵盤楽器の音でヒラヒラ音が裏返ってしまったり、音が出なかったりと不愉快な気分で弾いたためかと思います。
特に今回ベースとギター以外のオケづくりをしているテンポの速い曲では音の遅れが激しく感じて嫌な感じになります。
で、結局ギターシンセではレイテンシーが少なめの12弦のフォークギターの音色でのジャラ弾きだけを録音。。。
こう感じるようになったのは、ギターエフェクターとしてエレクトロハーモニクス社から発売されている「Key9」「Mel9」を購入したためです。
「Key9」は普通のエレキギターにエフェクターとして接続すると、数種のエレクトリックピアノの音色か、オルガンまたはビブラフォンのような音色でギタープレイできるという代物。今回もオルガンとエレピで使ってみました。
音はギターシンセのようにデジタルらしく前に出る音ではないし、あくまでもギターエフェクターの範疇でクウォリティは高くないのですが、レイテンシーはありませんので速い曲でも充分に使えます。
で、「Mel9」は使わなかったのですが、なぜ使わなかったのかと言いますと「音が出なくなってしまった」からです(泣)
「Mel9」はメロトロンを模した音で、フルートとかあのビートルズのストロベリーフィールズフォエバーを思わせる魅力的な音だし、コーラスも重厚で使える音だし、とても魅力的なエフェクターですが、なぜか音が出ない・・・。
修理に出さないといけません。。。ガッカリ。。。
このシリーズで、生弦楽器の「~9」も発売してくれたら絶対に買いますね~。
たとえばこんな音色のセットだったら嬉しいです。
1.マーチンのアコギター(D-28等)
2.12弦アコースティクギター
3.ガットギター
4.バンジョー
5.イスラムギター(サズ)
6.マンドリン
7.イランのタンブール
8.キルギスのコムズ
9.エジプトのウード
いやぁ、こんなのあったらライブでも使いますよ~。作ってくれないかな(笑)
それはそれとして、ちょっとキーボードパートは不本意なところはありますが、なんとかオケ制作は間に合ったので、9月17日夜の渋谷マホガニーでのライブ、オリジナルでなくてアレンジものですが1曲追加出来そうです。
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