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片倉うさぎ山公園プレイパーク

2014/11/05 17:40

 横浜市営地下鉄「片倉町」駅から徒歩10〜15分くらいのところにある「ウサギ山公園」で、小さな子どもたちの遊びを目的としたプレイパークが行われています。

http://usagiyama-pp.net/sub4.html


 11月16日(日)はフリーマーケットなども含んだこども祭りを実施するようで、主催者側より我"Beware of Moving Wax doll"に出演依頼がありました。
 午後2時から演奏せよということです。
 こちらとしてはセッティング込で25分(実質20分)やらせて欲しい(短い組曲1曲)とお願いしていますが、実際に何分演奏させてもらえるのかはまだ決定していません。

 1組曲が通しでやれないとストーリーがなくなってしまうので、セッティング込25分(実質演奏20分)が出来なければ辞退することにはなってはしまいますが、今までのところは出演する方向で考えています。

 なぜ我ユニットに出演依頼があったのか。。。ですが、以前(と言っても10年以上前の話になりますが…)、違う公園で同様な活動を主催の方が行っていた際、こどもの幼稚園繋がりで演奏したことがありました。
 さらに、最近、下の娘の卒論制作で主催の方のお力を拝借した際、下の娘に「やってくれるか?」という話があったためです。

 当時は"Wonder Boys"でしたが、フリーマーケットで玩具の楽器を使って蚊の鳴くような小さな音で演奏していたので、また、こどもウケにも非常に自信をもっていたため、通常ロックバンドが演奏など出来ないような環境の中であっても我々には丁度良い演奏場所でした。

 当時、使った楽器は工夫と製作の連続でした。
 幼児用玩具のドラムに響き線を張ったり、破れたスプラッシュシンバルで作ったミニハイハットを追加したりしてドラムらしきものを作りました。音量は普通のドラムの1/100にも満たない音量でした。

 ギターもベースも電池で使えるピグノーズアンプを使用し、ボーカルはマイク無しの生声でした。
 小さな演奏場所でくっつきあって演奏するため、ギター・ベース・キーボードもミニチュアサイズのものを使いました。

 はてさて、今も同じような事が出来るのか…。
 残念ながら当時の器材は残っていませんからそれは無理ですし、ドラマーもキーボードプレイヤーもいないため、あくまでもオケに合わせた演奏ですから、「あまりにも小さな音の生演奏」という面白みは作れないと思います。

 ただ、環境は住宅地に囲まれた公園ですから、ほとんど真ん前に来なければ聴こえない…程度の演奏音量にしなければなりません。
 要は「自分たちで演奏する音がモニターできる限界まで小さな音」での演奏でなければならない点のみが以前と同じ…という環境です。

 で、どんな楽器で演奏するべきか…考えてみました。

 ある程度、出力のある機器で余裕をもって鳴らす方が音色も良くて雑音になりにくい…ということはあるのですが、あえてその方向とは逆に「おもちゃっぽく、極小サイズ、極小音量でみじめなほどカサカサな音で。」と、現時点では考えています。
 それが写真の楽器(アンプセット)です。

 ボーカルはほぼ生声ですが、リバーブやディレイの効果のためにマイクを使う方向。
 そして、そのボーカルとリズムトラックのオケ、さらにはベースを2.5W×2のRoland Mobile Cubeから出力。
 ギターはマルチエフェクターを介してピーク3W(1.5W)の手の平アンプOrange Micro Crushを使おうかと思っています。

 電池式20WPAのRoland BA-55も持っているのですが、これをオケとボーカルの出力に充てた場合、これに見合った音色で出力するギターアンプが無いため、電池式のミキサーを介してすべての楽器を入力することになり、セッティングの手間と時間がかかってしまう悪い点があります。
 また、やはり「いかにも大きな音が出そう。」と見えるアンプより、「煩い」と苦情を言おうと思った人が見た時、ラジカセより小さいPA、手の平に軽く乗るオモチャ(マスコット)のギターアンプを見たら「こんなものに煩いと苦情を言ったら神経を疑われる。」と気づいてくれる可能性もあるでしょう。

 当然、現地公園周辺はは環境基本法第16条第1項の規定に基づくBまたはC地域に該当するので、念のため、公園の敷地外でB地域昼間の騒音基準55デシベル以下、C地域の60デシベル以下に音量がなるように抑えることが、苦情を言われた場合の正当性を主張する手段でもあると思いますが、その問題以上に「見た目」は大きいのではないかと思います。

 まだ器材を決定したわけではありませんが、また、この楽器では、周囲がかなり静かでないと自分たちが演奏の音をモニターできないし、手前10m以内でないと演奏が聞こえない…という程度になるかと思いますので、周囲が盛り上がってしまっていたら「残念でした…」ということになります(笑)。

 いづれにしろ、どれだけ子どもたちが聴いてくれるのか、以前のように飛んだり跳ねたりしながら楽しんで聴いてもらえるのか、楽しみにしたいと思います。
 カッコはピンポンパンみたいなカッコがいいかな。。。

追伸:
 メンバーで演奏してみたところ、やっぱりギターアンプは歪んでしまうため、Street man 10という、もう少し大きいアンプをギターに使うことにしました。

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