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「チャイハネの服」

2021/03/20 01:00

 写真は2002年に作った自主制作CDのジャケットですが、その時の音楽の話ではなくて洋服の話です。(音楽的には自分が作ったアルバムの中で一番優れていたかもしれませんが、今回は衣装としてのお気に入り写真として載せました。)
 ぼくがチャイハネで買った服の中で一番気に入っているクルタで写真に写っています。

 1980年代の終わり頃だったかな…。30歳直前くらいだった頃…はじめて中華街に出来たばかりのチャイハネでクルタとか民族風の服を買い始めたのは…。

 最初は、単に急激に太ってしまい、家着は楽なゆるいカッコをしたいと思ったからでした。
 一旦ギターをやめて3年経ち、1993年末に音楽活動を再開した時には、チャイハネで売っていたお土産品玩具レベルの民族楽器をチョコチョコ買っては録音や作曲に使うようになり、フリーマーケットに出店して、その民族楽器で演奏したり、超小音量でミニエレキギターを弾いたりしながら自主制作CDを販売していました。
当然、着ていた服は動きやすいチャイハネの服でした。

 2000~2002年まではギターではなく、トルコのジュラという三味線のような楽器をチューニングを低くしたものを人前で弾くメインの楽器にしていましたので、洋服では合わないため、チャイハネの服を着て演奏していました。

 2003年以後はまた普通のエレキバンド音楽に戻り、美妃がボーカルに加入してからは白黒を基調にしたスーツやジャケット、トックリのセーター等、当たり前のカッコが多くなりましたが、そうでない時はやはりチャイハネ物が多いぼくの演奏衣装です。

 しかし、数十年も経つとチャイハネ自体の服もかなり変わってしまい、昔のようにシンプルでいながら独特なものはあまりラインナップされなくなり、1990年代に売っていたものが一番好みだった自分とすれば、ちょっと寂しく感じます。

 そんなわけで、4月のライブでは、4月といえば桜の季節ということもあり、当時購入して今も気に入っている写真の桜色の古いチャイハネの服を着てライブしたいと思います。(62歳になる年齢の爺さんが桜色ですよ…(笑))

 トータルイメージとしては「春らしく」かな…。

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