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「妖精対戦」録音終了

2016/05/17 00:00

 5/15(日)に、すでに演奏は録音済みとなっていた新曲「妖精対戦」のボーカルを録音しました。

 ボーカル美妃にとってははじめてのリズムもの・・・。
 歌詞は字余りやゴロが悪かったり、前段の重複があったりと、パッとしない出来でしたが、あえて修正せず、美妃がつくったままで録音しました。
 エンディングに付け足した部分については、すべてぼくが歌詞も考えましたが・・・。

 実はsiloam時代の歌詞はすべてぼくが手直ししていましたが、BMWdになってからの歌詞についてはすべて美妃にまかせて修正はしていません。

 なぜ若干出来が悪い歌詞でも修正しないのかというと、ぼくが直すとぼくの意図ばかりが目立ち、子どもらしさが損なわれる・・・というか、自分自身が面白くないのです。自分が歌うものを娘に歌わせている・・・というような感じが強くなってしまうのがつまらないわけで・・・。
 出来はどうであれ、娘は娘らしくあった方が良いと思うのです。それでやや出来が悪い歌詞でも「そのまま」にしました。
 文節が変で語呂がわからなく聴こえるところや、同じ語句が繰り返し使われていて聴きにくいなどの問題はあります。
 けれどもあえて直さずに、その人らしさで通すことにしました。

 また、今回の「続・人形大戦」組曲については、単独で販売したりせずに、「人形大戦」組曲とカップリングであくまでオマケとして販売するつもりですから、商品的な価値観はイマイチでもいいかな・・・なんていう気持ちも若干あったりするかもしれません。

 まあ、そうでなければ『「続・人形大戦」組曲は、今までやったことのない曲想の曲ばかりでいこう。』なんていう目標はたてないですよね。
 とはいえ、今まで自分たちがやって来たものも載せ込んでの上での「今までやらなかった(興味のなかったも含む)曲想」なので、半々ですかね~。

「1.妖精の人形工場」は、ジブリ映画のイメージとエンヤのイメージを併せた感じのワルツを狙いましたが、解放弦を使う関係でちょっとキーが高かったかな?という失敗はありましたが、まあまあ思ったとおりになりました。

「2.秘密の扉」は、一時期のテクノポップ(当時はまったく興味なかったのですが・・・)をイメージし、それにぼくらがいつも普通にアレンジに加えているエルトンジョンのロックンロール風なアレンジとを組み合わせました。サビのディレイがくどいという失敗はあるものの、全体としては面白い感じになりました。

「3.電池と魔法そしてクルマ」は、ソルバイやカーディガンズのようなスウェーデンポップをイメージして作りました。が・・・、・・・っていうか、フュージョンっぽいロック?みたいになっちゃった感もあります。けど、今回の組曲の中では一番ポップな曲に仕上がりました。

「4.ホワイトファルコン」は、ボーカル美妃がバンドに加入する前の1990年代のぼくたちのバンド"Wonder Boys"のイメージで作ってみました。飛翔感のある曲なのにテンポ鈍いです(笑)。メロトロンのフルート音色風の音が当時のぼくたちのバンド"Wonder Boys"のイメージをつくっています。

 そして今回の録音「5.妖精対戦」ですが、今回は美妃が歌ったことのないファンキーな曲を!というコンセプトで曲作りしました。しかし、なにをファンキーというかは難しいですが、ぼくらの場合はやっぱりソウルっぽいものと考えました。

 また、歌にはじめてドライブのかかったエフェクターをかけて録音しました。歪みはデフォルトより抑えて録音しましたが、ややメガホンみたいな音色になりました。

 この曲は2曲を1曲につなげた曲になっていて、1週間前に録音した3拍子の静かな小曲をエンディングにつなげて完成しました。

 じつは、その小曲部分がこの組曲の中心になる部分となっています。


 さて、あと1曲で組曲完成。
 繰り返しは決まっていないけど、Aメロ・中サビ・サビのメロディは決まったし、あとはエンディングをどうするか決めて、歌詞を考えるのみです。

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