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「夢のSG改造を考えてみる」

2021/04/14 16:00

 写真下の改造してテレキャスターのフロント用ピックアップを追加したSG juniorを手にしてから、他のGibsonギターには興味がわかなくなるくらい気に入っていますが(次の5月第一日曜日のライブでもそれを使うつもりですが…)、実は、出力された音とするとSG juniorが一番好みではあるものの、写真上のSG Fadedは、メイプルネックによる速い音の立ち上がりや、硬めな音、弾きやすさについてSG juniorを上まわっていて、ハムバッキングピックアップは扱いにくいからという理由だけで「売却対象ギター」にしてしまうのはもったいないなぁと感じています。

 でも、やはりSG juniorの改造を終えて、ぼくの理想のギターピックアップレイアウトは、リアはP90、フロントはテレキャスター用(またはメロディメーカーなどの低出力シングルコイルピックアップ)な事がハッキリわかっており、いわゆるハムバッキングピックアップでは多彩な音色を出力出来ずに単調なプレイになってしまうというぼくの特徴はハッキリしています。

 でも、もし、もしもですが、宝くじが当たって5~6万円の浮いたお金が出来る時があったのなら…、このSG Fadedはラージピックガードのモデルなので、ピックアップにあわせて特注でピックガードを作ってもらえれば、メイプルネックの利点が活かされて最高に自分にあったSGを作れるのではないか…と感じました。

 さあ、ここからは「たら、れば」な夢の話です…。

 ピックアップについては、フロントはカバードのテレキャスター用ピックアップ、リアは通常のハムバッキングピックアップと同じサイズで作られているP90タイプで決まりです。
 音量バランスは悪くて結構。それがぼくにはベストバランスである事はSG juniorが証明してくれています。

 さて、さらに考えたのですが、ぼくには2ボリューム2トーンの必要はありません。少なくともトーンというものはカットした事が無いのでぼくには無用のコントロールです。

 そこで、ピックアップごとのボリュームであるGibson系と、マスターボリュームとなっているFender系の「おいしいところ取り」なギターは作れないのかな・・・と考えました。

 ピックアップ個々のボリュームコントロールに加えて、その後段にマスターボリュームを置いたら・・・、個々のボリュームを全開でマスターボーリュームのみでコントロールすればFender的にミックストーンを中心に使えるし、マスターボリュームを全開で個々のボリュームをコントロールすればGibsonらしく個々のピックアップ音色を選択できるので、個々のボリューム+マスターボリュームの3ボリュームにしたら理想的なのではないか・・・と発想しました。

(1) 具体的な使い勝手としては、歪み音色とクリーントーンを何度も即座に切り替える必要のある曲をプレイする場合、マスターボリュームは全開のままで、歪みトーンは全開ボリュームのリア、クリーントーンは30%ボリューム程度にセットしたフロントとし、瞬時にピックアップセレクトで歪みとクリーンを弾きわける。

(2) 微妙なバランスのミックストーンを各ピックアップのボリュームで設定して、その1音色のブースト・カットをマスターボーリュームで行う、完全オリジナルなミックストーンでの演奏。(Gibsonらしいミックストーンの作り方をしながら、最終段ではFenderのようなコントロールの仕方でプレイするという、ぼくがやってみたいコントロール。)

(3) 各ピックアップボリュームは全開にしておいて、マスターボリュームのみで各ピックアップとミックストーンをコントロール。(改造SG Junior同様の、GibsonでありながらFender同様のボリュームコントロール。)

 2ボリューム+マスターボリュームにすると、こんなに多彩な使い方もできちゃうわけです。

 さらにはピックガードも作り直しになるので、単なる黒の3プライじゃないものにしたいな…。
深緑の1プライとか、ミラーとか…、うーむ、ミラーかアルミとかの光ものがいいかな…。
 P90タイプもクロームのカバードにして、フロントもテレキャスのカバードならばギンギンに銀色だし…。

 もし、お金が入る機会があったら(無いと思うけど…)、ぜひやってみたい改造です。

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